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【GKのスーパーセーブが試合の流れを引き寄せる】~「ボールの高さ」を変える弾き方~

投稿日:

ゴールキーパーが体をめいいっぱい伸ばす。

そして、ボールをクロスバーの上へ弾く。

その姿は美しく、チームを勇気を与えるプレーである。

しかし、ボールを弾く「基準」と「やり方」を理解しなければいけません。

 

こんにちは、Atsuyaです。

本日は『【GKのスーパーセーブが試合の流れを引き寄せる】~「ボールの高さ」を変える弾き方~』というテーマでブログを書いていきたいと思います。

以前、このようなツイートをしました👇

オブラク選手
2つの弾き方
・ボールの軌道(方向)を前または横に変える
・ボールの高さを変える

ボールの高さを変更する時は、手首を返す(小指を上げるイメージ)ことさえ出来ればいいのかなと思います。

それを行うには、空中で体が伸びてる感覚が必要だと思います。

今回のブログでは2種類の弾き方のうちの一つ、

【ボールの高さを変える弾き方】

についてブログを書いていきたいと思います。

では、深堀していきます👇

GKの二つの弾き方とは

先ほどのツイートでも書いた通り、

GKがボールを弾くときは主に2つの方法があります。

  • ボールの軌道(方向)を前または横に変える
  • ボールの高さを変える

スペイン語では、

ボールの軌道(方向)を前または横に変える弾き方をDespeje

ボールの高さを変える弾き方をProlongación

と言います。

Prolongación: Es la acción que realiza el portero para cambiar la altura del balón pero sin modificar su dirección. Se genera en balones aéreos, tanto en disparos a puerta como en centros al área. Normalmente, son balones pasados al segundo palo, donde no podemos realizar un blocaje con seguridad.

Despeje será la acción que realiza el portero de fútbol para alejar el balón de la portería siempre en dirección frontal y/o lateral. Los desvíos son acciones más límites donde buscamos cambiar la trayectoria del balón que se dirige a gol, sin tener tan en cuenta la dirección del balón y más centrándose en evitar el gol.

引用:https://www.futbolemotion.com/comunidad-futbol/es/blogs/entrenamiento-porteros/ejercicios-prolongaciones-0

僕は細かくは読めませんがグーグル翻訳を使えば何となくわかるので、

気になる方は調べてみてください。

 

今日は、【ボールの高さを変える弾き方】

  • やり方
  • メリット
  • 注意点

 

についてまとめていきます。

ちなみに、前回のブログで【ボールの軌道(方向)を前または横に変える弾き方

を解説しました👇

【GKは「どこへ」ボールを弾き、「どうやって」起き上がるのか?】

 

上へ弾くメリット

 

ボールを上に弾くということは、コーナーキックにするということです。

つまり、アウト・オブ・プレーにすることで守備組織をもう一度構築する時間ができます。

どうしても横へ強くはじけないもしくは相手がいないところに弾けない場合は、

一旦、コーナーキックの選択をすることが良いでしょう。

フィールドの選手のクリアと似ています。

例えば、DFの選手がボールを持っています。

パスコースもなく相手選手にボールを奪われてしまう可能性がある時、DFの選手はどうしますか?

きっとクリアすると思います。

ボールを奪われたら即、失点ですからね。

GKも一緒でまず優先順位はキャッチング(ボールを保持すること)です。

そしてキャッチングができない場合、味方がいるところ、相手がいないところへ弾きます。

またタッチラインまで大きく弾くかもしれません。

それができないのであれば、コーナーキックにして

もう一度守る準備をします。

上へ弾く方法

ボールの高さを変えるためには、ゴールキーパーは下の手もしくは上の手で弾きます。

基本的にボールの高さを変更するには、『指』を使います。

このあたりですね👇

ボールの軌道を変える時は、手のひらで押し出すようなイメージでしたが、

ボールの高さを変える時はでボールをコントロールしましょう。

下の手でボールを上方向へ弾く

まずは下の手でボールを上方向へ弾く方法です。

手のひらを返して(小指を上にあげるイメージで)、でボールをコントロールするイメージです。

少しだけ手首を返せばでいいです。

意識だけしてください。

なぜならば、空振りしてしまう可能性があるからです。

テアシュテーゲン選手のような感じで良いと思います👇

https://twitter.com/GK_solution/status/1236986711906779138?s=20

 

