サッカーコーチになりたい
でも充分な給料をもらえるのか?
そもそもサッカーコーチってどんなカテゴリーがあるの?
こんにちは、Atsuyaです。
本日は、【指導者になる前に気をつけるべきこと】あなたはどんなサッカーコーチになりたいの?
とういテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のような質問を受けました👇
現在、大学4年生です。サッカースクールでアルバイトしているのですが、そこのサッカースクールのスタッフ(正社員)から
「うちで働かないか?」と言われました。
給与や待遇の詳細はまだ聞いていません。しかし、個人的に収入がどれくらいなのかが気になります。
どうすればいいでしょうか?
やはり、サッカー業界で十分な収入を得ることは難しいと言われています。
サッカークラブによっては、週6で働いて収入(手取り)が16万円ぐらいのところもあります。
結論から申し上げると、
サッカースクールやあサッカークラブで働く時は、雇用形態をしっかりして確認しましょう。
そして収入(手取り)を計算し、生活の見通しを立てましょう。
またサッカーコーチには様々な種類があるので、どの形態で働くのかを意識しましょう。
雇用形態や収入は絶対に確認しよう!
サッカーコーチになる際に雇用形態や収入はしっかりと確認しましょう。
アルバイト契約なのか、契約社員、正社員なのかは確認したほうがいいでしょう。
そして収入がどれくらいもらいるのか把握しましょう。
正社員
正社員は基本的に、給与をもらいつつ、会社で労災や年金、税金関係の手続きを行ってくれます。
また長期的な視点でそのクラブ経営に関われます。
しかし、事務作業も多くこなし、そのうえで現場にも出なければいけないのでとても大変です。
またサッカークラブには残業するのが当たり前の風潮でもあるので、少し注意が必要ですね。
しかし、正社員は契約社員やアルバイトと違ってボーナスが支給される場合があります。
契約社員
契約社員とは簡単に言うと、半年や1年単位の長期的な契約を行い、働きます。
またサッカー業界だけに関わらず、契約社員は正社員への登竜門としても使われます。
契約社員としてサッカーチームに入った場合、正社員を目指して働くことがモチベーションアップに繋がりますね。
契約社員でも労災や保健、税金関係は会社によってはやってくれることもあります。
アルバイト
アルバイトは基本的に、現場のサッカー指導を行うことが多いです。
そして時給やセッション数によって収入が確定されます。
アルバイトは契約社員や正社員に比べて事務的な仕事量が少ないですが、現場での経験は正社員と同じくらい経験できるので、サッカーの指導を向上させたいと思うのであれば、アルバイトも悪くありません。
またライセンスを持っていれば、給与が少し上がる可能性があります。
以下のブログでコーチに必要な資格について解説しているので興味ある方はご覧ください👇
その手取りで生活できるのか確かめよう!
雇用形態が確認できたら、収入を確認しましょう。
そしてその収入で現実的に暮らしていけるのであれば問題ありません。
以下の4つの手順を確認してください👇
- 手取り収入を把握する
- 基本的な生活出費を考える(家賃、光熱費、食費など)
- いくら貯金できるか?
- 自己投資ができる金額はいくらか?
✔なぜ貯金が必要なのか?
サッカークラブは、コロナや自然災害の影響で突然活動ができなくなる可能性があります。
なので、貯金をしておかないとサッカーコーチをやめて他の仕事をやらないと生活できない状況になってしまいます。
そのため、給与の半年分(100万)は最低でも貯金しておくべきでしょう。
僕自身もコロナの影響で2020年の4月、5月と全く働くことができなくなりまりました。
しかし貯金もあり、また会社から3割カットの給与が出ていたのでギリギリ暮らしていくことができました。
万が一に備えて、貯金は必要ですね。
スクールだけじゃない!サッカーコーチにも種類がある!
サッカーを指導する際に、サッカースクールやサッカークラブだけではありません。
様々な指導形態があるので、自分に何があっているのかを確認してきましょう。
サッカースクールのコーチ
サッカースクールの特徴
✅サッカー指導の基本が学べる
✅土日休みの可能性がある
✅チームとして選手を観ることができない
サッカースクールとは、サッカーを学びたい選手達が来ます。
なので基本的にチームとして公式戦に参加することはありません。
サッカースクールでは、「サッカーの原理原則」や「パス」、「ドリブル」、「ゴールキーパーのテクニック」などの専門的に技術を学ぶことができます。
そのため、指導力が求められます。
サッカースクールではサッカーの指導に対してお金を払っています。
クラブチームのコーチ
クラブチームのコーチ
✅チームを指導できる
✅チームによっては収入が安定しない
✅土日の活動は当たり前
クラブチームの最大の特徴はチームを指導できるということです。
業務のやり方が整っており、収入が安定していればより指導に集中できるでしょう。
しかしほぼ確実に、土日に活動があるため平日休みになってしまいます。
他の業界の人は基本的に土日休みのため、自分が休みの日に友達と会うことが難しいことがあります。
部活動コーチ
部活動コーチの特徴
✅中学、高校年代の選手達をチームとしてみることができる
✅ライセンスがなくてもできる
✅収入は良くない(部活動コーチだけでは難しい)
部活動コーチというのは、学校の先生の立場ではなく外部指導員という立場で指導できます。
給与はその学校によって異なりますが、外部指導員だけで生計を立てている人は少ないでしょう。
他の仕事をやりながら指導している人がほとんどです。
しかし、中学生や高校生年代を教えることができるので、その点は最大のメリットだと思います。
下記のサイトで部活動指導員を派遣しているので、興味ある方は是非ご覧ください👇
また強豪校でなければ、ライセンス無しでできる可能性があります。
学校の先生兼顧問
学校の先生兼顧問
✅収入が安定している
