憧れのサッカーコーチになれた!!!
でも、サッカーコーチ1年目ってどうすればいいんだ?
大学までずっと選手としてやってきて指導経験もないし・・・
こんにちは、Atsuyaです。
本日は、【指導歴無し】サッカーコーチが1年目に気をつけること
というテーマでブログを書いてきたいと思います。
先日以下のような質問を受けました。
確かに、いくら子供の前とはいえ、初めて指導するときは緊張しますよね。
とはいえ、子供からしたらコーチはコーチです。
なので、しっかり指導者になる準備し、現場で活躍していきましょう。
初めては何事でも緊張します。
そして最初が一番大変でしょう。
しかし、それを乗り越えることができればサッカーコーチとして、1人の大人としても成長できるでしょう。
この記事の筆者
大学卒業後 学校関係で働きながら大学生ゴールキーパーを副業で指導
副業でサッカーコーチをしている間にJFA公認C級ライセンスと審判3級を取得
現在はサッカーコーチだけで安定して生きています
現在、サッカー指導歴3年目
本日の概要はこちらです👇
では深堀していきましょう。
サッカーコーチであることを自覚する
まず初めに当たり前のことですが、サッカーコーチになったら自分がコーチ、つまり指導者であることを自覚しましょう。
サッカーコーチ1年目では、グラウンドの設営や選手管理などやるべきこと・覚えるべきことがたくさんあると思いますが、
子供達からしたらコーチはコーチです。
✅新しいコーチもベテランコーチも関係ない
先ほども書きましたが、子供たちからしたら新しいコーチもベテランコーチもコーチはコーチです。
なので、子供たちに「〇〇コーチのほうが偉い!」と思わせてはいけません。
もちろん、仕事上では上司と部下のような関係はあるとは思いますが、子供たちの前では見せてはいけません。
「〇〇コーチのほうが偉い!」と思わせてしまうと指導する際に影響が出てしまいます。
子供がコーチの序列を決めないようにするためには、
・お互い名前の最後に「コーチ」という言葉をつける
・服装を統一させる
・コーチ同士が選手の前では話すときは敬語もしくはタメ口で統一する
など上記に3つを心がけましょう。
そうすれば、選手がコーチに序列をつけなくなり、指導もしやすくなるでしょう。
✅若手サッカーコーチは言葉の使い方に注意しよう
サッカーコーチ1年目の指導者は、言葉の使い方にも注意が必要です。
例えば、高校や大学を卒業してサッカーの指導者になったとします。
その時に、大学生や高校生時代に使っていた言葉(若者語)を使うのはやめといたほうがいですね。
時々、
・ワンチャン〇〇
・エモい
・とりま
などなど、、、
子供と仲良くなるために、子供たちが使っている言葉で会話することも大切だと思います。
しかし、「そもそも、この言葉の意味わからない」って言葉は使用しないほうがいいですね。
子どもたちに無理して尊敬語や謙譲語、丁寧語を使う必要はありませんが、言葉遣いは丁寧にしましょう。
✅若手サッカーコーチだからできることもある
またベテランサッカーコーチと違うって若手のサッカーコーチにもできることがあります。
それは、選手の意見を聞けることです。
例えば、ベテランのサッカーコーチ(50歳ぐらい)がいます。
選手はサッカーの戦術についてベテランコーチと相談したいと考えています。
しかし、話しかけに行く時なぜかためらってしまいます。
特別な理由があるわけではありませんが、お父さんぐらいの世代の人に自分の意見を伝えるというのが苦手な選手もいます。
僕自身も中学生の時、お父さんと同じくらいの年齢のコーチに自分から話しかけることができませんでした。
しかし、若手のコーチなら積極的に話しかけることができます。
別に舐めているというわけではありません。
単純に話しかけやすいからです。
なので、若手コーチは選手の考えをコーチの中で誰よりも知れることができるかもしれません。
積極的に選手とコミュニケーションを取ってきましょう。
サッカーに関する勉強をする
これは僕のブログでよく書いていることですが、
サッカーコーチつまり指導者であるならば勉強しなければいけません。
ロジェ・ルメール(前:フランス代表監督)がこんな言葉を残しています。
「学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない」
つまり、指導者自身が学ぶことをやめたら指導をやめなければならないということですね。
✅サッカーコーチは自分の経験だけを教えてはいけない
一年目のサッカーコーチのやりがちな失敗談として、自分自身の経験談を教えてしまうサッカーコーチがいます。
特に高校サッカーに出場したなど、少し選手経歴に自信がある人ほど経験談を選手に伝えてしまいます。
例えば、
「自分が小学生の時は毎日リフティング1000回やっていた」
「中学生の時は毎日5キロ走っていた」
「高校生の時は、毎日筋トレしていた」
などなど、、、
確かに相当な努力をしないと高校サッカーのような全国大会には出れないかもしれません。
しかし、コーチの経歴やその時していた努力を聞いたところで選手は上手くなるわけではありません。
僕自身も高校時代の時にOB(卒業生)が来て、
「俺らの時代は○○だった」とか言われました。
それを聞いたところで、「頑張ろう!!!」みたいな感じにはなりませんでしたね(笑)
もちろん、サッカーコーチをやるうえで圧倒的な競技歴は大切です。
例えば、5万人の前でプレーしたことある指導者なら、5万人の前でプレーする緊張感を選手に伝えることができます。
しかし、自分が選手時代にやっていたトレーニングなどを安易に真似して選手にやらせるのはやめましょう。
✅書籍や動画コンテンツから学ぶ
サッカーの知識を体系的に学ぶためには。書籍と動画コンテンツがお勧めです。
以前、【人生の分かれ道】どっちを選ぶ?憧れのサッカーコーチか安定の一般企業か?
