「あの、GKのダイビングすごい!!!」
「やっぱり、バネあるGKは違うね。」
「いや~ダイビングの形、綺麗ですね~」
こんなことを言われたい、ゴールキーパーです。(笑)
こんにちは、Atsuyaです。
今回のブログでは、【GKが絶対跳べるようになる!】二人で出来るダイビング練習15選!について書いていきます。
以前こんな質問をされました。
「綺麗にダイビングするにはどうすればいいですか?」
まずは基本的な踏切動作から練習していくのが良い方法です。その後、重心移動の仕方を学びましょう。 いきなり立った状態からダイビングするよりも膝立ちの状態から踏切の練習したほうがいいです。 しっかりと重心移動を行い地面を蹴ることができるようになるとダイビングの形は綺麗になります!
しかし・・・
試合ではダイビング動作を単独で使用することは滅多にありません。
つまり試合で使えるダイビングとは綺麗な形で飛べるようになり、そしてステップや起き上がり動作と組み合わせてトレーニングする必要があります。
でも...ゴールを使って練習できないし、一緒にトレーニングする仲間もいないし・・・
そんなこと思っているゴールキーパーはいませんか?
まだ間に合います!!!
今回のブログはこんな人にお勧めです!
- とにかく、ダイビングを極めたい方!
- GK練習で使えるボールが少ない方!
- 試合後にゴール裏を使って練習したい方!
では、二人で出来るトレーニング方法を解説していきます👇
1.踏切を意識した膝立ちダイビング
これはトレーニングというよりかはダイビングのW-upとして行いましょう。
このトレーニングでは地面を強く蹴ることを意識します。
そして、ボールへ最短距離で触ることを意識すると必然的に斜め前にアプローチすることが出来ます。
その結果、ダイビングのスピードも上がります。
ダイビングの形が定着するまで、このトレーニングを行いましょう。
2.重心移動を意識した膝立ちダイビング
ダイビングは進行方向の脚だけで飛ぶわけではありません。
進行方向の逆の脚から進行方向の脚へと重心移動することが大切です。
逆脚からの重心移動を意識しながらこのトレーニングを行いましょう。
3.スタンディングダイビング
1.と2.の膝立ちダイビングのトレーニングで意識したことを活かしましょう。
立った状態から、逆脚からの体重移動と地面をしっかり蹴ることをほぼ同時に行います。
そして常に構えはリラックスした状態で行いましょう。
またコーナーキックの角やペナルティーエリアの角を使うことで、自然と斜め前に飛ぶことを意識することができます。
4.起き上がり動作を含むダイビング
このトレーニングでは素早く起き上がることを意識するのはもちろん、
起き上がり動作の1歩目、2歩目で次のアクションを起こすことを意識してください。
ゴールキーパーは何のために起き上がりますか?
起き上がることが目的ではないです。
次のプレーに早く移るために起き上がります。
起き上がり方だけでも様々な種類があります。
同一方向や逆方向への起き上がり方など・・・
起き上がりの1歩目で踏み切れるか?~同一方向の起き上がり方~@GK自主練会
何のために起き上がる?起き上がりの1歩目、2歩目で勝負が決まる!@獨協大学 2019/9/11
5.ラダーを使って逆脚を意識したダイビング
先ほどの逆脚を意識した膝立ちダイビングでも解説した通り、ダイビングは進行方向の脚だけで飛ぶわけではないです。
ダイビングでは、ボールへアプローチするまでの足の運び方、すなわちリズムが大事です。
そのため、 とん、とん、とんっ!のリズムを意識して行いました。
6.正面キャッチ+ダイビング+セカンドアクション
これはトレーニングのまとめとして行うのが良いでしょう。
キャッチング、ダイビング、起き上がりの要素が一つのトレーニングに凝縮されています。
ここで気をつけてほしいのは、
様々な要素が複合されているトレーニングを行うときは、すべての要素を理解している状態で行ってください。
ダイビングの動作が正確に理解できていないのに、
起き上がりを学んでも正しい起き上がりの技術は身につきません。
まずは一つひとつの動作を丁寧に行いましょう。
7.フロントダイビング
このトレーニングでは、一歩目の脚を必ず前に出すことを意識してください。
「スタートの一歩目の足が前に出ないと、その分ボールへのアプローチが遅くなり、失点する可能性が高くなるから」
その一歩の差が失点に… 損をする足の出し方
その一歩の差が失点に… 損をする足の出し方
⇧こちらのブログで詳しく解説しています。
8.反射神経✙フロントダイブ
パートナーはテニスボールでシュートを打ちます。
足下にはサッカーボールを置いておきます。
サッカーボールが動いた瞬間にGKはフロントダイブします。
常にサッカーボールを意識しながらテニスボールにも対応しなければなりません。
そして、7.のフロントダイブのトレーニングで解説した通り、一歩目の脚は必ず前に踏み出すことを意識してください。
9.パス交換からのフロントダイブ
パス交換をしながら、左右のマーカーにドリブルされた瞬間にフロントダイブを行います。
相手のドリブルがどのくらい足下から離れたらアッタクすることが出来るかを判断します。
