1vs1の場面
最大のピンチ
頼みの綱はGKだけ
あなたはどうしますか?
積極的にボールを奪いにいきますか?
それとも
ゴールにステイしてシュートを防ぎますか?
こんにちは、Atsuyaです。
本日も都内の公園でGK自主練会を行いました。
昨日は雨が降り天気が心配でしたが、
晴れた天気の中でトレーニングを行うことができました。
本日のトレーニングのテーマは「1vs1における状況判断」です。
試合中、1vs1の場面を作られた時、
あなたはどんな判断をし、どんな技術を発揮しますか?
今回は、1vs1の時によく使う技術
「フロントダイブ」と「ブロッキング」のトレーニングを行いました。
トレーニング内容はこちらです👇
W-up
- キャッチング
- ローリングダウン
トレーニング
- ローリングダウン→起き上がり→ダイビング
- フロントダイブ
- ブロッキング
- 起き上がり→セカンドアクション(フロントダイブorブロッキング)
- 1vs1(コラプシング、ブロッキング、フロントダイブ)
では、トレーニングの内容を具体的に解説しています。
W-up
キャッチング
まず初めに、キャッチングのトレーニングを行いました。
今回はドロップキックではなく、普通に正面キャッチを蹴りました。
理由は昨日の雨で地面がかなりぐちゃぐちゃだったからです。
基本的に正面キャッチのボールを蹴る時はドロップキックを用います。
ドロップキックで蹴ると地面に落ちて上がる瞬間にボールを蹴るため、意図的にバックスピンのボールや無回転のボールを蹴ることができます。
ドロップキックを使えば、より実践的なボールを蹴ることができます。
そしてボールは、molten(モルテン) サッカーボール ペレーダ キーパートレーニング 5号 600g F5P9200を使用しました。
平均的にサッカーボール5号球の重さは410g~450gです。
それよりも3割ぐらい重たいです。個人的に使ってみたいと思い買ったので、気になる方は使ってみてください!
ローリングダウン
続いて、ローリングダウンを行いました。
ダイビングなどのトレーニングをする前に
ローリングダウンはW-upとして行われます。
したがって、ローリングダウンで意識することは
ダイビングで意識することと同じです。
それは『体を伸ばし切ってボールへ早くアプローチすること』です。
以下のブログでは、ダイビングに特化したGKトレーニングを紹介しています。
現在一番読まれているブログです👇
トレーニング
ローリングダウン→起き上がり→ダイビング
ここからメインのトレーニングです。
ローリングダウン、そして同一方向へ起き上がり、ダイビングを行いました。
このトレーニングで意識してほしいことは、『起き上がり方』です。
同一方向に起き上げる際に意識することは以下の3つです👇
- ダイビングした後、上の足をクロスさせる
- クロスしたほうの足と下の手を使って状態を少し上げる。
- 状態を少し上げたほうの足でも踏み切れるし、2歩目の足でも踏み切れるようにする
以下のブログで同一方向の起き上がり、反対方向の起き上がりについて詳しく解説しています👇
フロントダイブ
続いては、フロントダイブを行いました。
フロントダイブの目的は相手からボールを奪うことです。
そのために、ボールに対して力強く、そして素早くアプローチします。
これらのことをベースにトレーニングを行っていきました。
フロントダイブで相手からボールを奪いに行こうとすると顔置けられてしまう可能性があります。
GKは怪我が付き物のポジションですが少しでもそのリスクを下げるには、
「手根骨」の辺りでボールへアプローチすることをお勧めします。
手根骨とは赤く囲った部分です。
ブロッキング
続いて、「ブロッキング」のトレーニングを行いました。
ブロッキングで意識することを箇条書きでまとめます。
- 股を閉じる
- やや前重心(背中は丸めない)
- 手の位置は体の横、さらに下に構える
- 地面についている方の足首は伸ばす
- 手だけではなく、肘も使って守る
以前大学でブロッキング基礎のトレーニングを行いました。
ブロッキングで意識することを確認しながら以下の動画をご覧ください👇
そしてブロッキングの技術を発揮する間合いは、
約1.5mです。
起き上がり→セカンドアクション(フロントダイブorブロッキング)
今回のトレーニングで行った動作を混合させたトレーニングを行いました。
マーカーの上に置いてあるボールを弾き、同一方向に起き上がります。
そしてボールと相手との間合いを確認し、
フロントダイブでボールを奪いに行くのか
ブロッキングでゴールの面を守るようにするのか、
その「判断」を高めていきました。
ボールを弾くときのポイントは、
ボールを触る瞬間に手のひらを返すことです。
以下のブログでボールの弾き方について解説しています👇
1vs1(コラプシング、ブロッキング、フロントダイブ)
最後のトレーニングです。
GKがパートナーにボールを投げます。
パートナーはシュートを打つか、コントロールするかを決めます。
もしシュートを打たれたらGKはコラプシングを用いて
ラダーの範囲を守ります。
もしボールをコントロールしたら対応します。
相手のファーストタッチが大きくなったら積極的にボールを奪いに行くことを意識しました。
このトレーニングの一番大事なポイントは「判断」です。
このトレーニングかなり実践に近く難易度も高いので1vs1をマスターしたい人はやったほうがいいと思います。
まとめ
本日は 「1vs1における状況判断」 というテーマでトレーニングを行いました。
GKが1vs1の場面において適切な状況判断をするためには、
適切な技術習得が必要です。
そのために今回のトレーニングでは、「ブロッキング」と「フロントダイブ」のテクニックを中心に行いました。
また1vs1では、技術だけではなくアプローチの速さも大事です。
今後はアプローチの速さも改善できるようなトレーニングも考えていきます。
1時間という短い時間でしたが充実したトレーニングを行うことができました。
GKトレーニングはゴールがなくてもある程度はできます。
ですが…
GKの仲間がいなければできません。
僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
参加条件は特にありませんが、、、強いて上げるなら
- SNSに投稿しても問題ない
- GK仲間と円滑にコミュニケーションがとれる
ぐらいですかね!
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
こちらのブログでもトレーニングの風景など載せてあるので是非ご覧ください👇
お知らせ!GKトレーニングがしたい社会人GKへ @GK自主練会
最後までご覧いただきありがとうございました。