皆さんは、自分の反射神経に自信はありますか???
そして、どうやってリアクションスピードを高めていますか???
僕はサッカーボール以外のボールを使ってリアクションスピードを高めています。
こんにちは、Atsuyaです。
本日はGKのマンツーマントレーニングを行ったのでブログを書いていきます。
今回のトレーニングのテーマは『リアクションスピードを高める』です!
具体的なトレーニング内容はこちらです👇
W-up
- リアクションスピードを高めるW-up
- リアクションスピードを高めるW-up(奇数・偶数)
- ステップ→キャッチング
- ローリングダウン
トレーニング
- ローリングダウン→起き上がり→ダイビング
- ダイビング(浮き球&ゴロ)
- テニスボールを使ってリアクションスピードを高めるトレーニング
- ボールフィーリング→シュートストップ
- キャッチング→ポジション修正→シュートストップ
- クールダウン
では、解説していきます。
W-up
リアクションスピードを高めるW-up
リアクションスピードを高めるW-upとして、腕を後ろに組み落とされたボールに反応することを行いました。主に4種類のW-upを行いました。
一つ目は腕を後ろに組み、上から落ちてくるボールに対して反応してキャッチを行いました。
二つ目も腕を後ろに組み、下から上がってくるボールに対して反応することを行いました。
三つ目は仰向けの姿勢になり、頭上に落とされたボールに対して反応することを行いました。
四つ目はGKの後ろからボールを投げて、ワンバウンド以内にキャッチすることです。
三つ目までのW-upでは、あえてGKの構えとは異なるやり方で行いました。
視野から消えている手を思い通りにボールへアプローチすることは難しいです。
例えば、野球でバントをするときはボールうをヒットしやすいのに、振りかぶると空ぶりする確率が高くなってしまいます。それは見えないところからバットを出しているからです。
このW-upでは、あえて難しい状況を設定し行いました。
リアクションスピードを高めるW-up(奇数・偶数)
続いては、フットワークを混ぜてリアクションを高めるW-upを行いました。
奇数だったら選手側から見て右のコーンを周り、偶数だったら左のコーンを周ります。
GKの場合、ただ向かってきたボールに対するリアクションスピードを高めるだけではいけません。
頭で情報を処理し、体を素早く動かすことも必要です。
例えば、クロスボールの場合、ただ上げられたクロスボールに対してアプローチするのではなく、エリア内の状況を整理し、出るか出ないか、キャッチングするかしないか、パンチングするならばどこに弾くかを判断し、そのスピードを高めなければなりません。
w-upとして行いましたが、楽しいあまり強度が高くなってしまいました。 改善します。
ステップ→キャッチング
続いて、キャッチングのW-upを行いました。
今回は地面に置いた状態からボールを蹴りました。手に持った状態から正面キャッチのボールを蹴るより、地面に置いたボールを蹴ったほうが実践に近いボールを蹴ることができます。
以下のブログでキャッチングについて詳しく解説しています👇
ローリングダウン
W-upの最後にローリングダウンを行いました。
ダイビング時の上の手の使い方を改善したいと言っていたので、テニスボールも加えてローリングダウンを行いました。
トレーニング
ローリングダウン→起き上がり→ダイビング
そして上の手を上手く使えるようになるために浮き球のローリングダウンから起き上がり、そしてダイビングを行いました。
上の手を使うダイビングは試合中での使用頻度は少ないですが、上の手を使ってシュートを止めることができたら試合の流れを一気に持ってくることができるでしょう。
ダイビング(浮き球&ゴロ)
前前回のトレーニング(相手FWが称賛するようなダイビングを身につけるトレーニング!~GKマンツーマントレーニング~)では浮き球のダイビング、
前回のトレーニング(地を這うようなダイビングを!~GKマンツーマントレーニング~)ではゴロのダイビングのトレーニングを行いました。
そのおさらいとして、今回も行いました。
以下のツイートの動画をご覧ください👇
👆は前回のゴロのダイビングの映像です。
特に左のゴロのダイビングですが、見違えるように上達していました。
本人曰く、日ごろのトレーニングで意識したらできるようになったと言っていました。
テニスボールを使ってリアクションスピードを高めるトレーニング
続いてはテニスボールを使ってリアクショントレーニングを行いました。
選手にテニスボールを投げてもらい、テニスボールを弾き返します。選手は足で止めるのか手で止めるのか、それとも体で止めるのか瞬時に判断し、それを体に染み込ませなければなりません。
興國高校式Jリーガー育成メソッド ~いまだ全国出場経験のないサッカー部からなぜ毎年Jリーガーが生まれ続けるのか?~に書いてありますが、サッカーボール以外のボールを使うことでいつもとは違う刺激を脳に与えることができます。そのため技術習得スピードも向上すると言われています。
僕はkindle unlimitedで読みました。サッカー、筋トレに関する本が読み放題です。1ヵ月のお試し期間もあったはずなので、気になる方は是非!
