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【不安】ゴールキック・カット・一点を防ぐために

投稿日:

ボールがゴールラインを割った

 

僕はこの時間が嫌いである

 

ボールを白いラインの上にセットし、5歩~7歩ぐらい助走を取る

 

いつも心の中で自分に問いかけている

リラックス、リラックス・・・

 

今日こそは絶対に成功してやる!

僕はボールを蹴った

その瞬間、いつもこう思う

 

 

またやっちゃった・・・

そのボールはタッチラインを割った

 

こんにちは、Atsuyaです。

本日は、『【不安】ゴールキックカット一点を防ぐために』というテーマでブログを書いていきたいと思います。

 

なぜこのテーマでブログを書くのかというと、

僕自身がゴールキックを苦手としていたからです。

中学生の時、身長が低くゴールキックが全くと言っていいほど飛びませんでした。

中学校1年生の時は、ペナルティエリアを超えるか超えないかぐらいでした…

当時は、5号球にもなれていなくて、背も低かったのでそのうちどうにかなるだろうと思っていました。

学年が上がるにつれて、キック力は改善されたものの、

ゴールキックの時が不安で仕方ありませんでした。

ですが、あるGKコーチの助言やGK仲間とのディスカッションのおかげで

ある程度、解決策が見えてきました。

なので今回のブログでは、GKの皆様が持っているゴールキックの不安」を取り除けるようなことを書いていきます。

*あくまでも僕自身の経験に基づいて書いていくものなのであり、科学的根拠のある論文などをベースには書いていません。ご了承ください。

本日の概要はこちらです👇

  • ゴールキックで不安を感じる人はどのくらいいるのか?
  • GKに「不安」を与える要因は何?
  • 解決策

 

では、深堀していきます。

ゴールキックで不安を感じる人はどのくらいいるのか?

初めに僕以外にゴールキックで不安を感じている人はいるのかを知りたくて、

Twitterで以下のようなアンケートを行いました。

日頃よりお世話になっております。
GKの皆様に質問があります。

ゴールキックを蹴る時に「不安」を感じたことはありますか?

もし具体的な「不安」があれば返信をください。
是非ご回答よろしくお願いします。

また多くのGKの意見が聞きたいので、よろしければリツイートをお願いします。

339名の方に投票をしていただきました。ありがとうございました!!!

そのうちの84%(約285名)がゴールキックの時に不安を感じているそうです。

この結果を見て、僕だけが不安を感じているわけではないと思い、安心しました。(笑)

 

話がそれてしましましたが・・・

 

何名かの方に「具体的な不安」について答えていただいたので、

ざっくりまとめます。

ゴールキックでの不安

  • インカーブでラインを割った後のFPのあーあっていう顔を想像する
  • 不安を感じるのは、古傷の半月板の痛み
  • グラウンドがボコボコで地蹴んないかなって
  • 雨のとき、
  • 蹴り方が悪いのか上手く当たらないので他の選手に迷惑かけることが今でも不安
  • 軸足の踏み込めない土のグラウンドは、飛距離が出ないので不安、その結果ルーティーンが崩れてしまう
  • 普段の練習や1人の時はそこまで緊張しないのですが、やはり試合になると独特の雰囲気で飛ばない時は多々あります
  • 軸足が滑ってしまう時
  • 地面をけってゴロのボールになりあいてFWに渡ってしまいピンチにならないかと不安
  • ゴールキックからサイドに飛ばす時に、そのままラインを割って出てしまいそうで真ん中に蹴ってしまい、ピンチを招くことがあります
  • 滑りやすいピッチコンディションのときや向かい風が強いときは不安を感じます
  • ふつうに生活してたら何でもない微風がゴールキックの時だけ、強風に感じること

引用:以下のツイートのコメント欄よりhttps://twitter.com/Atsuya_gk/status/1246790429850267648?s=20

*2020/4/5の時点でフォロワーが1695人

339名の方にアンケートに答えていただきました

ご協力ありがとうございました。

GKに「不安」を与える要因は何?

では、先ほどの具体的な不安から、GKに与える不安の要因を分けていきたいと思います。

大きく分けて2つだと思います。

  • 環境的要因(雨、風、ピッチの状態など)
  • 心理的要因(メンタル・FPからの視線など)

では、この二つの要因について分析していきます👇

☑環境的要因(雨、風、ピッチの状態など)

サッカーにおいて、環境は選手たちに大きな影響を与えます。

環境要因も3つに分けていきたいと思います。

  • :強風でゴールキックが充分に飛ばないのではないか。普段だったら気にしないような風が、試合になったら強風に感じること
  • :ボールが水分を含み重くなり、またぐしょ濡れになったスパイクでそのボールを蹴れなければいけない
  • ピッチ状態:グラウンドが土及びぬかるんで、上手く踏み込むことができない

 

上記の解決方法は、『☑メンタルを改善する』で解説いたします!