そしていつドリブルが開始されるかわからないので、
このトレーニングでは常に集中することが大切です。
そしてダイビングのスピードを意識してください。
また、自分のダイビングのスピードを知り、
相手とボールがどのくらい離れていたら、
自分がダイブしてボールを奪えるかを常に考えながらトレーニングを行ってください。
10.起き上がり✙フロントダイブ
ダイビングを行った後に行う、同一方向の起き上がりを意識してトレーニングを行います。
まずはボールから目を切らさないことを意識しましょう。
そして、起き上がりの1歩目、2歩目でアクションを起こせる起き上がり方をしましょう。
そして最短距離でボールへアプローチしましょう。
11.起き上がり✙逆へのアクション
このトレーニングもボールから目を切らさないこと、起き上がりの1歩目、2歩目でアクションを起こせるように起き上がることを意識することは変わりません。
しかしこれらのアクションを行う前に、ある動作が入ります。
それはお尻を支点にして回り、起き上がることです。
先日、以下のようなツイートをしました。
反対方向に起き上がる時はお尻を支点にして起き上がることが有効です。
— Atsuya (@Atsuya_gk) July 23, 2019
時々、背中を支点にしているGKもいます。
背中を支点にして起き上がると次のボールに対して力強くアプローチすることができません。
お尻を支点にして起き上がることを意識しましょう。
本当に参考になる選手です。 pic.twitter.com/4QxpDhd1P2
反対方向に起き上がる時はお尻を支点にして起き上がることが有効です。
時々、背中を支点にしているGKもいます。
背中を支点にして起き上がると次のボールに対して力強くアプローチすることができません。
お尻を支点にして起き上がることを意識しましょう。
本当に参考になる選手です。
くるっと回って起き上がれるGKはたくさんいますが、時々背中を支点にして起き上がっているGKがいます。
背中を支点にして起き上がると、次のアクションに対して力強くいけないのでお尻を支点に起き上がることを意識しましょう。
12.ステップ✙ダイビング
ダイビングの形ができるようになったらステップと組み合わせて練習していきましょう。
やはり、いくらダイビングの形が綺麗でも試合で使えなかったら意味がありません。
ステップでは、スピードも意識しますが、歩幅を一定に保つことも意識しましょう。
以下のブログで詳しく解説しています。👇
ステップ練習はスピードアップだけではない!歩幅を一定にするためだ!
このトレーニングでは、タッチする人をコーンにすることで二人で行えます。
13.テニスボールを使って身体を伸ばし切るダイビング
テニスボールを使うことで、必然的に片手でアプローチすることになります。
その結果、身体を伸ばし切るダイビングと片手でボールにアプローチする技術を習得することが出来ます。
起き上がりでは、お尻を支点にして起き上がることを意識しましょう。
ダイビングしながら片手でテニスボールをキャッチすることは非常に難しいです。
しっかりボールを目で追いかけましょう。
14.リアクション(テニスボール)→ゴロのダイビング
テニスボールでリアクションスピードを高めることを行った後、ゴロのダイビングを行います。
背の低いGKはどうしてもクロスステップからダイビングする場面が出できます。
クロスステップは速く移動できますが、その分、体のバランスを崩しやすいです。
そのためボールに対して強くアプローチできないので、あまりダイビングの時には有効ではないかもしれません。
しかし、背の低いGKがボールに触れるためにはクロスステップは重要です。
15.コーンにタッチしてからのダイビング
ボールを投げる人のポイントは振り向いたらすぐに投げて大丈夫です。
GKはマーカーまたはコーンの前で触ることを特に意識してください。
最初にタッチするコーンをもう少し広げてもよいでしょう。
2,3歩サイドステップしてから触るイメージでトレーニングしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ダイビングではまず、綺麗なフォームで飛ぶことを意識してください。
怪我の予防になります。
そして、綺麗なフォームで飛ぶことができたらスピードを意識してトレーニングを行ってください。
そうすれば、試合でシュートを止められるはずです!
何か一つでも皆さんのトレーニングの参考にしてなれば幸いです。
ですが、GKトレーニングでは一人ではできません。トレーニングではGKの仲間が必要です。
僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
練習風景などは以下のブログに詳しく書いてあるので是非ご覧ください!
お知らせ!GKトレーニングがしたい社会人GKへ @GK自主練会
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。
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