こんにちは、Atsuyaです。
本日は【高校生】サッカー選手に筋トレは必要か?
というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のような質問を受けました。
「現在僕は高校生です。毎日サッカーの2部練習(朝練と授業後の午後練習)を行っています。
たくさん技術練習していますが、上手くなっている実感がありません。
また筋トレしようか迷っています。
筋トレすると体を重くなりプレースピードが遅くなると聞きました。
やっぱり高校生のうちは筋トレはしないほうがいいのでしょうか?」
本日は上記の質問に答えていきたいと思ます。
結論から申し上げると、
高校生がサッカーを上手くなりたいのであれば筋トレ(ウエイトトレーニング)は行うべきです。
なぜならば、フィジカルが変わればプレーも変わるからです。
サッカーとは体を使うスポーツです。
なので、身体的な能力を向上させれば使う技術もパワーアップします。
僕自身も高校生の時たくさんの技術練習をしていました。
僕はゴールキーパーだったので、全体練習後の自主練では
キャッチングやセービング、1vs1、
そして朝練ではパントキックをたくさん練習していました。
しかし大学生になり伸び悩む時期がありました。
試合で思ったようにプレーができず、苦労しました。
しかし、フィジカルトレーニングを積極的に行ったことでプレーに力強さが増し、良いパフォーマンスができました。
具体的には技術練習(チーム練習)を一日2時間以下に抑え、1時間フィジカルトレーニングを行いました。
この時に体が変われば、プレーも変わることを実感しました。
本日の概要はこちらです👇
- サッカー選手の筋トレは全身をバランスよく!
- 正しい知識で筋トレしよう!
- 筋トレ計画を立てる!
では、深堀していきます。
✅サッカー選手の筋トレは全身をバランスよく!
サッカー選手は全身をバランスよく鍛えることが大切です。
高校生の中には単純にカッコイイ体を作ると理由で筋トレする選手が多いです。
よくプロのサッカーの試合を見ていると腹筋がバキバキの選手を見かけます。
それに憧れて腹筋だけを鍛える高校生サッカー選手がいます。
サッカーは全身を使うスポーツなので、全身をまんべんなく鍛えることが重要です。
フィールドプレーヤーであれば、普段のトレーニングで下半身に負荷がかかるのでウエイトトレーニングを行う場合,
上半身のトレーニングの比重をやや多めに行ったほうが良いと言われています。
もちろん下半身のほぼすべての筋肉を連動させる
重りを着けたスクワットは行ったほうが良いでしょう。
✔スクワットとは?
僕自身はゴールキーパーだったので、上半身と下半身を半分半分の比重でトレーニングを行っていました。
具体的には2日ウエイトトレーニングを行うと考えて、
1日は下半身と上半身の背中側を鍛えるウエイトトレーニング
もう1日は上半身の胸側と全身を連動させる瞬発的なトレーニング(パワークリーンなど)を行っていました。
✔パワークリーンとは?
✅正しい知識で筋トレしよう!
高校生のうちは正しい情報を自分で見つけるのは難しいです。
なので専門的な知識は専門家に聞いた方が良いでしょう。
高校の部活動に専門的なトレーナーがいれば専門的なことを聞けてすぐにトレーニングを開始できるでしょう。
トレーナーがいなければ、学校の保健体育科の先生に聞くのが良いでしょう。
僕自身も保健体育の教員をやっていて、免許を取る過程で簡単なトレーニング理論を学ぶのできっと知っているはずです。
「どのような重さで行えば筋肥大がおこるのか?」
「筋肥大ではなく、筋力強化を行うにはどうすればいいか?」
など簡単な知識であれば教えてくれるはずです。
また私立学校であればトレーニングジムが完備されている学校もあると思うのでフィジカルを鍛えることができると思います。
トレーニング施設がなくても高校生であれば市区町村が運営するフィットネスセンターが使えるので積極的に活用するべきです。
先ほども書いた通り全身を鍛えることを忘れないでください。
筋トレ計画を立てる!
計画を立てるというのは、今、「自分が今どのようなフィジカルレベルでどこまでフィジカルレベルを向上させたいか」を理解する必要があります。
サッカーでフィジカルを向上させるのには、3つの段階があります。
1.基礎パワートレーニング
2.変換パワートレーニング
3.サッカーパワートレーニング
参考書籍
1.基礎パワートレーニング
基礎パワートレーニングとは、筋量や筋力を向上させることを目的としたトレーニングです。
これは3か月ぐらい必要なので、高校1年生の終わりごろから行ったほうが良いです。
そして2年単位でフィジカルレベルをプロレベルまで待っていくことを意識してください。
2.変換パワートレーニング
変換パワートレーニングとはサッカー特有のパワーを向上させることが目的です。
例えば、ジャンプ動作だったり体を捻る動作です。
このトレーニングも習得するのにだいたい2ヵ月ぐらいかかるので地道な努力が必要です。
3.サッカーパワートレーニング
これはサッカー特有の動き(スプリントや加速、減速)を高めます。
動きの切れを出していくイメージですね。
サッカーパワートレーンングが終わったら、
もう一度基礎パワートレーニングに戻って、
もう一度パワーの向上を図ることが大切です。
高卒でプロを目指すのであれば、1年生の終わりごろから積極的、そして計画的にフィジカルトレーニングを行うべきです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は【高校生】サッカー選手に筋トレは必要か?
というテーマでブログを書いていきました。
高校生がサッカーのパフォーマンスを向上させたいのであれば筋トレ(ウエイトトレーニング)は行うべきです。
なぜならば、フィジカルが変わればプレーも変わるからです。
サッカーとは体を扱うスポーツです。
なので、身体的な能力を向上させれば使う技術もパワーアップします。
発達段階にもよりますが、高校2年生ぐらいになれば体の土台が形成されていくので
積極的なウエイトトレーニングを行うべきです。
また正しいウエイトトレーニングは成長ホルモンを分泌させるので更なる身長アップも望めるかもしれません。
サッカーというのは、技術が上手い=サッカーが上手い、ではありません。
サッカーというのは、卓越した技術、高い戦術理解度、強靭なメンタル、力強いフィジカル
全てを総合的に見てサッカーが上手いと判断するので、
技術トレーニングだけをするのはやめたほうがいいですね。
またフィジカル能力を向上させるためには、栄養と休養が必要です。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。