こんにちは、Atsuya です。
本日はGKの足の運び方、「動き出しの一歩目」に関してブログを書きたいと思います。
では、なぜGKの一歩目が大事なのか。
先日以下のようなツイートをしました。
結論から申し上げると、
「スタートの一歩目の足が前に出ないと、その分ボールへのアプローチが遅くなり、失点する可能性が高くなるから」です。
皆さん、歩く時のことを思い出してください。
真っ直ぐ立った状態から歩く時、一歩目の足をどのように動かします?
普通に考えて足を前に出しますよね?
以下の二つ目のツイートの動画をご覧ください。
1、2本目:1歩の足は前に出ていますよね。
このトレーニングをするときかなり意識しました。
しかし、3、4本目になるとできていません。
次の2枚の写真をご覧ください。
一歩目が完全に後ろに下がってますよね。
これは僕の動き出しの癖ですが、一歩目を下げてします選手がかなり多いです。
GKにおいてこの1歩がかなり大事です。
フィールドの選手でも動き出しの時に一歩目を下げてしまう選手が多いです。
GKをしているみなさん、キャッチングやクロスボールの処理、1vs1だけでなく動き出しにも注目してトレーニングをしてみてください。
ではトレーニングでどうやって改善するか?
- 自分の動きの癖を知ること
- その癖を改善すること
この二つしかないです。
まず自分がどのような一歩で動き出しているのか知ってください。
全てのトレーニングは自分を知ることからです。
1回で良いのでGKトレーニングをしている自分の動画を撮ってください。
そして一歩目を確かめてください。
別にGKのトレーニング出なくても構いません。
足を肩幅に開いた状態から「用意ドン!」の合図で走り出すだけでもいいです。
その時に一歩目の足を見るだけで、自分が損している走りなのかがわかります。
まずは知ることです。やりましょう。
そして改善するためには、壁からスタートダッシュトレーニングが有効です。
もし壁がなかったら後ろに人を立たせて、スタートダッシュするのも効果的なトレーニングです。
一歩目を後ろに下げると壁にぶつかってしまう、もしくは後ろの人の足を踏んでしまいます。
したがってスタートの一歩目をかなり意識します。
1歩目を前に出すことを感覚として理解できない人は、後ろから人に押してもらうという方法をお勧めします。
例えば、満員電車に乗って後ろから押された時どうしますか?
多分、転ばないように足を前に出ますよね?
その一歩目があなたの走り出す時の利き足です。
自分の利き足を知ることは有効です。
なので、まず肩幅の姿勢になってチームメイトに後ろから軽く押してもらってください。
そうすれば自分の走り出す時の利き足をすることができ、動き出す感覚も理解できるでしょう。
まとめ
これができたからと言って毎試合勝てる訳ではありません。
でもこれが出来ることによって失点を防ぐことはできます。
GKというポジションは失点する可能性を減らす作業の積み重ねです。
少しでも失点する可能性があるのであれば、失点を避ける努力はするべきです。
それがGKという仕事です。