あなたはダイビングで「逆の足」を適切に使えていますか?
こんにちは、Atsuyaです。
本日は2020年2月18日に獨協大学でGKトレーニングを行ったので、それについてブログでまとめていきたいと思います。
今回のテーマは、『ダイビング(重心移動)』です。
ダイビングでは、進行方向の足だけで飛ぶわけではありません。
遠くにダイビングするためには「逆の足」の使い方が非常に大事です。
以下のツイートをご覧ください👇
今日みたいな雨の日(東京)を想定してトレーニングをしていきたいです。
— Atsuya (@Atsuya_gk) August 30, 2019
進行方向と逆の足でしっかり踏み切ることを意識すればギリギリのコースも届く。
比較的高いボールでも下手を使った方が伸びるし、ボールに強い力が伝わる。
力まず足を踏み出すことを意識したいです。
pic.twitter.com/37ZugAJBtP
進行方向と逆の足でしっかり踏み切ることを意識すればギリギリのコースも届く。
比較的高いボールでも下手を使った方が伸びるし、ボールに強い力が伝わる。
力まず足を踏み出すことを意識したいです。
今回はトレーニングでは、ダイビングの逆足の使い方を意識して行いました。
具体的なトレーニング内容とともに詳しく解説していきたいと思います。
本日のトレーニングの流れはこちらです👇
W-up
- フリスビーを使ったW-up
- オーバーハンドキャッチ
- ドロップキックでオーバーハンドキャッチ
- アンダーアームキャッチ
トレーニング
- ローリングダウン
- 逃げていく、巻いてくるボールを意識したダイビング
- ドロップジャンプ→ダイビング
- シュートストップ
では、具体的な内容とともに解説していきます。
W-up
フリスビーを使ったW-up
初めにフリスビーを使ったW-upを行いました。
2人のGKが2回ジャンプを行い、どちらがフリスビーをキャッチできるかを競いました。
フリスビーのW-upは僕が尊敬するGKコーチに教えてもらったものです。
選手と一緒に楽しくW-upすることができました。
オーバーハンドキャッチ
続いて、オーバーハンドキャッチを行いました。
ボールを地面に落とさずに蹴ることでボールにドライブ回転がかかります。
実際の試合では、ドライブ回転のボールをキャッチすることはほとんどありません。
ですが、今回はこの蹴り方でキャッチングのトレーニングを行いました。
理由は最後のトレーニングでドライブ回転のシュートストップを行うからです。
ドロップキックでオーバーハンドキャッチ
続いてはドロップキックで正面キャッチを行いました。
ドロップキックは、小さい力でボールを飛ばすことができます。
正面キャッチでも速いボールを蹴ることができるので良い練習になります。
球種も足首の角度を変えればバックスピンのボールと無回転のボールを蹴ることができます。
キャッチングで意識することは以下の9つです👇
引用:GKにしか理解できないオーバーハンドキャッチの極意
- 手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
- 足を肩幅に開く
- 脇を開き過ぎない
- 足は常に動くように
- お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
- 両手を同時に出す、バラバラに出さない
- 親指と人差し指を平行にする
- ボールを手にはめるイメージ
- 指をしっかり開く
- はまったら指でボールを掴む
アンダーアームキャッチ
続いて、アンダーアームキャッチを行いました。
アンダーアームキャッチで最初にボールが触れる部分はお腹です。
お腹に触れた後、腕を使ってボールロックを行います。
普段、胸より上のボール、膝より下のボールしかやらないことが多かったので、 今後は積極的にアンダーアームキャッチを行います。
トレーニング
ローリングダウン
トレーニングの初めにローリングダウンを行いました。
初めは両膝立ちで、ボールにアプローチする時に膝を一歩前に出すことを意識しました。
スタンディングの場合も同じように、足を一歩前に出すことを意識しました。
逃げていく、巻いてくるボールを意識したダイビング
GKはゴールの中心に立ちワンステップダイビングを行います。
「GKから逃げていくボール」、「GKに向かってくるボール」を想定してこのダイビングトレーニングを行いました。
GKコーチが「GKから逃げていくボール」を投げる場合、GKにボールを見せるように投げることが大事です。
反対に「GKに向かってくるボール」を投げる場合、GKにボールを隠すように投げることが有効です。
なるべくステップを踏まずにダイビングをすることを意識しました。
ドロップジャンプ→ダイビング
ドロップジャンプからのダイビングを行いました。
ダイビングを行うときは進行方向の足だけで飛ぶわけではありません。
進行方向と逆の足で「重心移動」を行い、進行方向の足で「踏切」を行います。
着地した瞬間に、左足、右足もしくは右足、左足の順番で体重移動を行い、ダイビングをします。
足首のバネを使うことも意識して行いました。
このトレーニングでは、重心移動を意識するために大袈裟にやりました。
シュートストップ
最後にシュートストップを行いました。
可能な限りワンステップでダイビングできる状況を作りたかったため、ダイレクトでシュートを打っていきました。
速いシュートの場合、自分が「触りたいポイント」を素早く見極めることが重要です。
またステップダイビングの時に意識することは大きなステップを踏まないこと
1歩ステップを踏むことでセービングの距
しかし、
したがって、ステップをあえて小さくする事で適切なダイビングを行
まとめ
今回は「ダイビング(重心移動)」というテーマでトレーニングを行いました。
進行方向と逆の足で重心移動を行い、進行の足でしっかりと地面を踏み切りダイビングを行います。
170cm前後あれば適切にワンステップダイビングができればゴールの中心からゴールポストまで届きます。
ステップを踏むことで、ダイビングの技術をごまかすことができますが、
シュートスピードが上がるとステップを踏んでいる間にゴールを決められている可能性があります。
特にこれから大学や社会人でGKをやる人は注意してください。
シュートスピードが格段に上がります。
まずは正確にワンステップダイビングの技術を身につけましょう。
ダイビングをマスターしたい方は以下のブログをご覧ください👇
ダイビングに特化!二人で出来る自主トレ15選!
このブログはこんな人にお勧めです!
- とにかく、ダイビングを極めたい方!
- GK練習で使えるボールが少ない方!
- 試合後にゴール裏を使って練習したい方!
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考書籍
皆が見ている動画
関連ブログ
ダイビングに特化!二人で出来る自主トレ15選!
ダイビングの原則はボールを奪うこと!
ワンステップダイビングの限界?!インナーダイビングの基礎トレーニング@自主練会