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GKの仕事はリアクション!その中で積極的なアクションをするべし!@自主練会

投稿日:2019年10月6日 更新日:

GKの仕事は『リアクション』です。

その『リアクション』の中で積極的な『アクション』をどれだけ起こせるか…

こんにちは、Atsuyaです。

今回は都内にある公園でゴールを使わずにトレーニングを行いました。

テーマは『リアクションスピードを高める』です。

トレーニングの流れはこちらです👇

W-up

  • 正面キャッチ→前進→正面キャッチ
  • バックステップ→バウンドボール
  • ハイボール→テニスボール反応

トレーニング

  • ワンステップダイビング
  • 両手の起き上がり→ゴロのボール
  • コラプシング or ブロッキング
  • コラプシング or 1vs1

では、解説していきたいと思います。

W-up

正面キャッチ→前進→正面キャッチ

初めにW-upとして、正面キャッチを行いました。マーカーを2か所に置き、初めのマーカーとキッカーの距離は約10mです。2つ目のマーカーからキッカーの距離は約7mです。キャッチングの技術向上のために、距離感を変えてもボールスピードは変化させませんでした。

キャッチングで意識することは以下の7つです👇

キャッチング

・手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)

・足を肩幅に開く

・脇を開き過ぎない

・足は常に動くように

・お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)

・ボールを手にはめるイメージ

・はまったら指でボールを掴む

http://gk-adviser-ah.com/master-catching/

以下のブログで詳しく解説しています👇是非ご覧ください!


バックステップ→バウンドボール

続いては、バウンドボールの処理を行いました。キャッチングする前にバックステップの動作を加えました。

GKトレーニングでは、先ほど行った前進、またはサイドステップの動きを練習することは多々あります。しかし、GKはクロスボールに出ることができなかった時など、下がりながらポジション修正を行うときがあります。

したがって、ポジション移動のトレーニングでは前や横に移動するだけではなく、ポジションを下げることも想定してトレーニングを行いましょう。


ハイボール→テニスボール反応

横から手でハイボールを投げてもらい、そのあと下がってポジション修正を行い、テニスボールを使ってリアクションスピードを高めていきました。先ほども書いたようにGKはポジションをあえて下げる場面があります。

その理由はシュートに反応するための時間を稼ぐためです。

以下のツイートをご覧ください👇

クロスボールに対して出られなかった時、ゴールライン上に立ってセーブする。
下がりながらのシュート対応が意外と難しい。ボールに寄りがちになってしまう。
自分も何となくボールにアプローチして取れるボールなのに反応が間に合わず失点することがあるので気をつけたい。

ノイアー選手はクロスボールに対して出ることができなかった時、あえてゴールライン上まで下がってシュートに対応しています。


トレーニング

ワンステップダイビング

ワンステップダイビングからメインのトレーニングに入っていきました。

ダイビングで意識することは、『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』です。皆さんもご存じの通り、ダイビングでは斜め前へアプローチすることが原則です。しかし、実際の試合ではシュートに対して斜め前へアプローチすることは難しいです。

手、腕、肩を可能な限り前にアプローチするように意識しましょう。そうすれば必然的に 『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』 ができるでしょう。

これはドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」で詳しく解説してあります。是非ご覧ください!


両手の起き上がり→ゴロのダイビング

続いては、両手の起き上がりからのゴロのダイビングを行いました。

試合中、起き上がるときは片手だけではありません。両手でも起き上がることは多々あります。

基本的にゴロのボールを片手で弾いた場合は片手で起き上がります。

しかし、浮き球に対して両手もしくは片手で弾いて、起き上がりが同一方向の場合は両手で起き上がります。

今回は浮き球のボールを同一方向に弾き、そのあとのセカンドアクションを想定してトレーニングを行いました。


コラプシング or ブロッキング

シューターに対して適切に構え、シュートを打ってきたらコラプシングもしくはフットセーブを用いてシュートストップを行います。しかし、シューターがドリブルで運んで来たらブロッキングで対応します。

先に動き出さないように、ボールが動くまで我慢しました。


シュートストップ or 1vs1

先ほどのトレーニングの応用です。シューターの2m前にFW役を設置します。そしてシューターはゴールにシュートを打つかFWにパスを出します。そのFWは反転してシュートを打つか、パスをリターンするかを選べます。

GKはまずシュートに対応し、FWにボールが入ったら、ボールを奪いに行くのかステイするのか判断します。


まとめ

GKの仕事はほとんどリアクションです。正しい技術、正しいポジショニングももちろん大事です。しかし、リアクションのスピードを高めることも重要です。

毎回のトレーニングで自分の全力を出していきましょう!

いつも二人でトレーニングを行っていましたが、今回は新しい仲間が一人増えました。

GKトレーニングはゴールがなくてもある程度はできます。

ですが…

GKの仲間がいなければできません。

僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。

参加条件は特にありませんが、、、強いて上げるなら

  • SNSに投稿しても問題ない
  • GK仲間と円滑にコミュニケーションがとれる

ぐらいですかね!

もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇

Atsuyaのtwitter

参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。

あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。

こちらのブログでもトレーニングの風景など載せてあるので是非ご覧ください👇

お知らせ!GKトレーニングがしたい社会人GKへ @GK自主練会

最後まで読んでいただきありがとうございました。

YouTubeに練習動画を上げているので是非ご覧ください👇

https://www.youtube.com/channel/UCXCoS4OAiZkDbKC9FTYN7tA

参考書籍

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