たくさんの充実したトレーニング用具、柔らかい人工芝の練習環境、そしてゴール!
GKトレーニングを行う際に、欲しいものはたくさんありますよね!
でもそれがないと練習できませんか?
練習環境が充実するだけで日本のGKはトップレベルになりますか?
お金さえつぎ込めば、世界のGKに勝てますか?
GKの環境整備も確かに大事ですが、僕は頭を使って工夫するし続けるしかないかないと思っています。
工夫しないまま、高い道具とかをただ単に使っていてもそれ以上の価値は見出せません。
ただの物をどれだけ価値のある物にしていくかが大事です。
こんにちは、Atsuyaです。
今回は都内にある河川敷でゴールを使わずにトレーニングを行いました。
本来であれば、ゴール前でたくさんのボールを使って練習したかったですが…
自分が持っている物をすべて使ってトレーニングをしていきます。
本日のテーマは『1vs1(ボールを奪うこと)』です。
トレーニングの流れはこちらです👇
W-up
- 正面キャッチ
- ポジション移動→正面キャッチ
- ローリングダウン→膝立ちダイビング(2種類)
トレーニング
- ワンステップダイビング
- ローリングダウン→セカンドアクション→フロントダイブ
- ボールを弾く→1vs1(セカンドアクション)
では、解説していきたいと思います。
W-up
正面キャッチ
正面キャッチはGKにとって一番大切な技術です。
構えの時の手の位置、手の出し方をもう一度自分自身で確認するために行いました。
キャッチングで意識することは以下の7つです。
・手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
・足を肩幅に開く
・脇を開き過ぎない
・足は常に動くように
・お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
・ボールを手にはめるイメージ
・はまったら指でボールを掴む
以下のブログでもキャッチングについて、上半身と下半身に分けて解説しているので是非ご覧ください👇
ポジション移動→正面キャッチ
次にポジション移動をしてからキャッチングを行いました。ここではクロスボールに対して出られなかった時に下がってシュートに対応することを想定しながら行いました。
以下のツイートをご覧ください👇
クロスボールに対して出られなかった時、ゴールライン上に立ってセーブする。
下がりながらのシュート対応が意外と難しい。ボールに寄りがちになってしまう。
自分も何となくボールにアプローチして取れるボールなのに反応が間に合わず失点することがあるので気をつけたい。
前進してキャッチングを行ったり、左右にポジションを修正してシュートストップなどのトレーニングは良く行われます。しかしGKはあえてシューターとの距離をあけて、シュートに対応することも必要です。
ローリングダウン→膝立ちダイビング(2種類)
続いてはローリングダウンと膝立ちダイビングを行いました。
GKのほぼすべての技術に共通していえることですが、意識することは『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』です。
これはフロントダイブ、ワンステップダイビング、クロスボールの処理でも変わりません。
したがってローリングダウンでも膝立ちダイビングでも、『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』を意識しました。
1分38秒からは逆足を意識した膝立ちダイビングを行いました。
ダイビングで遠く、高く飛ぶ方法は、体重移動がカギになります。進行方向と逆の足から進行方向の足に上手く体重移動することができたら、ダイビングはできたも当然です。
さらに、歩くイメージで進行方向の足を踏み出すと良いでしょう。
足に体重を乗せてダイビングすることも大事ですが、けして力まないでください。
ダイビングの種類に関してこちらのブログで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください👇
トレーニング
ワンステップダイビング
最初のメインのトレーニングはワンステップダイビングです。このトレーニングでは、先ほどのW-upとして行ったローリングダウンと同様に『 ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること 』を意識しました。
立った状態から、逆脚からの体重移動と地面をしっかり蹴ることをほぼ同時に行うことは意外と難しいです。これをマスターできたら、ダイビングができたも当然です。
そして常に構えはリラックスした状態を意識します。
ローリングダウン→セカンドアクション→フロントダイブ
セカンドアクションで相手からボールを奪う意識を持って、トレーニングを行いました。
顔からボールに向かうことも大事ですが、さすがに怖いですよね…
僕が意識していることは、顔から行くっていうよりかは手の平の固い部分でアタックするイメージです。 手根骨のあたりです。
手根骨でのアタックの仕方など以下のブログで詳しく解説しています👇
※二つ目の動作を意識しすぎると最初の動作がないがしろになるので気をつけます。
ボールを弾く→1vs1(セカンドアクション)
このトレーニングでは、セカンドアクションでボールを奪いに行くのか、面を作ってゴールを守るのか、その「判断」を高めていきました。
ボールを奪いに行くのであれば、フロントダイブの技術は必要です。そして体で面を作ってゴールを守るのであれば、ブロッキングもしくはスターセーブの技術が必要です。それらの技術を解説しているブログを載せておきますね!
☑フロントダイブ
☑ブロッキング&スターセーブ
中村航輔選手のようなセーブをしたい君へ!スターセーブの基礎 @獨協大学 2019/8/30
手足をめいいっぱい広げてシュートコースをシャットアウト!~スターセーブ基礎~@獨協大学 2019/9/24
ボールを弾く時は、ボールに当てるだけでなく、手の平を上に返すように行いました。
まとめ
今日はGKコーチとしてではなく、選手として仲間と練習を行いました。
それぞれの選手が練習を持ってきて、それぞれの選手が上手くなるために練習をしました。
GKトレーニングはゴールがなくてもある程度はできます。
ですが…
GKの仲間がいなければできません。
僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
参加条件は特にありませんが、、、強いて上げるなら
- SNSに投稿しても問題ない
- GK仲間と円滑にコミュニケーションがとれる
ぐらいですかね!
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
こちらのブログでもトレーニングの風景など載せてあるので是非ご覧ください👇
お知らせ!GKトレーニングがしたい社会人GKへ @GK自主練会
最後まで読んでいただきありがとうございました。
YouTubeに練習動画を上げているので是非ご覧ください👇
https://www.youtube.com/channel/UCXCoS4OAiZkDbKC9FTYN7tA