「あのキーパー上手くね?」って思う瞬間はありますか?
では、「あのキーパー上手くね?」って思うのはどんなプレーをした時ですか?
こんにちは、Atsuyaです。
今日は「キックが上手いと得をする」について解説していこうと思います。
結論から申し上げると、
キックが上手ければ「あのキーパー上手くね?!」って思われます。
なぜか?
それはGKのプレーにおいてキックの使用頻度が一番多いからです。
次の表をみてください👇
このグラフからわかる通り、
GKのプレーの約66.4%はディストリビューションです。
ディストリビューション(distribution)というのは、
スローイングやパントキックなどの攻撃に関わるアクションのことです。
distributionの意味は辞書で調べてもらえばわかりますが、
「分配」や「配給」という意味です。
これがGKのプレーの半分以上を占めています。
GKにおけるディストリビューションは「配球」という意味です。
キックやスローイングが上手いと「あのキーパー上手くね?」ってなることが多いです。
その理由はプレーの頻度が多いいからですね。
逆に言えば、GKがキックミスを連発するとチームの流れも悪くなったりします。
例えば、ゴールキックやパントキックが常にタッチラインを割ったり
ペナルティエリアからハーフラインまで届かないだけで
試合の流れが変わったりもします。
なので単純にキック力があるというのは大きな武器です。
今まで沢山のGKを見てきた中でキックは飛ぶけど…
って思うGKがいました。
当時はキックだけだろ・・・って思ってたけど、
今考えるとキック力があるのはチームにとっても大きな武器です。
僕自身の体験談をこれから書きたいと思います。
中学1年生の時は身長が150㎝前後しかなく、
ゴールキックは自陣のペナルティエリアとハーフラインの半分ぐらいしか飛びませんでした。
僕の他に3人のGKがいました。
そのうちの二人は確か中1で170cmを超えていました。
その分キックも飛んでた気がします。
当時はゴールキックが一番嫌いでした。
助走を取るだけで「ドキドキ」、「ハラハラ」してました。
練習ではいつも蹴ることができたのに試合になるとなんでって思ってたけど…
しかし、 当時のトラウマがあったからこそキックは沢山練習しましたね。
そのおかげで僕自身の得意プレーはキックになりました。
しかし今でもキック力があるGKを見ると羨ましく思い、嫉妬しています。笑
キック力があるGKは本当にGKにとって良い素質を持っています。
なのでGKの基本技術や理論をしっかり理解できれば、
素晴らしいGKになることができます。
以下のブログではダイビングの技術を解説しています👇
ダイビングに特化!二人で出来る自主トレ15選!
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キック力がないGKも絶対諦めないでください。
「俺は身体が小さいし、キック力がないからな〜」
って思うこともあるかもしれません。
しかし中学校3年生ぐらいになれば、身体の使い方とボールへのインパクトで
ハーフラインは中学校3年生ぐらいなら余裕で越すことはできます。
今後キックの練習方法などをブログに書いていきたいと思います。
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