GKの仕事は『リアクション』です。
その『リアクション』の中で積極的な『アクション』をどれだけ起こせるか…
こんにちは、Atsuyaです。
今回は都内にある公園でゴールを使わずにトレーニングを行いました。
テーマは『リアクションスピードを高める』です。
トレーニングの流れはこちらです👇
W-up
- 正面キャッチ→前進→正面キャッチ
- バックステップ→バウンドボール
- ハイボール→テニスボール反応
トレーニング
- ワンステップダイビング
- 両手の起き上がり→ゴロのボール
- コラプシング or ブロッキング
- コラプシング or 1vs1
では、解説していきたいと思います。
W-up
正面キャッチ→前進→正面キャッチ
初めにW-upとして、正面キャッチを行いました。マーカーを2か所に置き、初めのマーカーとキッカーの距離は約10mです。2つ目のマーカーからキッカーの距離は約7mです。キャッチングの技術向上のために、距離感を変えてもボールスピードは変化させませんでした。
キャッチングで意識することは以下の7つです👇
キャッチング
・手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
・足を肩幅に開く
・脇を開き過ぎない
・足は常に動くように
・お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
・ボールを手にはめるイメージ
・はまったら指でボールを掴む
http://gk-adviser-ah.com/master-catching/
以下のブログで詳しく解説しています👇是非ご覧ください!
バックステップ→バウンドボール
続いては、バウンドボールの処理を行いました。キャッチングする前にバックステップの動作を加えました。
GKトレーニングでは、先ほど行った前進、またはサイドステップの動きを練習することは多々あります。しかし、GKはクロスボールに出ることができなかった時など、下がりながらポジション修正を行うときがあります。
したがって、ポジション移動のトレーニングでは前や横に移動するだけではなく、ポジションを下げることも想定してトレーニングを行いましょう。
ハイボール→テニスボール反応
横から手でハイボールを投げてもらい、そのあと下がってポジション修正を行い、テニスボールを使ってリアクションスピードを高めていきました。先ほども書いたようにGKはポジションをあえて下げる場面があります。
その理由はシュートに反応するための時間を稼ぐためです。
以下のツイートをご覧ください👇
クロスボールに対して出られなかった時、ゴールライン上に立ってセーブする。
下がりながらのシュート対応が意外と難しい。ボールに寄りがちになってしまう。
自分も何となくボールにアプローチして取れるボールなのに反応が間に合わず失点することがあるので気をつけたい。
ノイアー選手はクロスボールに対して出ることができなかった時、あえてゴールライン上まで下がってシュートに対応しています。
トレーニング
ワンステップダイビング
ワンステップダイビングからメインのトレーニングに入っていきました。
ダイビングで意識することは、『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』です。皆さんもご存じの通り、ダイビングでは斜め前へアプローチすることが原則です。しかし、実際の試合ではシュートに対して斜め前へアプローチすることは難しいです。
手、腕、肩を可能な限り前にアプローチするように意識しましょう。そうすれば必然的に 『ボールに対して素早く、そして力強くアタックすること』 ができるでしょう。
これはドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」で詳しく解説してあります。是非ご覧ください!
両手の起き上がり→ゴロのダイビング
続いては、両手の起き上がりからのゴロのダイビングを行いました。
試合中、起き上がるときは片手だけではありません。両手でも起き上がることは多々あります。
基本的にゴロのボールを片手で弾いた場合は片手で起き上がります。
しかし、浮き球に対して両手もしくは片手で弾いて、起き上がりが同一方向の場合は両手で起き上がります。
今回は浮き球のボールを同一方向に弾き、そのあとのセカンドアクションを想定してトレーニングを行いました。
コラプシング or ブロッキング
シューターに対して適切に構え、シュートを打ってきたらコラプシングもしくはフットセーブを用いてシュートストップを行います。しかし、シューターがドリブルで運んで来たらブロッキングで対応します。
先に動き出さないように、ボールが動くまで我慢しました。
シュートストップ or 1vs1
先ほどのトレーニングの応用です。シューターの2m前にFW役を設置します。そしてシューターはゴールにシュートを打つかFWにパスを出します。そのFWは反転してシュートを打つか、パスをリターンするかを選べます。
GKはまずシュートに対応し、FWにボールが入ったら、ボールを奪いに行くのかステイするのか判断します。
まとめ
GKの仕事はほとんどリアクションです。正しい技術、正しいポジショニングももちろん大事です。しかし、リアクションのスピードを高めることも重要です。
毎回のトレーニングで自分の全力を出していきましょう!
いつも二人でトレーニングを行っていましたが、今回は新しい仲間が一人増えました。
GKトレーニングはゴールがなくてもある程度はできます。
ですが…
GKの仲間がいなければできません。
僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
参加条件は特にありませんが、、、強いて上げるなら
- SNSに投稿しても問題ない
- GK仲間と円滑にコミュニケーションがとれる
ぐらいですかね!
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
こちらのブログでもトレーニングの風景など載せてあるので是非ご覧ください👇
お知らせ!GKトレーニングがしたい社会人GKへ @GK自主練会
最後まで読んでいただきありがとうございました。
YouTubeに練習動画を上げているので是非ご覧ください👇
https://www.youtube.com/channel/UCXCoS4OAiZkDbKC9FTYN7tA