ボールが指に触れる瞬間にちょっと手首を返すだけです。

 

上の手でボールを上方向へ弾く(クロスハンド)

続いては上の手でボールを弾く方法です。

上の手でボールをクロスバーの上へ弾くことをクロスハンドとということもあります。

腕は大きく振らないで、手首だけを動かすだけで良いでしょう。

ボールの高さを変えるだけなので力は必要ありません。

力が必要ない理由は、クロスハンドは使う場面が限られているからです。

 

のちほど、説明します。

これもテアシュテーゲン選手のような感じで良いと思います👇

 

初めから弾く判断をしてはいけない

 

クロスハンドなどを用いて、クロスバーの上へボールを弾くことは

GKにとってカッコイイです。

しかし、GKにとってまずやらなければいけないことはキャッチングです。

ダイビングも同様にまずはボールをキャッチしに行きましょう。

以下のツイートが参考になります👇

まずはキャッチしに行くことが大前提です。

両手から片手に変えることで10cm伸びます。

まずは両手からアプローチし、無理だと判断したら片手に切り替えましょう。

 

実はクロスハンドは使う場面が多くない

 

先ほど、クロスハンドを解説しましたが、実際の試合で使う場面は少ないです。

以下の写真がわかりやすいです👇

 

引用:https://www.bbm-japan.com/soccerclinic/17223186

(出典:『B.B.MOOK 1423 ドイツに学ぶ最強GKの育て方』)

👆上記の画像は、『B.B.MOOK 1423 ドイツに学ぶ最強GKの育て方』から引用したものです。

実際にクロスハンドはゾーン4でしか使いません。

以下のツイートの動画がとセットにするとより理解が深まります👇

上の手、下の手の使う基準を明確にしたい。
いわゆる、起立時のダイビングゾーン4ですね。
参考文献:『ドイツに学ぶ 最強GKの育て方』
著者:川原元樹

ゴールキーパーはどちらの手でアプローチするべきかを明確にして、トレーニングを行いましょう。

 

具体的なトレーニング

 

最後に具体的なトレーニングを一つ紹介してブログを終えたいと思います。

こんなトレーニングがいいかもしれません👇

上の手を使うダイビングゾーンの練習

試合での頻度は少ないが、やって損はない練習です。

一気にパワーを使う練習なので、かなりきついと思います。

最初の両膝立ち→両足接地までだったら家でもできます。

自主練会を始めたぐらいの映像です。

 

『ボールの高さを変える』練習の時は、

どの指でボールを触ったのかを確認しながらやっていきましょう。

 

今日紹介した、ボールを弾く技術は、試合中にいきなりできる技術ではありません。

きっと試合中は無意識のうちにこの技術を発揮しています。

無意識のうちに技術を発揮するためには、意識してトレーニングを行う必要があります。

僕がGKトレーニングの中で大事だと思うことの一つは、

正しい技術を圧倒的に反復することだと思います。

 

あ、あとキャッチできるボールはキャッチしましょうね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

参考記事・書籍

https://www.bbm-japan.com/soccerclinic/17223186

https://www.futbolemotion.com/comunidad-futbol/es/blogs/entrenamiento-porteros/ejercicios-prolongaciones-0

ドイツに学ぶ最強GKの育て方 (B.B.MOOK1423)

このブログを読んだ方へのお勧めブログ

【GKは「どこへ」ボールを弾き、「どうやって」起き上がるのか?】

-GK技術

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