ゴールキーパーとして上達するためには・・・
怪我をせずに、毎回のトレーニングを全力でやること。
その積み重ねがゴールキーパーをうまくする。
こんにちは、Atusyaです。
本日は、ゴールキーパーの3つの接触~怪我を防ぎ「強いGK」になるために~というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました。
GKは以下の3つに接触する
・ボールとの接触
⏩技術を磨き、安全にボールをコントロールする・人との接触(味方、相手)
⏩GKにとって『相手より先に触る』という考え方が大切。なので相手との接触を嫌がってはいけない。・地面との接触
⏩肘当て、ロングパンツなどで防げる怪我は防ぐ— Atsuya (@Atsuya_gk) September 15, 2021
GKは以下の3つに接触する
・ボールとの接触
技術を磨き、安全にボールをコントロールする・人との接触(味方、相手)
GKにとって『相手より先に触る』という考え方が大切。なので相手との接触を嫌がってはいけない。・地面との接触
肘当て、ロングパンツなどで防げる怪我は防ぐ
このツイートの通り、ゴールキーパーの身体はボールや相手選手、地面と接触します。したがって、接触する準備をしていないと大きな怪我をしてしまう可能性があります。
本日は上記のツイートについて深堀していきたいと思います。
【ゴールキーパー】ボールとの接触
当たり前の話ですが、ゴールキーパーは必ずボールと接触します。
サッカーはボールを使うスポーツなので当たり前ですが、ゴールキーパーは足だけでなく手や身体全体でボールにプレーすることがあります。
その時にゴールキーパーは安全になおかつ、ゴールを守らなければいけません。
ボールとの接触で主に怪我をしてしまう場面は
・シュートに対応した結果、突き指する
・1対1の場面で身体に強いボールが当たり怪我をする
他にもあると思いますが、今回は上記の2つについて書いていきます。
✅シュートに対応した結果、突き指する
近年ではボールの改良もあり、シュートされたボールのスピードがかなり速くなってきています。
プロサッカー選手の平均のシュート速度は時速100キロだと言われています。時速150キロぐらい出す選手もいるそうです。
ちなみに下記の動画はハーランド選手のシュート練習です。
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これはもう殺人シュートですね…笑
ゴールキーパーは速くて強いボールにもしっかり対応しなければいけません。
しかし、適切な手を出し方をしないと怪我をしてしまいます。
キャッチングで意識することは、
・手を前に置く・足を肩幅に開く
・ボールへアプローチする時、脇を開き過ぎない
・足は常に動くように構える
・お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
・両手を同時に出す、バラバラに出さない
・親指と人差し指を平行にする
・ボールを手にはめるイメージ
・指をしっかり開く
・はまったら指でボールを掴む
・キャッチした後ボールをクローズする
上記のことを一つひとつ意識してトレーニングすれば怪我をせずに上手くキャッチングができるようになります。
✅1対1の場面で身体に強いボールが当たり怪我をする
続いては1対1の場面です。
近年のデータでは、失点のシチュエーションの約半分は1対1と言われています。
そのため、つまり1対1を止めることさえできれば約半分失点を防ぐことができます。そう簡単な話ではないですが…
1対1をセーブする際に使用される技術として、ブロッキングというテクニックがあります。
ブロッキングとはシュートに対して面を作りシュートをセーブするプレーです。
なので、強いシュートが身体のどこかに当たるので痛い時もあります。
しかしシュートを止める喜びもあるのでゴールキーパーを長年経験してる人だったら痛みは少ないと思います。笑
とはいえ、腕に思いっきりボールが当たり、肘が持ってかれて怪我をすることもあります。
ブロッキング時に怪我を防ぐ方法は、自信を持って身体にぶつけに行くことが必要です。
根性論?って思うかもしれませんが、『ボールに当たりに行く』ということを意識していれば、ボールが体に接触する瞬間に身体に力が入り、結果的に怪我をせずに済むでしょう。
ブロッキングは『面を作ってゴールを守る』感じに認識されていますが、ボールにぶつかりに行くという気持ちが必要です。
【ゴールキーパー】人との接触
またゴールキーパーは人と接触することがあります。
例えば、コーナーキックでは相手又は味方と接触しながらジャンプしボールに対してプレーしなければいけません。
とくにコーナーキックのようなクロスボールのような場合は必ず相手もしくは味方がいるのでその状況を分かった上でプレーする必要があります。
以下のツイートをご覧ください。
クロスボールのトレーニングは『最高到達点でボールをキャッチ』することが大切なのではない。