☑心理的要因(メンタル・FPからの視線など)

フィールドプレーヤー(FP)からの視線を気にするGKは多いです。

タッチラインを割ってしまったら味方の顔を見ることができないなど・・・

またタッチラインを割らないことを意識しすぎて、センターサークル付近に蹴ってしまいピンチを招くなど・・・

GKは責任感が強くなければできません。

そのため、味方に迷惑をかけてはいけないという思いが強いのでしょうね。

ある程度、要因を分析できたので解決策を考えていきたいと思います。

解決策

基本的な改善策として以下の3つを行ってみてください👇

  • キックを改善する
  • メンタルを改善する
  • ルーチンを作る

 

では、一つひとつ解説していきます。

☑キックを改善する

そもそもゴールキックの蹴り方ができていないために「不安」が生じて、ミスが起きている可能性があります。

全てのキックに関して言えることですが、

どんなボールを蹴るかによってキックのやり方を変えなければいけません。

ゴールキックにはゴールキックの蹴り方があります。

以下のツイートをご覧ください👇

ボールの真横に踏み込むか、少し手前に踏み込むかはどの方向にキックを飛ばすかに関係しています

踏み込む位置は助走の角度、身体の向きによって変化します

野球で言うと
流す場合は手前に踏み込みます(赤)
引っ張る場合は真横(青)

真っ直ぐ飛ばせる踏み込み位置を探してみましょう

ゴールキックを蹴る時には、軸足の位置、ボールを蹴り上げる角度、ボールをどこに当てるのか、どのようにスイングをするのか、を理解しなければいけません。

詳しくは以下のnoteをご覧ください👇

細かくロングキックについて解説されています。

https://note.com/footballism07/n/n233f7e91a249

是非フォーローもしてみてくださいね。

☑メンタルを改善する

続いては、メンタルについて書いていきます。

先ほども書いたように、ゴールキックで

タッチラインを割ってしまうのではないか・・・

センターサークル付近に蹴ってピンチを作ってしまうのではないか・・・

と考える選手も多いと思います。

そしてミスをしてしまったときに、FPの顔が見ることができない選手も多いようです。

では、これを解決するためにはどうすればいいのか?

結論から申し上げると、

 

ゴールキックをピンポイントに蹴ることは非常に難しいので、深く考えずに蹴ったほうが良い

 

です。

 

「・・・・・・」

「こいつ、いい加減に答えやがった」

って思っている人がいると思います。

 

しかし、考えてみてください。

果たして、ゴールキックはピンポイントで蹴ることは簡単なことなのでしょうか?

単にハーフラインまでボールを蹴るとしても、約50m蹴らなければいけません。

シンプルに考えて、約50mをほぼ正確に蹴ることは難しいです。

 

コーナーキック(CK)を考えてみてください。

CKは約30mをほぼ正確に蹴らなければいけません。

果たして簡単なことでしょうか。

もちろん、ゴールキックとは異なりスピードなど求められますが…

CKを蹴る選手に聞いたことがありますが、

ニアサイド、ミドルゾーン、ファーサイドに分けてそのエリアに落とすように蹴っていると言ってました。

そのエリアにボールを落として、味方選手がタイミングよく合わせるイメージらしいです。

 

僕はこれをゴールキックに応用してみました。

ボールキックでつなぐ場面はもちろんありますが、もし大きく蹴るのであれば、

 

相手のコーナーフラックをめがけて蹴りましょう。

そうすれば黄色の円のあたりに落ちるはずです👇

黄色のあたりに落とそうと思って蹴ると距離感も調整しようとするため、

余計なことを考えてメンタルが不安定になる可能性があります。

黄色はあくまでも結果です。

目指すはコーナーフラッグです。

ですが物理的に届きません。

ですが、目指す目標を一つにすることでメンタルも安定するでしょう。

雨が降っていようと、風が吹いていようと関係ありません。

コナーフラッグをめがけて蹴る

まずはこのことに集中しましょう。

☑ルーチンを作る

次のルーチンを作るに関しては、2つ目の「メンタルを改善する」をことに関わってきます。

ある程度決まった動作をすることで、メンタルが安定してきます。

ゴールキックは毎回同じように蹴る必要があるため、

ラグビーのコンバージョンキックの時のようなルーチンを作ることでメンタルが安定するでしょう。

そして、ロングキックの教科書で学んだ蹴り方ができるように、

毎回同じように練習をします。

ゴールキックの練習をするときは、ボールを置く位置をバラバラにするのではなく、

いつも決めたところにおいてください。

例えば、ゴールキックラインの90度に交わっているところに必ず置いて練習するなど。

そして決まった歩数・角度の助走を取って練習することです。

僕の場合ゴールキックを蹴る時は、

  1. ゴールキックラインの90度に交わっている部分からボール1個分内側に置く
  2. そのまま真っ直ぐ後ろへ5歩下がる
  3. 左に2歩サイドステップをする
  4. 口から息を全て履く
  5. 相手のコーナーフラックをめがけて蹴る

 

今はある程度自信を持って蹴ることができるので、やっていませんが

調子の悪い時やピッチコンディションが悪い時はこのようなやり方で蹴っています。

これはあくまでも僕のやり方なので、参考程度に使ってください!

 

でも、ルーチンをを作ることができればメンタルも安定するので是非オリジナルのルーチンを作ってみてください!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は『【不安】ゴールキック・カット・一点を防ぐために』というテーマでブログを書いていきました。

ゴールキックで不安を抱えている人は約84%ほどいました。

Twitterのアンケートなので客観性に欠けますが・・・

でも多くのGKがゴールキックで悩んでいます。

1人でも多くのGKの「不安」を取り除くことができるブログであったならば、とても嬉しく思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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