✅中学、高校年代の選手をチームとして観ることができる
✅労働時間が劇的に多くなってしまう
学校の先生兼部活動顧問の最大のメリットは、収入を安定させつつ中学生、高校生年代を指導できるということです。
しかし、部活動でいくら出勤、結果を出したとしても給与が増えるわけではありません。
これは確か、給特法という法律で決まっています。
簡単に説明すると、
給与をあらかじめ上げておく(基本給に4%上乗せしておく)から、仕方ない残業(災害やいじめ)があった時に対応してください。
しかし、その分の残業代は出ませんよ。
的な感じです。
間違っていたらすみません。
なので、基本的に学校の先生は残業代は出ません。
したがって、労働時間には充分に注意が必要ですね。
Jリーグのコーチ
Jリーグコーチの特徴
✅ライセンスが必要
✅プロの監督になれるチャンスがある
✅就職するのが難しい
Jリーグのコーチは指導者なら誰もが憧れる存在だと思います。
しかしプロの育成組織とあって就職するのがとても難しいです。
筆者の知り合いにJリーグの育成組織で働いている人が3人います。
1.元プロ
2.元プロではないが、その育成アカデミー出身
3.その育成アカデミーと縁はなかったが、そのスクールにアルバイトとして入り、現在では正社員でジュニアを教えている。
Jリーグの育成組織に入るのはとても難しいですが、3.の方法ならば行けそうですね。
よく聞く話ですが、Jリーグのスクールコーチは結構人手不足らしいです。しかし、ライセンスがないと入れないらしいですが…
もし、Jリーグの育成組織で働きたいので有ればアルバイトとして入社して、スキルアップしてチームのコーチになっていきたいですね。
土日コーチ
土日コーチの特徴
✅収入は少ない
✅サッカー指導未経験でも始めることができる
✅サッカー指導を学ぶことができる
土日コーチとはいわゆる副業として土日だけ子供達の試合をサポートするようなコーチです。
主に少年団や中学高校の部活動のサポートなどを行います。
平日は本業の仕事を行い、ボランティアやアルバイトとして選手を指導します。
もちろん指導者として十分な収入を得られることはないですが、サッカーの指導について勉強することができるでしょう。
・どうすれば子供たちに伝えることができるのか?
・サッカーを楽しみながら上手くなることができるのか?
・少年サッカーに必要な要素とは何か?
などなど、現場レベルでサッカーを知ることができるでしょう。
サッカーコーチ以外に収入があれば精神的に安定する
今回のブログでも書いていますが、サッカーコーチは安定している職業ではありません。
そもそも現在、 「安定している職業などあるのか?」という問題はありますが…笑
コロナ感染症や自然災害の影響で突然仕事を失われる可能性もあります。
したがってサッカーコーチはサッカー指導以外の収入があると精神的に安定します。
たとえ、サッカーコーチができない状況になっても他に収入源が有れば生活できるからです。
僕自身も社会人1年目では学校関係で働きならが、副業でサッカーコーチをしていました。
学校関係では、サッカーのコーチ業は全くやっていませんでした。
現在では、サッカーコーチと少しずつですがブログなどで収入を得ています。
サッカーコーチの勉強は怠るな!
またサッカーコーチとして安定して暮らしていくためにはサッカーの指導力向上や専門的な知識を深めていかなければいけません。
そのためには勉強が必要です。
僕がお勧めするサッカーの勉強方法を紹介します。
・サッカーの本を数冊読む
・コーチユナイテッド(動画コンテンツ)を全部見る
・現場に行きフィードバックをもらう
サッカーの知識を大まかに身につけるために最適な本は岡田メソッド――自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系です。
岡田メソッドでサッカーの全体像を把握して、コーチユナイテッド(プロ選手を指導していたコーチがオンラインで指導ノウハウを教えてくれるコンテンツ)で具体的な指導方法を学びましょう。
コーチユナイテッドとは、プロ選手を指導していたコーチなどがオンラインで指導ノウハウを教えてくれるコンテンツです。
またコーチユナイテッドにはその動画を詳しく説明する記事もあります。
様々な元プロ選手が教える!日本代表やJリーグで活躍した選手の指導理論が学べる動画3選
記事を一通り読んで動画を見れば、より使える知識になるでしょう。
そして座学で学んだら現場で実践してみましょう。
失敗することもあるとは思いますが、指導者もトライアンドエラーの繰り返しです。
積極的に挑戦していきましょう。
また選手は基本的にプロサッカー選手を目指してサッカーをしていると思います。
これは個人的な意見ですが、子供達がプロサッカー選手を目指しているならば、私たち指導者もプロのサッカーコーチを目指すべきだと思います。
なので、サッカーコーチである以上勉強しなければなりません。
ここで、僕の好きな言葉を紹介します。
ロジェ・ルメール氏(前:フランス代表監督)がこんな言葉を残しています。
「学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない」
つまり、指導者自身が学ぶことをやめたら指導をやめなければならないということですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、【指導者になる前に気をつけるべきこと】あなたはどんなサッカーコーチになりたいの?
というテーマでブログを書いていきました。
サッカースクールやサッカークラブには、様々な雇用形態があります。
なので、サッカーコーチとしてどのように働くか考え、どのような雇用形態なのか確認しましょう。
そして収入(手取り)を計算し、生活の見通しを立てましょう。
またサッカーコーチには様々なカテゴリーがあるので、どの形態で働くのかを意識しましょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。