こんにちは、Atsuyaです。
本日は、GK向きの性格についてブログを書きたいと思います。
GK向きの性格とは?

結論から申し上げると、
「細かいところを妥協しない性格」です。
では、なぜそのように思ったのかをこれから書いていきたいと思います。
今日の概要はこちらです。
- なぜ「細かいところを妥協しない性格」が必要なのか?
- GKの心理
- まとめ
なぜ「細かいところを妥協しない性格」が必要なのか?
GKの皆さんならわかると思いますが、GKって本当に細かい技術がたくさんあります。
例えば、ポジショニングです。

僕自身、ポジショニングはキャッチングの次に大切な技術だと思います。
試合中、ボールが1mでも動いたらGKも数センチ単位でポジション修正しなければなりません。またクロスボールが上がってくる場面では、一般的な理論とは異なるポジションに構えなければなりません。
一般的な理論とは・・・GKは基本的にボールとゴールの中心を結んだ線上に立つこと
さらに、ポジショニングだけではなく体の向きも重要です。
クロスボールが上がってくる場面では、ゴール前の状況を把握し、また反応できるような体の向きを保つ必要があります。しかしクロスボールが直接ゴールに向かってくる可能性があるので、それにも対応できる体の向きが必要です。
すなわち、クロスボールではシュートの可能性を考慮しつつゴール前でのシュートに対応できるポジショニングと体の向きを常に考える必要あります。
1歩のずれが失点するのか、失点しないのか、大きく左右します。

またビルドアップをする場面では、ボールを持っている味方に対して基本的に寄ってサポートします。しかし、ボールホルダーに対して身体を正対させ、直線的に寄ってしまったら、視野の確保ができなくなり、サイドに展開することが難しくなります。
ビルドアップの時は、150度~180度の視野を確保しつつ、ボールを受けなければなりません。
このようにGKの技術って細かいことがたくさんあります。
この細かいところを突き詰められるかどうかがかなり重要です。
ポジショニングや体の向きなどめんどくさいって思ってしまうなら、GKには向いていないかもしれません。
GKの心理
「GKは10本のシュートを神がかりなファインセーブで9本止めても、単純なミスで1失点してしまったら悪者扱いされる」
これに似たような言葉をよく聞きますよね?

しかし、サッカーはミスがあって当然のスポーツって言われています。
GKはどのような心理状態を保てばよいのかわかりません。
そしてGKはこの矛盾の中で戦っています。
例えば、サッカーのリーグ戦で1年間失点しないということはほぼ不可能です。
しかし、GKはこの不可能な目標のために毎日厳しいトレーニングをしています。
この不可能な目標達成には、細かいところを突き詰めなければならないのは当然です。
まとめ

僕自身の考えではありますがGKは細かいところを妥協しなければ、他にどんな性格を持っていようと、それでいいと思っています。
GKは前向きでポジティブな性格が良いと言われることもありますが、そうでなくてもいいと思います。
僕自身はポジティブな性格ではなく現実主義者と言われますが・・・(笑)
目の前のことに集中することでGKとして成長することができました。
ポジティブな性格じゃなくても、外交的な性格でなくてもGKはできます。
しかし、GKは失点しないという99%不可能な目標に挑戦している以上、GKは細かいところを突き詰めなければなりません。