👆の記事でも紹介しましたが、
・岡田メソッド――自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系(書籍)
・COACH UNITED(動画コンテンツ)
で学ぶのがお勧めです。
サッカーの知識を体系的に学び、それを現場で実践し、他者からのフィードバックを受けることで、サッカーコーチとして早く成長できるでしょう。
✅サッカーの戦術だけの勉強をしてはいけない
またサッカーの指導を勉強をするときに気をつけるべきことがあります。
それはサッカーの技術や戦術だけの勉強をしないことです。
サッカーが上手い(技術が卓越してる)だけでは試合に勝つことができません。
試合に勝つためには、大きく分けて
が必要です。
したがって、指導者も技術や戦術理解度を伸ばすだけの勉強をするのではなく、
人間の体の構造やメンタル、さらには心理学についても勉強しなければなりません。
✅最低限のライセンスは取得しよう!
今後サッカーコーチとしてステップアップしていきたいのであれば、JFA公認のライセンスを取得したほうがいいでしょう。
JFAのライセンスを持っていれば、比較的簡単にサッカーコーチになることができます。
アルバイト契約でも、給与などの待遇が良かったりするので取得していて損はないです。
唯一の損は年間の登録料ぐらいですかね。(笑)
C級ライセンスであれば、お金と時間、勉強する意思さえあれば取得できます。
詳しくは下記のページでライセンス取得情報などを確認できるのでご確認ください👇
さらにJFAの指導者ライセンス以外に取得しておいた方が良い資格があります。
以下のブログで解説しているので、興味のある方はご覧ください👇
サッカーコーチであるが自分の人生も大切にする
サッカーコーチは、選手のために自分の時間を犠牲にしたり、休みなしで働く人も多いと思います。
先輩コーチが働いていたら、休みたくても休めない可能性もありますよね。
しかし、指導者は心の余裕がないと選手達と上手くコミュニケーションが取れません。
また余裕のない状態で指導をしていると、暴言を吐いてしまう指導者もいます。
「おい!何やってるんだよ!集中しろ!!!」
「いい加減にしろ!」
「何回言わせるんだよ!」
などなど、
心に余裕のない指導者は子どもたちの何気ない言動にイライラしてしまうこともあるので、自分の言葉遣いがおかしいなと思ったら休みましょう。
✅サッカーコーチ1年目は通勤時間を短くしろ!!!
心に余裕を持たせるために、サッカーコーチは通勤時間を短くしましょう。
通勤時間を短くすることでの以下の3つのメリットを得ることができます👇
・通勤のストレスが減る
・空いた時間にストレス解消ができる
・空いた時間に勉強してスキルアップできる
これは簡単に想像していただけると思いますが、通勤時間を減らすことで簡単にストレスを減らすことができます。
通勤に使用する時間は20分以下がいいでしょう。
参考記事
Adding 20 minutes to your commute time could lead to dangerous consequences
単純に長すぎる通勤時間が問題なので、
「通勤時間長いな~」と思ったら引っ越した方がいいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は【指導歴無し】サッカーコーチが1年目に気をつけること
というテーマでブログを書いていきました。
1年目のサッカーコーチは、まず自分が「指導者」であることを自覚してください。
そしてサッカーコーチとして勉強をしてください。
勉強する時はサッカーの技術・戦術だけではなくフィジカルやメンタルトレーニングについても勉強していきましょう。
最後に、ストレスをなるべく少ない状態にし、心に余裕がある状態で選手(子ども)たちと関わっていきましょう。
僕も立派な指導者になれるように頑張ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。