強いシュートに対して肘を伸ばしてボールに触ると、肘が持っていかれます。
つまり怪我をします。
しかし体全体(肩、肘、手、胴体)を一直線にしてボールに触ることができれば強いシュートにも負けません。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は2020年2月25日に獨協大学でGKトレーニングを行ったので、それについてブログでまとめていきたいと思います。
今回のテーマは、『ダイビング(体を伸ばし切る)』です。
ダイビングで体を一直線に伸ばすことによって、より遠くのボールに触ることができます。
また体を伸ばし切る時に肩、肘、手首からボールにパワーを伝えることができます。
以下のツイートの動画をご覧ください👇
中村航輔選手のセーブです。
中村航輔選手
数年前のセーブ集だけど、反応の速さが日本人離れしてる。
体をめいいっぱい伸ばし切るダイビングは練習の賜物だと思う。もう一度、J1の舞台で見たい!
日本代表でも頑張って欲しい!
pic.twitter.com/i1EDswMu1u— Atsuya (@Atsuya_gk) November 10, 2019
中村航輔選手
数年前のセーブ集だけど、反応の速さが日本人離れしてる。
体をめいいっぱい伸ばし切るダイビングは練習の賜物だと思う。もう一度、J1の舞台で見たい!
日本代表でも頑張って欲しい!
中村航輔選手のように体をめいいっぱい伸ばし切ってボールを触ることができれば、力強くボールにアプローチすることができます。
今回はトレーニングでは、「ダイビングで体を伸ばし切ること」を意識して行いました。
前回はダイビングの「重心移動」をテーマにGKトレーニングを行いました。
体を伸ばし切る前に、ダイビングでは重心移動が大切です。
合わせてご覧ください👇
では、具体的なトレーニング内容とともに詳しく解説していきます。
本日のトレーニングの流れはこちらです👇
では、具体的な内容とともに解説していきます。
W-up
全身を使ったボール投げ
W-upとして体全身を使ってボールをクロスバーに当てることを行いました。
座った状態からボールを遠くに飛ばすには体全体を使ってボールを投げなければいけません。
肩、肘を一直線にして、足の反動を使って投げます。
体全身を連動させることが今回のトレーニングで意識することだったので、
このW-upを取り入れました。
トレーニング
サイドステップ→キャッチング
サイドステップを行い、キャッチングを行いました。
サイドステップでは歩幅を狭く一定に保ち、なるべく地面から足を離さず行うことを意識しました。
ステップの練習をするときは、スピードも大事ですが歩幅を一定に保つことを意識しましょう。
その理由は以下のブログで解説しています👇
片膝立ちダイビング
「踏み切ること」と「体を伸ばし切ること」を習得するために膝立ちダイビングを行いました。
地面を踏み切る際に意識することは以下の4つです。
- 頭をボールの高さに合わせる
- 踵の上にお尻をのせる
- 膝をつま先よりも前に出す(低いボールにアプローチする時)
- 踏み切る
落としたボールに対してダイビングを行うので、地面を踏み切ることができれば体を伸ばし切ることができます。
ワンステップダイビング
次にスタンディングの状態で行いました。
このトレーンングでも以下の4つを意識します👇
- 頭をボールの高さに合わせる
- 踵の上にお尻をのせる
- 膝をつま先よりも前に出す(低いボールにアプローチする時)
- 踏み切る
配球者はバウンドの高さを変えることでGKのアプローチの仕方を調節することができます。
重心移動と体を伸ばし切ることを意識したダイビング
ダイビングでは進行方向の足だけで飛ぶわけではありません。
進行方向と逆の足で重心移動を行います。
このトレーニングでは重心移動と肩、肘、手を一直線にしてボールを奪いに行くことを意識しました。
先ほどのトレーニングまでは、その場でバウンドしたボールに対してアプローチしていたため、上手く体を伸ばし切ることができました。
投げられた、または蹴られたボールに対してアプローチするためには、GKがどのポイントでボールを触りたいかを意識しなければいけません。
もしボールスピードが遅ければ体を伸ばし切り、前にアプローチする必要があります。
ボールに早く触るという意識があれば、体を伸ばし切ることができるでしょう。
まとめ
今回は『体を伸ばし切るダイビング』をテーマにトレーニングを行いました。
体を一直線に伸ばし切ることによって、より早く、より遠くのボールに触ることができます。
また肩、肘、手首がほぼ一直線になるため力強くアプローチできます。
力強いシュートに対して、指先だけでアプローチすると負けてしまいます。
したがって、体を一本の棒のように直線にしてボールにアプローチしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。