何のために起き上がるのか?
起き上がりの1歩目が踏切足になっていますか?
こんにちは、Atsuya です。
今回は2020年2月8日に行ったGK自主練会のトレーニング内容についてブログを書いていきます。
トレーニングのテーマは「同一方向の起き上がり」です。
起き上がりの目的は「起き上がりの1歩目から力強くボールにアプローチすること」です。
起き上がりの1歩目でアクションを起こせない起き上がり方は意味がないです。
こちらがトレーニングの概要です。👇
では、トレーニングの内容を具体的に解説しています。
W-up
サッカーテニス
初めにW-upとして、サッカーテニスを行いました。
一緒に自主練を行った選手がオフ明けだったので、楽しくトレーニングに入れるようにサッカーテニスを行いました。
ルール
- 自陣でワンバウンドまでOK
- 相手の青いコート内にボールを落とす
- タッチ数は限定しない
こころを温めるイメージでW-upを行いました。
ジャンプ→オーバーハンドキャッチ
こころのW-upが終わった後は体の準備です。
ジャンプして、構えて、オーバーハンドキャッチを行いました。
キャッチングで意識することです👇
■オーバーハンドキャッチ
- 手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
- 足を肩幅に開く
- 脇を開き過ぎない
- 足は常に動くように
- お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
- 両手を同時に出す、バラバラに出さない
- 親指と人差し指を平行にする
- ボールを手にはめるイメージ
- 指をしっかり開く
- はまったら指でボールを掴む
58秒からはモルテン(molten) サッカーボール 5号球 スキルアップ ペレーダキーパートレーニング F5L9200を使ってキャッチングを行いました。
このボールは600gで普通のサッカーボールより3割ほど重たいボールです。
気になる方はぜひ使ってみてください👇
ローリングダウン
W-upの最後にローリングダウンを行いました。
このW-upで意識したとは、最後までボールを見ることです。
以下のツイートをご覧ください👇
ダイビングした後、ボールを目で追うことが大事。
簡単そうで意外とできない技術。
目でボールを追うには身体を伸ばし切らなければなりません。
pic.twitter.com/zrDa2DudWq— Atsuya (@Atsuya_gk) August 19, 2019
ダイビングした後、ボールを目で追うことが大事。 簡単そうで意外とできない技術。 目でボールを追うには身体を伸ばし切らなければなりません。
ボールを最後まで追いかけることで、ボールに力が伝わます。
トレーニング
同一方向の起き上がり
今回はグラウンダーのボールを弾いた後の同一方向の起き上がりを行いました。
基本的にグラウンダーのボールを弾くときは片手です。
そのため起き上がりでは片手で体を持ち上げなければいけません。
- ダイビングした後、上の足をクロスさせる
- クロスしたほうの足と下の手を使って状態を少し上げる。
- 状態を少し上げたほうの足でも踏み切れるし、2歩目の足でも踏み切れるようにする
起き上がりの技術を習得する前に、ダイビングの技術を習得しなければいけません。
以下のブログでダイビングについて詳しく解説しています👇
コーディネーションを含むゴロのダイビング→起き上がり
コーディネーションを含むダイビングをした後に同一方向の起き上がりを行いました。
このトレーニングでは前転をし、少し無理な態勢からダイビングを行います。
しかし、どんな態勢でもダイビングする時は
左、右もしくは右、左の順番で体重移動をしてダイビングを行います。
そしてボールを弾いた場合は、先ほどのトレーニングのように起き上がり、
セカンドボールへ対応しました。
補強トレーニング(リコイル360)
ゴロの正面キャッチ
補強トレーニングとして、SKLZ(スキルズ) トレーニング用 陸上 トレーニング ゴムバンド リコイル360 001328 【日本正規品】を使用してゴロのキャッチングを行いました。
このトレーニングでは、「動き出し」を意識しました。
最初の1歩目を動きたい方向の足から出すことを意識しました
ハイボール
続いてはハイボールです。
リコイル360を巻いているのでしっかり踏み切らないと後ろへ引っ張られてしまします。
ライナーハイボール
次にライナーハイボールを行いました。
ハイボールでジャンプしてキャッチする時に意識することは、タイミングを合わせることです。
以下のツイートをご覧ください👇
細かいステップで落下地点付近まで行き、大きな歩幅で最後ジャンプしてボールに合わせる。
最初から大きな歩幅で合わせようとするとボールの軌道が変わった時に対応できなくなる。
pic.twitter.com/txaclyaNFV— Atsuya (@Atsuya_gk) August 26, 2019
細かいステップで落下地点付近まで行き、大きな歩幅で最後ジャンプしてボールに合わせる。
最初から大きな歩幅で合わせようとするとボールの軌道が変わった時に対応できなくなる。
最後、歩幅を大きくしてタイミングを合わせることを意識しました。
ワンステップダイビング
最後にワンステップダイビングを行いました。
ダイビングで意識することは以下の5つです👇
- 進行方向と逆の足からの体重移動を意識する
- 大股で踏み切りすぎない
- 手、肘、肩など身体全体を伸ばし切る
- できるだけ早くボールに触るために、前へアプローチする
- 浮き玉の場合は、飛んだ瞬間に上の膝をお腹にくっつけるイメージ
大股で踏み切りすぎずに、頭からボールに向かうイメージで行いました。
まとめ
今回は「同一方向の起き上がり」と「基礎技術の定着」をテーマに自主練を行いました。
同一方向の起き上がりのまとめです👇
- ダイビングした後、上の足をクロスさせる
- クロスしたほうの足と下の手を使って状態を少し上げる。
- 状態を少し上げたほうの足でも踏み切れるし、2歩目の足でも踏み切れるようにする
技術を習得することができたら、負荷を高めてトレーニングを行いましょう。
負荷の高い状態で技術が発揮できなければ、試合では使えません。
正しい技術を習得し、圧倒的な反復練習で技術に磨きをかけましょう。
GK練習はボールやマーカーなどのトレーニング用具が必要ですが、
GKの仲間も必要です。
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基本的に土曜日に都内の公園で行っています!!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考書籍・GK自主練会で使用した用具
SKLZ(スキルズ) トレーニング用 陸上 トレーニング ゴムバンド リコイル360 001328 【日本正規品】
モルテン(molten) サッカーボール 5号球 スキルアップ ペレーダキーパートレーニング F5L9200
[…] 起き上がりの1歩目で踏み切れるか?~同一方向の起き上がり方~@GK自主練会 […]
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