失点しないために『相手がプレーする前にボールに触る』ことが大切。そのため相手と体を接触させながら、手だけでボールへプレーすることも必要。 https://t.co/9hV697ffyO— Atsuya (@Atsuya_gk) September 19, 2021
クロスボールのトレーニングは『最高到達点でボールをキャッチ』することが大切なのではない。
失点しないために『相手がプレーする前にボールに触る』ことが大切。
そのため相手と体を接触させながら、手だけでボールへプレーすることも必要。
なのでゴールキーパーはクロスボールのトレーニングをするときは必ず人を立たせてトレーニングした方がいいですね。
ゴールキーパーを始めたての選手であれば、ハイボールのテクニックから身につけましょう。
また1対1の場面でもゴールキーパーは相手選手と接触してしまう場面があります。
下記の1対1のセーブ集をご覧ください。
上記の動画のように1対1の場面ではフロントダイビングでボールを奪ったり、ブロッキングで相手選手と接触する場面があります。
そしてゴールキーパーは時に相手の足元にあるボールに飛び込まなくてはならない状況があります。
【GKトレーニング:ボールを奪う】
GKは「ゴールを守る」のではなく「ボールを奪う」ことが大切です。
顔からボールへアプローチするのではなく、体を伸ばしてキャッチしにいくという意識が必要です。
ボールを奪う意識を持つことで、強くアプローチすることができます。
pic.twitter.com/mgxXQDK1Ll— Atsuya (@Atsuya_gk) April 30, 2021
【GKトレーニング:ボールを奪う】
GKは「ゴールを守る」のではなく「ボールを奪う」ことが大切です。
顔からボールへアプローチするのではなく、体を伸ばしてキャッチしにいくという意識が必要です。
ボールを奪う意識を持つことで、強くアプローチすることができます。
人との接触は避けることはサッカーというスポーツ、ゴールキーパーというポジションでは非常に難しいでしょう。
MFなどのポジションによっては、相手と相手の間でプレーする、サイドでボールを受けるなど、相手と対人する機会を避けることもできます。
しかし、ゴールキーパーは『ゴールを守る』ために相手と接触する必要があります。
なので、ゴールキーパーは人とも接触することを念頭においてトレーニングしていきましょう。
またクロスボールのトレーニングでは相手と接触しながらプレーできるようにしなければいけません。
なので、下記のフリーキック人形はおすすめです。
【ゴールキーパー】地面との接触
最後は地面との接触です。
ゴールキーパーはシュートをセーブするためにローリングダウンやダイビングを行います。
そのため地面との接触は避けられません。
しかし誤った地面との接触をしてしまうと怪我をしてしまう可能性があります。
怪我をしないためには2種類の方法があります
1.適切なローリングダウン、ダイビングの技術を身につけること
ローリングダウンとは上記のような技術です。
簡単に言うとステップでは間に合わないけど、手からボールにアプローチし、後から身体をボールの後ろへ持っていきボールをキャッチ又は弾く方法です。
そしてローリングダウンでは、身体の側面つまり、膝、太ももと横、お尻、腕、ボールの順番で地面に設置する必要があります。
ダイビングでは、地面を踏み切り一瞬に空中に身体が浮きます。
そのため着地はローリングダウンで設置した膝、太ももと横、お尻、腕、ボールをほぼ同時に設置します。
若干、ボールから先に着くイメージがありますがほぼ同時です。
ローリングダウン、ダイビングともにうまくできない場合は長座、両膝立ち、片膝立ち、起立した状態など段階的に習得していきましょう。
2.怪我防止のロングパンツや肘当てをつけること
単純に地面に何度も身体を打ち付けるので、GK専用のロングパンツや肘当てはとてもお勧めです。
またHO SOCCERの3/4パンツはフィット感、クッション性も高いのでお勧めです。
ローリングダウンやダイビングの技術が高くなれば打撲の怪我は防ぐことはできるでしょう。
しかしどんなピッチでも擦り傷はできてしまいます。
人工芝のピッチでも摩擦は働きます。
摩擦によって肌はダメージを受けます。
小さな擦り傷でも、痛いと感じれば気になります。
その擦り傷をかばうために間違った方法でダイビングをして、その結果、大きな怪我につながるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、ゴールキーパーの3つの接触~怪我を防ぎ「強いGK」になるために~
と言うテーマでブログを書いていきました。
ゴールキーパーは、ボール、人、地面と接触します。適切な技術が有れば接触しても怪我を防ぐことができます。
しかし、どうしても防ぐことのできない怪我もあります。
最適な技術を身に着けると同時に、万全のけが予防をしてトレーニング、試合に臨みましょう!
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。