1週間に1度ぐらいはサッカーボールと違うボールを使うことも必要です。
以下のブログでサッカーボール以外のボールを使うトレーニングについて詳しく解説しています👇
ボールフィーリング→シュートストップ
GKは両手にテニスボールを1つずつ持ちます。そしてGKに対してランダムにテニスボールを1球ずつ投げます。GKは投げられた方の手のボールを離して、新しいボールをキャッチします。テニスボールを6球キャッチした後、シューターとの距離を取り、シュートストップを行います。
このトレーニングを行った目的は、まず初めに頭で情報を処理して手を正確に動かすことです。
動画でもある通り、投げられた方と逆の手のテニスボールを離してしまうことがあります。これは自分の手を思い通りに動かせていないです。
そして2つ目はボールフィーリングを高めることです。テニスボールを片手でキャッチすることは意外と難易度が高いです。ボールをしっかり見て、キャッチすることはサッカーボールでも変わりません。
キャッチング→ポジション修正→シュートストップ
最後はポジション移動からの正面キャッチ、もう一度ポジション移動してからダイビングを行いました。
ポジション移動の際に意識して欲しいことは、移動したい方向の足から動き出すことです。
動きたい方向と逆の足から動き出してしまうと、その1歩分が無駄になってしまいます。
そしてダイビングでは近距離(7〜8m)からのシュートストップを想定しているので、足を一歩前に出すダイビング(ポジティブワンステップダイビング)が使えないです。
そのため足を内側にしまってダイビングするネガティヴステップダイビング、もしくは両足踏み切るダイビングを行います。
どちらもポジティブワンステップダイビングと異なり、重心移動が少ないため素早く反応ができます。
あまり聞いたことのないダイビング方法だと思いますが、GKをしている皆さんなら知らず知らずのうちに行っていると思います。
改めて頭で理解して練習することも必要です。
クールダウン
今回もトレーニングが終わった後に、パートナーストレッチを行いました。
僕はトレーナーではないですが、大学でストレッチングについて学んだので、これからは学んだことをどんどん実践していきたいと思います。
2人組みでストレッチングを行う理由は以下の4つです。
- 1人では伸ばすことのできない「強さ」で伸ばせる
- 1人では伸ばすことのできない「方向」に伸ばせる
- パートナーに伸ばしてもらうので筋肉を常にリラックスした状態でできる
- コミュニケーションをとることができる
以下のブログでストレッチングについて解説しているので是非ご覧ください👇
このストレッチが終わった後、選手が「軽くなった!」と言ったのでこのような題名にしました。ストレッチでも筋トレでもある程度知識があるなら実践するべきです。そこから新しいことを学び改善し、また新しい知識を得ることができるので、まずはやっていきましょう!
まとめ
本日は「リアクションスピードを高める」ことをテーマにトレーニングを行いました。
サッカーボールだけではなくテニスボールを使ってトレーニングしました。
今後も様々な種類のボールを使ってトレーニングを行っていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。