ボールとの距離が何m以内だったらあなたはフロントダイブをしますか?
フロントダイブをマスターするには、自分が何mダイビングができるかを知る必要があります。
技術を習得する前に自分を知り、目的を明確にすることが大切です。
こんにちは、Atsuyaです。本日は『5mは射程圏内!フロントダイブでボールを奪う!』についてブログを書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました👇
【トレーニングの意図を探ろう!】
— Atsuya (@Atsuya_gk) July 13, 2022
フロントダイビングの技術トレーニング
・足を出すと同時にボールに触る感覚を身に付ける
・目線がボールと同じ高さになることが大切
・ハードルを使うことで踏み切る動作を促すことができる
名前の通り、前方向にダイビングすること
pic.twitter.com/6uwcXZd8pP
【トレーニングの意図を探ろう!】
フロントダイビングの技術トレーニング
・足を出すと同時にボールに触る感覚を身に付ける
・目線がボールと同じ高さになることが大切
・ハードルを使うことで踏み切る動作を促すことができる
名前の通り、前方向にダイビングすること
今回はこちらのツイートを参考にしつつフロントダイブの技術について深堀していこうと思います。
本日の概要はこちらです⏬
- フロントダイブとは?「ダイビング」の進化系
- 「ボールを奪う」フロントダイブがGKの基本
- まとめ
では、深掘りしていきたいと思います。
フロントダイブとは?「ダイビング」の進化系
初めに、『ゴールキーパー フロントダイブ』でYouTubeで検索していきましょう。
世の中には沢山のフロントダイブに関する動画がありますね。
もはや、GKをしている人なら絶対に知らなければいけない技術ですね。
では、フロントダイブの技術について深掘りしていきましょう。
☑フロントダイブの目的
フロントダイブの目的はやはり、相手からボールを奪うことですよね。
1vs1やスペースディフェンスの時などによく使われます。
以下の動画をご覧ください⏬
そこでフロントダイブの目的は
- 「相手より先に触ること」
- 「力強くボールにアタックすること」
ここでは、1,2と順番を付けました。
なぜならば、相手より先にボールに触れない場合でも、相手と同時にボールに触れる可能性はあります。
以下の動画をご覧ください⏬
こちらの動画では起き上がりの後に、フロントダイブでボールへアタックしました。この時、ほぼ同時、もしくは相手の方が早くボールへアプローチが出来ています。
しかし、GKも少しでも早く前へアプローチし、手の平で面をしっかり作ることができれば相手に先に触られても、ゴールを守ることができます。
そのため、フロントダイブの優先順位をつけるならば、
- 相手より先に触ること
- 力強くボールにアタックすること
となります。
ですが、頭で考えても体が動かなければ意味がないので、最初は「相手より先に触ること」だけを意識してトレーニングを重ねていきましょう。
☑フロントダイブのやり方
ここで簡単にフロントダイブのやり方を解説しましょう。
以下の動画をご覧ください ⏬
フロントダイブの行うための3つの方法
- 自分がどのくらい飛べるのか把握する
- 歩幅を合わせる
- 踏み切ってダイビングする
まず初めに、自分がどのくらいフロントダイビングができるかを知る必要があります。
僕の場合は4.5m〜5mぐらいです。
この長さは大体でいいです。
僕の測り方はシンプルです。
ゴールラインとゴールキックラインを使います。
例えば、ゴール正面のペナルティーエリア外からシュートを打たれることを想定してポジションを取ります。
この時、基本的にゴールラインの50cm〜1mぐらいのポジションを取りますよね。
僕は175cmぐらいなのでこの辺を取ります。
そこからフロントダイブをした時、大体ゴールキックラインまで飛ぶことができます。
ゴールラインからゴールキックラインは5.5mなので…
したがって、ボールとの距離が4.5mから5m以内でなおかつ、相手より先に触ることができる場合はフロントダイブを使ってボールにアタックします。
一つの基準を持つと良いでしょう。
そしてフロントダイブは、ゴロのダイビングと同じです。
ゴロのダイビングで意識することは地面スレスレで飛ぶことです。
地面をこすりながら飛んでしますと摩擦が働き、ダイビングのスピードが落ちてしまうからです。
【GK技術:ローダイビング】
