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ボールを運ぶ技術 @獨協大学 2019/8/20

投稿日:2019年8月21日 更新日:

あそこに弾いとけばよかった・・・

でも弾く練習ってしたことないよな。

どうやって練習すればいいんだ・・・

こんにちは、Atsuyaです。

8月20日に獨協大学でGKトレーニングを行ったので、具体的な内容をブログに書いていきたいと思います。

今回のトレーニングのねらいは「ボールを運ぶ」ことです。

ボールを運ぶことで大切なのは「指先」と「手首」です。

したがって、練習では常にどの指でボールを弾いたのかを選手に問いかけながら練習をしていきました。

選手に指の第一関節まで意識させて、感覚を研ぎ澄ませました。

また遠くに弾く、コートに外にボールを出すときはボールを触る瞬間に手のひらを返すことを伝えました。

ボールに触る瞬間に手のひらを上に向ける感じですね。

では、具体的な理由とともにトレーニングの解説していきます。

W-up

  • 起き上がり(腹筋)
  • ボールコーディネーション(腹筋)
  • ローリングダウン→正面キャッチ → ハイボール
  • ローリングダウン → グラウンダー → ハイボール

トレーニング

  • ボールを運ぶトレーニング
  • ダイビングのスピードを高める→セカンドアクション

W-up

起き上がり(腹筋)

W-upとして起き上がりの要素を取り入れた腹筋運動を行いました。

「ボールを触る瞬間まで目で追いかけること」を意識させました。

最後までボールを見るためには、顎を引き上げる必要があります。

先日以下のようなツイートをしました👇

ダイビングした後、ボールを目で追うことが大事。
簡単そうで意外とできない技術。
目でボールを追うには身体を伸ばし切らなければなりません。

身体を伸ばし切り、顎を引き上げて、ボールを目で追うことが大事です。


ボールコーディネーション(腹筋)

GKにとって指先の間隔は非常に大切です。

このW-upでは、腹筋運動を取り入れつつ指先でボールをコントロールすることを意識しました。

この後に正面キャッチ等の基礎的な練習を行いました。

ここでは割愛させていただきます。


ローリングダウン→正面キャッチ → ハイボール

先月クロスボールを中心にトレーニングを行ったので、今月からクロスボールを複合させながら行いました。

ローリングダウンを行った後、正面キャッチ、そしてサイドからハイボールを投げました。

1人肩を怪我をしている選手がいました。脚は十分に動かせる様子だったのでトレーニングでの配給の役割を担ってもらいました。

僕はGKトレーニングの配給は選手にも積極的にやらせるべきだと思っています。

その理由は以下のブログでも解説しているので、ぜひご覧ください👇

GKのキックが上手くならないのはあなたのせいかも?


ローリングダウン → グラウンダー → ハイボール

次はローリングダウンでは浮き球、グラウンダーのキャッチそしてクロスボールの処理を複合させて行いました。

このW-upでは肩を怪我している選手にクロスボールを蹴ってもらいました。

コーンを置いて相手より先に触ることを意識してトレーニングを行いました。

クロスボールではたくさんの技術的な要素が必要です。

7月に「クロスボールの処理」を中心にトレーニングをしました。

以下のブログにまとめてあるので是非ご覧ください👇

クロスボールを制覇する8つの要素 @獨協大学 GKトレーニングより


トレーニング

ボールを運ぶトレーニング

ボールを運ぶことを意識してトレーニングを行いました。

まず初めに、ローリングダウンの姿勢からテニスボールでボールを弾きました。

ただ弾くのではなくボールをコントロールすることを意識して、どの指でボールを振れたのかを確認しながら行いました。

テニスボールを弾いた後、同一方向に起き上がりをしてダイビングを行いました。

基礎的な練習では起き上がり方も正しくできていましたが、複合した練習を行ったときに出来ていなかったので改善していきたいと思います。

キャッチできるボールはキャッチしようと伝えました。

ボールを運ぶことを意識したトレーニングでしたが、動画の最後の部分ではしっかりキャッチができているので良かったです。


ダイビングのスピードを高める→セカンドアクション

次は外にボールを運ぶことを意識してトレーニングを行いました。

エリアに中に弾いてしまうとセカンドボールを詰められて失点してしまう可能性があります。

したがって、コーナーキックに逃げるかできるだけ逆サイドに運ぶことを意識させました。

逆サイドにボールを運ぶ時に、手首を返す動きをすると上手くはじけると伝えました。

手のひらを上に向けるイメージですね。

またGKはボールの軌道が途中で変化しても対応しなければなりません。

そしてキャッチ出来たらセカンドのシュートは無しという実践的な形式でトレーニングを行いました。

次はボールをキャッチした後の「配給」までを1セットとしてやっていきたいと思います。


まとめ

今回のトレーニングのねらいは「ボールを運ぶ」ことでした。

よし、俺も明日から試合でやろう!

って思ってもできる技術ではありません。

指先でボールの軌道を変える技術は、練習量に比例すると思います。

無意識のうちに、機械的に良い判断ができるように体で覚えるようにしていきましょう。

このブログでは何度も書いていますが、理にかなった練習を反復することがGKには必要です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


関連ブログ

-GK, 大学トレーニング

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