GKトレーニングする時間はある・・・
トレーニングってどうやって考えるんだ・・・
キーパーコーチが欲しい・・・
こんにちは、Atsuyaです。
本日は『【GKトレーニングの基本的な作り方】~キーパーコーチがいなくても大丈夫~』
というテーマでブログを書いていきます。
以前、このような質問を受けました。
自分のチームにキーパーコーチがいないのですが、どうやってGKトレーニングを作ればいいですか?
これは、チームに専属のキーパーコーチがいない選手たちが抱えている悩みだと思います。
今回のブログでは上記👆の質問に答えていきたいと思います。
先に結論から申し上げると、
GKトレーニングの作り方はこちらです👇
- ウォーミングアップ
- 技術トレーニング
- シチュエーショントレーンング
- 試合形式のトレーニング
では、深堀していきます。
※なお、JFAの指導者ライセンスを受講すれば、
他のトレーニングの作り方、オーガナイズ方法は簡単に理解することができます。
ウォーミングアップ
ウォーミングアップでは、メインのトレーニングにつながるような活動をするべきでしょう。
クロスボールをテーマなら、『落下地点』を読むような動き。
シュートストップがテーマなら『ポジショニング』を無意識のうち理解できるような動き。
などなど・・・
これらに加えて体温も温まるような活動を取り入れましょう。
ウォーミングアップの合間に、ダイナミックストレッチを取り入れることも良いでしょう。
ウォーミングアップについてもう少し深堀していきます。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、
トレーニング前に行う活動(w-up)として、
スリーアップというものがあります。
スリーアップとは?
ウォームアップ:怪我の予防、その種目の特徴的な空間や用具を体感しその種目を動きやすい体を探求する。
モチベーションアップ:グループの仲間と楽しみつつ、協働で運動の原理・原則を学び合う。
スキルアップ:その種目で中核となる技能の感覚を耕すアナロゴンを積み重ねていく。
引用:http://www.ssf.or.jp/Portals/0/resources/encourage/grant/pdf/2016/2016rs_15.pdf
簡単にまとめると
- ウォームアップ・・・怪我予防のために体を温める活動
- モチベーションアップ・・・グループ、コミュニケーションなどを通してモチベーションを上げる活動
- スキルアップ・・・ メインの活動(サッカーであれば練習)で身につけたい技術のために準備する活動
詳しくは以下のブログで解説しているので、
気になる方は是非ご覧ください👇
これから、メインテーマがクロスボールの対応、技術的テーマがパンチングの時のスリーアップを紹介します。
以下のツイートの動画をご覧ください👇
パンチング、指先の感覚を研ぎ澄ませるために、こんな練習を取り入れたい。
練習というか遊び感覚でやりたいです!
最後ちゃっかり何してんの?って感じ笑
pic.twitter.com/YxkqJ3JFuP— Atsuya (@Atsuya_gk) August 21, 2019
パンチング、指先の感覚を研ぎ澄ませるために、こんな練習を取り入れたい。
練習というか遊び感覚でやりたいです!