— Atsuya (@Atsuya_gk) March 11, 2021
グラウンダーのシュートがゴールの端に来た時に対応する方法は基本的に2つ。
・ステップ+ローリングダウン
・ダイビング
ステップ+ローリングダウンの方が正確なプレーだが、ダイビングの方が速くボールに到達できる。
シュートされた瞬間にステ
pic.twitter.com/LEKAsJLGdM
【GK技術:ローダイビング】
グラウンダーのシュートがゴールの端に来た時に対応する方法は基本的に2つ。
・ステップ+ローリングダウン
・ダイビング
ステップ+ローリングダウンの方が正確なプレーだが、ダイビングの方が速くボールに到達できる。
シュートされた瞬間にステップ+ローリングもしくは、ダイビングなのかを判断し、実行する。 ライナーのダイビングと同様に地面を踏み切る必要がある。
フロントダイブも同じです。摩擦が働かないように地面スレスレでダイビングしましょう。
※ボールが地面を転がっている場合です。
またフロントダイブと呼ばれるぐらいなので、しっかりダイビングしましょう。
ボールの近くまで行き、倒れてボールをキャッチするのは個人的にフロントダイブとは呼びません。
フロントローリングダウンと呼んでます。
完全に個人的な意見です。(笑)
「ボールを奪う」フロントダイブがGKの基本
フロントダイブの目的、つまり基本は「相手より先に触ること」、「力強くボールにアタックすること」でした。
これは、ほぼ全てのGKの技術において基本中の基本です。ダイビングでも、クロスボールの処理でも一緒です。
これらの2つのことを意識するだけで、GKとして大きく成長出来るでしょう。
ダイビングの原則はボールを奪うこと!
また、日本人GKが苦手としている、クロスボールに対してこの意識を持つことができれば簡単に処理できます!
以下のブログで詳しく解説しているので是非ご覧ください!
クロスボールを制覇する8つの要素 @獨協大学 GKトレーニングより
まとめ
フロントダイブとは、文字通り前にダイビングすることです。
シュートに対してダイビングするときは斜め前にアプローチするので、さほどダイビングとやり方は変わりません。
進行方向の足で踏み切ってボールに対してダイブします。
しかし、通常のダイビングと少し異なるのはクロスステップを入れることです。
シュートに対してダイビングするとき、基本的にはクロスステップを使いません。
理由は2つあります。
- 一つサイドステップを入れてダイビングすれば、175cmのGKでもゴールの中心からポストまで届くから
- クロスステップを入れてダイビングすると、体のバランスが崩れてボールに対して強くアプローチできないから
ただ例外もあります。
それは相手がカットインしてきて、巻いてくるシュートに対応する時です。
ゴールに戻りながら、後ろに下がりながらダイビングをしなければならない状況なのでクロスステップを使います。
クロスステップ
— Atsuya (@Atsuya_gk) March 30, 2022
ダイビングでシュートストップする場合はクロスステップを使わないことが多い。なぜならば、ボールに正対できず、力が伝わらない可能性があるから。
しかし、相手のボール持ち方によって、巻いてくるシュートがあるためクロスステップを使用することがある。
pic.twitter.com/9h94mbt517
クロスステップ
ダイビングでシュートストップする場合はクロスステップを使わないことが多い。
なぜならば、ボールに正対できず、力が伝わらない可能性があるから。
しかし、相手のボール持ち方によって、巻いてくるシュートがあるためクロスステップを使用することがある。
ゴールポストギリギリで触ることになるので、ボールに強くアプローチできなくても触れるだけでコーナーキックに逃げることができます。
フロントダイブの場合、前へクロスステップ、つまり走りながらダイビングするので体のバランスが崩れるという心配はないでしょう。
ブログの途中でも書きましたが、まずは練習あるのみです!
一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
YouTubeに練習動画を上げているので是非ご覧ください👇
https://www.youtube.com/channel/UCXCoS4OAiZkDbKC9FTYN7tA
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