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怪我人はボール拾いではない

投稿日:

指導者:「怪我人~、ボール拾い頼む!」

怪我人:「またかよ…せっかくリハビリやろうと思ったのに。」

怪我人:「え?!水入れてきて?(水ぐらい自分でやれよ!)」

怪我人:「あ~あ、またリハビリできずに練習終わったよ・・・」

こんにちは、Atsuyaです。

怪我人はボール拾いではない」についてブログで解説していきたいと思います。

本日の概要はこちらです👇

  • 見学ではなく参加させる
  • やるべきことは優先させる
  • 指導者が選手の怪我に気が付くためには?

では、深堀していきたいと思います。

⁂今回のブログは以下のブログのアップデート版になっております👇

選手の怪我を知るのもGKコーチの仕事

内容が重複する部分もありますのでご了承ください。


見学ではなく参加させる

先日以下のようなツイートをしました。

👇

肩を怪我している選手の配給の役割を担ってもらいました。
選手の技術を向上させるためです。

先日大学でトレーニングを行いましたが、その時怪我をしている選手がいました。

その選手は肩を怪我していることなので、GKトレーニングには参加できませんでした。

しかし彼は「見学したい」と言ってきました。

僕は「ボールは蹴れる?」と聞き返しました。

「大丈夫です!」と彼は答えました。

そのため、僕は彼に正面キャッチやローリングダウン、クロスボールなどを蹴ってもらいました。

上記のツイートの動画を見てもらえば、配球している様子が伺えると思います。

選手自身が配球の役割を担うメリットはいくつかあります。

①単純に選手たちキックの制度が上がる

②GK選手たちがこの練習ではなぜこの種類のボールを蹴るのか考えるきっかけを与えることができる。

③GKコーチがGKをより観察することができる。

④小学生、中学生に限る可能性があるが、正確にボールが蹴ることができず予想外の反応をしなければならないためGKの練習になる。

以下のブログでも解説しております👇

GKのキックが上手くならないのはあなたのせいかも?

僕自身もGKコーチをやり始めてからキックが少しうまくなったような気がします。(笑)

配球は積極的に選手に蹴らせてあげましょう!

最後の関連ブログにも載せてあるので、このブログを読み終えてからも読むことができます!


やるべきことは優先させる

上記では、動けるのであればGKトレーニングに参加させろ!みたいなニュアンスで書いてしまいましたが、リハビリやフィジカル強化をしなければならない場合はそちらを優先したください。

身体が全く動かない場合であれば、戦術の勉強をするのも一つです。

そんなの当たり前じゃん!って思う人もいるかもしれません。

僕が一番心配しているのは、怪我人にずっとボール拾いをさせることです。

以前、河川敷であるチームの練習を見ていました。

その日、そのチームはシュート練習をたくさん行っていました。

そしてゴールの後ろには怪我人がたくさんいて、枠から外れたボールをひたすら拾いに行っていました。

結局40分ぐらいシュート練習を行っていましたが、ずっとボール拾いをしていました。

怪我人の役割は「ボールを拾ってチームに貢献する」ことでしょうか?

一時的にボール拾いをやることもあるかもしれません。

ですがあるチームでは怪我人=ボール拾いみたいなチームもありました。

怪我人の役割は「リハビリ中に少しでも身体を強化し、戦術理解度を高め、早くチームの練習に戻って貢献する」ことだと思います。

他にも柔軟性を高めるなど色々ありますが、少しでもレベルアップしてチームに貢献することです。

怪我人でも何が課題かを明確にしてあげることで、怪我の期間を良い方向に導けるでしょう。


指導者が選手の怪我に気が付くためには?

最後に指導者が選手の怪我に気づく3つの方法を解説していきたいと思います。

  • 技術習得に必要な身体構造を理解すること
  • 選手との対話
  • アンケート

☑技術習得に必要な身体構造を理解すること

先月以下のようなツイートをしました👇

身体を伸ばし切るダイビング

脚を斜め前に出してダイビングすることは知っている。
もう一つ重要なのは手、肘、肩も一直線にして斜め前へアプローチする。
ダイビングでもボールを奪いに行く意識が大事。

身体を伸ばし切るダイビングとは、文字通り身体を真っ直ぐにし、手を伸ばした時に肩、肘、手首、指が一直線になる状態です。

つまり肩、肘、手首、指がすべて万全な状態でないと、この技術は発揮できません。

肩を怪我していても、ボールが投げることができないだけでダイビングは問題ないと思っているGK関係者はもちろんいませんよね。

身体構造を理解していないまま技術練習を行っても、正しい技術は習得できません。


☑ 選手との対話

これはシンプルな方法ですが、選手とのコミュニケーションの中で知ることです。

選手の中には、指導者に怪我を知られるのが怖い選手もいます。

僕自身も監督に怪我をしてることを知られるのは嫌でした。

もちろん試合ともなれば、怪我をしているかしていないかは関係ありません。

ですが指導者は、チームの誰が怪我をしていて、同時に誰が一番コンディションが良いのかを把握しなければなりません。

これは勝敗にもかかわってくるので、やはりGKコーチ含め指導者は選手の怪我を知る必要があります。

☑ アンケート

僕が推奨しているのは、グーグルフォームを使ったアンケートです。

紙媒体にしなくてもアンケートが取れますし、今の時代ほとんどの選手がスマホを持っています。

アンケート作成も20分前後で出来るので圧倒的に楽ですね。

もしグーグルフォームを使ったことがない人がいたらぜひ使ってみてください!

下にリンク張っておきます!

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/


まとめ

怪我人もチームの一員です。

怪我人と練習をしている選手にヒエラルキーは存在しません。

怪我人のやるべきことは、少しでもレベルアップして練習に復帰することです。

そしてチームに貢献することです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


関連ブログ

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