もっと遠くにジャンプできれば…
ダイビングでは遠くに飛ぶことも重要です。
しかし遠くに飛ぶよりも前にやるべきことがあります。
それは体をまっすぐにしてダイビングをすることです。
あなたのダイビングは「く」の字になっていませんか?
あなたはいつまで損をするダイビングを続けるつもりですか?
こんにちは、Atsuyaです。
今回は先日行ったGK自主練会のトレーニング内容についてブログを書いていきます。
トレーニングのテーマは「体を直線にしたダイビング」です。
以前ブログでダイビングで遠くに飛ぶ方法を書きました👇
★ダイビングで遠くに飛ぶ方法
- 進行方向と逆の足からの体重移動を意識する
- 大股で踏み切りすぎない
- 手、肘、肩など身体全体を伸ばし切る
- できるだけ早くボールに触るために、前へアプローチする
- 浮き玉の場合は、飛んだ瞬間に上の膝をお腹にくっつけるイメージ
今回のトレーニングでは、
- 手、肘、肩など身体全体を伸ばし切る
- できるだけ早くボールに触るために、前へアプローチする
この2つを意識してトレーニングを行いました。
こちらが👇トレーニングの概要です。
W-up
- ステップワーク
- ラダーステップ→正面キャッチ
トレーニング
- 膝立ちダイビング
- 逆足を意識した片膝立ちダイビング
- ワンステップダイビング
- 連続ダイビング
- フロントダイブ
- ポジション修正→フロントダイブ
- リアクションスピードを高めるトレーニング
では、トレーニングの内容を具体的に解説しています。
W-up
ステップワーク
まず初めにW-upとして、ボールフィーリングを含めたステップワークを行いました。
動画のように、お互いに呼吸を合わせてステップワークを行いました。
初めはサイドステップ1歩で行いましたが、27秒~からはサイドステップ2歩で行いました。
楽しく体を温めることができるようにこのW-upを行いました。
ラダーステップ→正面キャッチ
続いては、ラダーを使ってW-upを行いました。
ラダーでのステップの種類は指定せずに行いました。
ステップをした後に正面キャッチを行いました。
ステップではスピードも大事ですが、「歩幅を一定に保つこと」も重要です。
以下のブログで詳しく解説しているので是非ご覧ください👇
ラダーは一緒に自主練してくれた選手が持ってきてくれました。
自主練会では、基本的に自分がやりたいトレーニングができます。
トレーニング用具を持ってきてくれれば自由に使って構いません!
トレーニング
膝立ちダイビング
最初のトレーニングは片膝立ちダイビングです。
GK Atsuyaのブログでは、膝立ちダイビングの解説をたくさんしてきました。
まとめると…
膝立ちダイビングで意識すること
- 膝をつま先より前に出す
- お尻が踵の上に来るようにする
- しっかり地面を蹴る
今回のトレーニングのテーマである
- 手、肘、肩など身体全体を伸ばし切る
- できるだけ早くボールに触るために、前へアプローチする
☝の2つを意識するために、ダミー人形を使って膝立ちダイビングを行いました。
ダミー人形にボールを絶対に触らせない意識でトレーニングを行いました。
逆足を意識した片膝立ちダイビング
続いてのトレーニングは、逆足を意識した片膝立ちダイビングです。
ダイビングは進行方向の足だけで飛ぶわけではないですよね?
進行方向の逆の足から進行方向の足へとしっかり体重移動しなければなりません。
逆足からの体重移動を意識しながらこのトレーニングを行いましょう。
さらに大股になりすぎず、歩くイメージで脚を出すと良いでしょう。
ワンステップダイビング
続いては、ワンステップダイビングを行いました。
片膝立ちダイビングで意識したことをこのワンステップダイビングに繋げていきました。
いつもワンステップダイビングのトレーニングを行うときは、投げたボールに対してダイビングしていました。
今回は、ボールの配球をキックに変えました。
僕自身、GKコーチだけでなく選手もトレーニングの配球を積極的に行ったほうが良いと思います。
GKコーチがキックマシンとなり、選手に全くボールを蹴らせないと、
キックが下手なGKが生まれてしまします。
以下のブログで詳しく解説しています👇
連続ダイビング
続いては、ステップを含めた連続ダイビングを行いました。
今までの自主練会では、ダイビングの基本的な形をマスターするために、
基礎的なトレーニングを積み重ねてきました。
ある程度ダイビングの形が綺麗になったので、
より反復回数を増やし、負荷も高めるためにこのトレーニングを行いました。
以下のツイートをご覧ください👇
アグレッシブなトレーニングも絶対に必要。
基礎的な技術をしっかり理解し、定着した上で行えば確実に意味はある。さらにフィジカル的にも強くなるので。
それにしてもジダ選手はすごいな。
pic.twitter.com/MxCwWAixVg— Atsuya (@Atsuya_gk) August 15, 2019
アグレッシブなトレーニングも絶対に必要。
基礎的な技術をしっかり理解し、定着した上で行えば確実に意味はある。さらにフィジカル的にも強くなるので。
それにしてもジダ選手はすごいな。
基本的な技術を習得したら、強度を高めて実践で使えるテクニックにしていきましょう!
フロントダイブ
続いてはフロントダイブを行いました。
今回のトレーニングでフロントダイブを取り入れた理由は、
「できるだけ早くボールに触るために、前へアプローチする」ことを意識するためです。
体をまっすぐに伸ばすことで、ボールに早くアプローチすることができます。
素早くボールにアプローチする意識を持つことで、ボールに対して力強くアタックすることができます。
そうすることで、1vs1や相手の強烈なシュートをブロックすることができます。
ポジション修正→フロントダイブ
続いては、ポジション修正した後にフロントダイブを行いました。
このトレーニングでは、クロスボールには出れず、ポジションを下げた後、
相手FWのファーストタッチが大きくなったところを狙って、ボールにアタックすることを想定しました。
フロントダイブでブロッキングすることは正直怖いです。
なぜならば顔を蹴られる可能性があるからです。
しかし、あることを意識すれば顔を蹴られることはありません。
それは、体を直線にしてフロントダイブを行い、手の平の下の部分(手根骨)の部分でアタックすることです。
手根骨とは赤く丸が付いているところです👇
この部分でボールにアタックすることができれば、相手の至近距離のシュートにも対応できます。
リアクションスピードを高めるトレーニング
最後はリアクションスピードを高めるトレーニングを行いました。
ダイビングのテーマと少し逸れてしまいましたが、次の日に試合があり、
ボールに反応する感覚を確かめるためにこのトレーニングを行いました。
至近距離のボールに対して、手で止めるのか、足で止めるのかを確認しながら行いました。
まとめ
今回は「体を直線にしたダイビング」というテーマでブログを書いていきました。
ダイビングでは遠くに飛ぶために下半身の筋肉を鍛えて、地面をしっかり踏み切ることができれば遠くに跳べます。
しかし、体を「く」の字にしたままダイビングしていたら意味がありません。
損をしています。
体を直線にしてダイビングすることができたら、あと数センチ先のボールにも触れるかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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