裏のボールに出れなかった時、下がりながらどうやってポジションを修正するの?
コーナーでシュートに対して反応できない・・・
どうしたらいいの?
そんな悩み解決します。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は、前や横だけではない!GKに必要な3方向のステップワーク~後ろへ動く~というテーマでブログを書いていきたいと思います。
ゴールキーパーにとってステップワークはとても重要です。大きくステップの種類としてサイドステップやクロスステップ、バックペダルなどがあります。
・シュートに対してサイドステップを使ってボールをキャッチする
・クロスボールに対してクロスステップを用いて落下地点まで到達する
・裏のボールに出れなかったのでバックペダルでポジションを修正しながらシュートに対して構える
などゴールキーパーには多くのステップを使ってプレーする場面があります。
僕も今は小学生や中学生年代のゴールキーパーを指導しています。
なので様々な自分のゴールキーパーのトレーニングを見る機会があります。
その時にサイドステップやクロスステップなど横方向に動く動作のトレーニングをよく見ます。
あとは裏のボールの処理のために前ダッシュするなどのトレーニングもよく見ます。
ですが、ゴールキーパーにとって後方へ移動するということも大切です。
先日以下のようなツイートしました👇
【GKトレーニング:ステップワーク】
ゴールキーパーは、
・ボールを奪うための前への動き
・サイドステップでボールの正面に入る
・クロスステップでハイボールをキャッチすることだけではなく、"下がって“ポジションを修正し、フィニッシュに対応することが必要。
— Atsuya (@Atsuya_gk) February 12, 2022
【GKトレーニング:ステップワーク】
ゴールキーパーは、
・ボールを奪うための前への動き
・サイドステップでボールの正面に入る
・クロスステップでハイボールをキャッチすることだけではなく、”下がって“ポジションを修正し、フィニッシュに対応することが必要。
本日はこのツイートをもとに、前や横方向だけではなく、後ろ方向へのステップワークの重要性について書いていきたいと思います。
本日の概要はこちらです👇
・ゴールキーパーに必要な3方向の動き
・広報への移動はどういう場面で使うの?
・下りながら何をするか?
では深掘りしていきたいと思います。
ゴールキーパーに必要な3方向の動き
ゴールキーパーというか人の動きには3つの方向があります。
・前方
・後方
・横方向
があります。もちろん斜め前や斜め右後ろなどもう少し細分化することができますが、ここでは3つの方向にしたいと思います。
前方への動き
具体例
ディフェンスの背後のボールに対応する
スルーパスに対してブレイクアウェイを行う
ボールホルダーに対して距離を詰める
横方向への動き
具体例
クロスボールをキャッチする時
シュートに対して対応する時
後方への動き
具体例
ディフェンスの背後のボールに対応できなかった時にボイスを修正する
コーナーキックなどのクロスボールでインターセプトすることができなかったとき
後方への移動はどういう場面で使うの?
先ほども書いたように、後方への移動は、
ディフェンスの背後のボールに対応できなかった時にボイスを修正する
コーナーキックなどのクロスボールでインターセプトすることができなかったとき
の場面で使います。
✅コーナーキックで出れなかったときの対応
以下のツイートをご覧ください👇
Fraser Forster選手
下がった時にどれだけ重心をコントロールできるか…
下がった時にどうしても、後ろ重心になりすぎてフィニッシュに対して前向きにプレーできない場合がある。
『構えるタイミング』で重心を前に持っていくことも大切pic.twitter.com/aFckdAQiGK https://t.co/URfBt2eF9K— Atsuya (@Atsuya_gk) February 16, 2022
Fraser Forster選手
下がった時にどれだけ重心をコントロールできるか…
下がった時にどうしても、後ろ重心になりすぎてフィニッシュに対して前向きにプレーできない場合がある。
『構えるタイミング』で重心を前に持っていくことも大切
上記のツイートの動画のように、コーナーキックに出れなかった場合はバックペダルでゴールライン上まで戻り、シュートに対して構なければいけません。
なぜならば、反応する時間を稼ぐためです。
✅ディフェンスの背後のボールに対して出れなかったときの対応
またディフェンスラインの背後のボールに対してゴールキーパーがプレーしようと思ったが、出れなかった場合に急いでゴール前に戻る必要があります。
その場合は、クロスステップとバックペダルを用いて適切なポジションまで下がらなければいけません。
下りながら何をするか?
そして下がる際に、何を意識して下がらなければいけないか?について書いていきたいと思います。
✅ポジションを修正する
ディフェンスラインの背後のボールに対して出れなかった時にゴールキーパーは適正なポジションまで下がらなければいけません。下がりながらシュートに対して適正なポジションを取る事はとても難しいです。
なぜならば目印が少ないからです。
ゴール前でボールが移動し、ポジションを修正しなければいけない場合は、
ペナルティーマーク
ペナルティーエリアの角
ゴールライン
などが目印であります。しかし裏のボールをケアする場合はそれらの矢印がないです。
そのため、ゴールへ戻りながらポジション修正する事はとても難しいです。反対のゴールも目印にはなります。しかし遠すぎて、細かい調整などはできないです。
僕が意識してる事は、ペナルティーエリアの外から最適なポジションに戻るまでどのくらいの歩数で行けるか?をなんとなく理解しておくべきだと思います。大体の距離感をつかむことで、慌てずに対応できるでしょう。
✅重心の位置をコントロールする
そして、下りながらポジションを修正するとともに、重心の位置をコントロールしなければいけません。体が後ろに下がるという事は、重心の位置が後ろに下がりがちです。
ですがゴールキーパーにとって重心が後ろに下がったままプレーしてしまうと、失点する可能性が高くなります。
なぜならば後ろ向き(ゴール方向)にプレーしてしまうと、ボールに対して強くアプローチができず、たとえボールに触れたとしてもゴール方向にボールが流れてしまうからです。
先程のツイートの動画をもう一度ご覧ください👇
Fraser Forster選手
下がった時にどれだけ重心をコントロールできるか…
下がった時にどうしても、後ろ重心になりすぎてフィニッシュに対して前向きにプレーできない場合がある。
『構えるタイミング』で重心を前に持っていくことも大切pic.twitter.com/aFckdAQiGK https://t.co/URfBt2eF9K— Atsuya (@Atsuya_gk) February 16, 2022
Fraser Forster選手は、バックペダルでゴールに下がりますが、最後の準備動作で重心の位置を前に持っていき、ボールに対して前向きな力でプレーすることができています。
まとめ
いかがだったでしょうか。本日は、GKに必要な3方向のステップワークと言うテーマでブログを書いていきました。
ゴールキーパーにはサイドステップ、クロスステップ、バックペダルの3種類のステップがあります。それを前向き、横向き、後ろ向きに使う必要があります。
・どの場面
・どの方向
・なんのステップワークを利用するのか
を整理し、それぞれのシチュエーションに対して冷静に対応できるようにトレーニングしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。