最後ちゃっかり何してんの?って感じ笑
このウォーミングアップをすることで、
指先、パンチングで使用する拳の部分の感覚が研ぎ澄まされ、
さらに活動量も多いので体温も温まります。
また、チーム戦(協働)ということでモチベーションアップにもつながります。
スリーアップの要素を兼ね備えていますね。
是非、参考にしてみてください。
技術トレーニング
技術トレーニングで意識することは、GKとボールの関係です。
ボールに対して正確なアクション(技術)をできるかどうかです。
つまり、反復回数が多く、細かくこだわってトレーニングすることが大切です。
以下のツイートのトレーニングは
テーマが1vs1、技術的要素がブロッキングです👇
GKトレーニング
ブロッキングの技術的なポイント
・股を横からを閉じる
・やや前重心(背中は丸めない)
・手の位置は体の横、さらに下に構える
・地面についている方の足首は伸ばす
・反応する時は手だけではなく、肘も使って守る
YouTubeのリンクです⏬https://t.co/Hnhlj5x3gc pic.twitter.com/YQOhz0Iag8— Atsuya (@Atsuya_gk) March 20, 2020
GKトレーニング
ブロッキングの技術的なポイント
・股を横からを閉じる
・やや前重心(背中は丸めない)
・手の位置は体の横、さらに下に構える
・地面についている方の足首は伸ばす
・反応する時は手だけではなく、肘も使って守る
YouTubeのリンクです👇
技術トレーニングは、とにかくこだわってトレーニングすることが大事です。
技術に関しては、多くのGKコーチが
書籍やブログ、YouTubeなどで紹介しているので、
インターネットで検索すれば、簡単に理解できると思います。
書籍についてはこちらのブログで紹介しているので、是非ご覧ください👇
シチュエーショントレーンング
続いてはシチュエーショントレーニングです。
シチュエーショントレーニングとは、試合に近い状況下でトレーニングすることです。
技術トレーニングでは、自分とボールの関係についてトレーニングを行いました。
しかし、サッカーの試合ではボール、相手、味方、スペースを認知しなければいけません。
つまり、このシチュエーショントレーニングでは、
これらのボール、相手、味方、スペースの要素を入れ、
さらに判断の要素も入れなければいけません。
正直これは考えるのが難しいです。
これを作る仕事こそキーパーコーチの役割だと思います。
30秒ほど少し話が脱線します。
僕自身も、GKのマンツーマントレーニングを行っていますが、
キーパーコーチ一人と選手一人だけでは、シチュエーショントレーニングを作ることは難しいです。
しかし、正確な技術を身につけることができるので、マンツーマントレーニングにもメリットはあります。
後はトレーニングの道具次第では、シチュエーショントレーニングはできるかもしれませんね。
ここで一つ、具体例を入れましょう。
以下のツイートのトレーニング動画をご覧ください👇
GKトレーニング
【3vs1GK】ゴール幅:3〜5m
小さなゴール:ニアポストから3mにコーンを置く1.ゴールポストから約7m離れた地点からクロスボール
2.GKは3mの小さなゴールを守る
3.エリア内の選手にパスが出たら、GKはその選手と1vs1を行う✅ニアに寄りすぎると小さなゴールを守れない pic.twitter.com/elsGX2Evs7
— Atsuya (@Atsuya_gk) March 13, 2020
GKトレーニング
【3vs1GK】ゴール幅:3〜5m
小さなゴール:ニアポストから3mにコーンを置く1.ゴールポストから約7m離れた地点からクロスボール
2.GKは3mの小さなゴールを守る
3.エリア内の選手にパスが出たら、GKはその選手と1vs1を行う✅ニアに寄りすぎると小さなゴールを守れない
こちらは、ボール、相手、スペースの要素を入れ、
さらに1vs1で飛び込むのか、ステイするのか、
またクロスボールに対して、インターセプトを狙うのか、
できるだけ試合に近いシチュエーションを意識したトレーニングになります。
試合形式のトレーニング
最後に試合形式のトレーニングを入れましょう。
これはフィールドプレーヤのゲームに参加するイメージがあるように思えますが、
それだけではありません。
ゴールキーパーだけで実際の試合を行うことは難しいですが、
試合と同じように勝ち負けをつけたトレーニングを行いましょう。
最後に面白そうなトレーニングを紹介します。
以下のツイートをご覧ください👇
正しい技術を身に付けた後なら、このようなトレーニングもあり。
強度も高く、何より楽しそう!
ゲーム感覚でやりたい!
pic.twitter.com/5HJqVerUf7— Atsuya (@Atsuya_gk) January 15, 2020
正しい技術を身に付けた後なら、このようなトレーニングもあり。
強度も高く、何より楽しそう!
ゲーム感覚でやりたい!
ツイートにも書いてある通り、正しい技術を身につけることができたら、
このようなトレーニングもありかもしれませんね。
まとめ
今回のブログでは、
『【GKトレーニングの基本的な作り方】~キーパーコーチがいなくても大丈夫~』
というテーマでブログを書いていきました。
GKトレーニングする時間はあるけど、どうやってトレーニングを作るかわからない。
キーパーコーチが欲しいけど・・・
でもそれは現実的に難しい。
そんな選手の方は、是非今回のブログを参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。