こんにちは、Atsuya です。
今回は2020年2月29日に行ったGK自主練会のトレーニング内容についてブログを書いていきます。
トレーニングでは、ダイビングやリアクション、1vs1などを行いました。
ダイビングでは、重心移動と地面を踏み切ること
1vs1では、自分の得意な間合いを知ること
を意識して自主練を行いました。
こちらがトレーニングの概要です。👇
では、トレーニングの内容を具体的に解説しています。
W-up
ストレッチング&キャッチング
W-upとして、ボールを使ったストレッチングとキャッチングを行いました。
キャッチングでは、両膝立ちとスタンディングの状態でキャッチングを行いました。
両膝立ちの状態では、下半身が安定するためキャッチングのW-upとしては最適です。
キャッチングで意識することは以下の9つです👇
- 手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
- 足を肩幅に開く
- 脇を開き過ぎない
- 足は常に動くように
- お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
- 両手を同時に出す、バラバラに出さない
- 親指と人差し指を平行にする
- ボールを手にはめるイメージ
- 指をしっかり開く
- はまったら指でボールを掴む
重心移動を意識した片膝立ち
続いて、重心移動を意識した膝立ちダイビングを行いました。
このブログでは何度も書いていますが、ダイビングは進行方向の足だけで飛ぶわけではありません。
ダイビングは、進行方向とは逆の足で重心移動を行い、進行方向の足で地面を踏み切ります。
スタンディングの状態でできるように、W-upでこのトレーニングを行いました。
トレーニング
ワンステップダイビング
トレーニングの最初はワンステップダイビングです。
先ほどの、「重心移動を意識した膝立ちダイビング」で意識したことをこのトレーニングで落とし込んでいきました。
踏む切るときのポイントは
- 頭をボールの高さに合わせること
- ボールの高さに頭を合わせるためには、踏み切る時の膝の角度が重要
- 小指で地面を蹴る意識
僕自身もまだまだ習得できていないので、練習していきたいと思います。
ダイビング(リアクション)
次にリアクションを高めるためのダイビングのトレーニングを行いました。
二人組でパス交換を行います。
配球者がパス交換をしている間に、左右どちらかにボールを投げます。
中距離からのシュートを想定したため、ダイビングの方法がインナーダイビングっぽくなりました。
インナーダイビングとは、ワイドスタンスの状態で構え、進行方向の足を内側にしまって踏み切るダイビングのことです。
以下のツイートをご覧ください👇
【テアシュテーゲン:コラプシング】
①フットワーク入れて緊張と緩和
②スタンス広げて1歩目踏込内側にすることで重心移動早くなる
③近ければそのままコラプシング遠ければ一歩内側踏込ダイビング
④ワンハンドディフレクトだからボールアタックスムーズ海外はコラプシングベースのダイビング! pic.twitter.com/1wfvnXv6tM
— ゴールキーパー哲学 (@startGKamigo) February 27, 2020
【テアシュテーゲン:コラプシング】
①フットワーク入れて緊張と緩和
②スタンス広げて1歩目踏込内側にすることで重心移動早くなる
③近ければそのままコラプシング遠ければ一歩内側踏込ダイビング
④ワンハンドディフレクトだからボールアタックスムーズ海外はコラプシングベースのダイビング!
テアシュテーゲン選手の3本目のセーブのようなダイビングの方法がインナーダイビングです。
ステップダイビング
続いて、ステップダイビングを行いました。
僕のように身長が高くない(175cm)GKはステップからのダイビングは習得しなければなりません。
逆に言えば、一つサイドステップを踏みしっかりと地面を踏み切るダイビングができれば、
ゴールの中央からポストまでは届きます。
反転ダイビング
GKは後ろを向き、「ハイ!」という合図とともに反転します。
3人の配球者のうち誰かがボールを投げるので、そのボールに反応します。
「ハイ!」合図した配球者がボールを投げるわけではありません。
3人のうち誰かが合図を出し、3人のうち誰かがボールを投げます。
GKは無意識のうちに、音でボールの場所と軌道を判断しています。
このトレーニングでは、音の手がかりを消して、リアクションスピードを高めていきました。
反転ダイビング その2
先ほどの反転してからダイビングの要素は残しつつ、1vs1の要素を取り入れました。
3人のうち誰かがボールを転がしたり足下でボールを保持するので、
GKはボールを奪いに行くのか、ステイして対応するのか、ブロッキングを行うのか、
その「判断」を高めていきました。
1vs1 or シュートストップ
最後に1vs1とシュートストップ(リアクション)のトレーニングを行いました。
- GKが真ん中の配球者にボールを投げます
- 真ん中の選手はそのボールをシュートするか、左右どちらかの選手にパスを出します
- GKはそのボールに対して、適切なアプローチを選択します
GKによって、ボールを奪える間合い、ブロッキングできる間合いは若干異なります。
このトレーニングでは、自分の間合いを見つけることを意識しました。
まとめ
今回は主にダイビングと1vs1、リアクションをテーマに自主練を行いました。
ダイビングでは重心移動と地面を踏み切ること、1vs1では自分の得意な間合いを知ることを習得しようとしました。
またトレーニングで失点したときに、
技術的なミスなのか、技術の選択のミスなのか、判断のミスなのか、アプローチスピードの問題なのか、
についてディスカッションをすることができました。
GKの勉強にもなった自主練会になりました。
今回参加してくださったGKの皆様、ありがとうございました。
👇に自主練会に関する情報が書いてあるので、是非チェックしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
GK自主練会に関する情報
ゴールキーパーのほとんどは根が真面目です。
そして真面目なゴールキーパーほど試合に向けて一生懸命、準備します。
しかし社会人サッカーでは、GKが充分に練習をできる環境がありません。
だからこそ、真面目に頑張っている人を救いたいという思いからGK自主練会を行っています。
もちろん、どの年代の方が来ていただいても構いません。
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ブログでも書いていますが、
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参加条件は特にありませんが、、、強いて上げるなら
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