怒らないで指導したほうが良いに決まっている。
そんなことはみんな知っている。
でも怒ってしまう。
怒らないためには自分自身の怒りのトリガーを知ることが大切です。
そして、その怒りのトリガーが発動したとき、あなたの取るべき言動を決めましょう。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は『指導者が怒らないための方法』というテーマでブログを書いていきたいと思います。
概要はこちらです👇
- コーチが怒る時ってどんな時?
- 怒らないようにするためには?
- まとめ
では、深堀していきたいと思います。
コーチが怒る時ってどんな時?
突然ですが質問です!
あなたはどんな時に、子どもに対して怒りますか?
代表的な答えは以下の2つです。
- 子どもが言うことを聞かない時
- 子どもが集中して練習してない時
この時、指導者の皆さんの中には、
「なんで言ったとおりに出来ないの!!!」
「しゃべってないで集中しなさい!!!」
などの言葉を、子どもに言ってませんか?
そして、子どもはふてくされてしまいます…
子どもが一番言われて嫌なことを知っていますか?
それは・・・
「自分がわかりきっていること何度も言われること」
です。
子どもは集中しなければならないことはわかっていますが、集中できません。
これに対して、怒るともっと集中できなくなります。
僕自身も含め、指導者の皆さんにまずやってほしいことは自分が怒りそうなきっかけ(トリガー)を知ることです。
僕自身も子供が言うことを聞いてくれない、集中していない時、、または日常生活でもありますが、GKについて馬鹿にされた時、理不尽なことをいう人がいたらイライラすることはあります。ですが、怒鳴ったり、言い返したりはしないほうです。
皆さんは自分自身の怒りのトリガーを知っていますか?
怒らないようにするためには?
自分自身の怒りのトリガーを知ったら次はその対策をしましょう。
対策方法は単純です!しかし、準備が必要です。
怒りのトリガーが発動したとき、そのトリガーに対しての「言動」を用意しとくだけです。
参考になるかわかりませんが、ここで僕が教育実習で使った方法を紹介します。
これは大学の教授から教えてもらった方法です。
僕は高校生相手に体育の授業をしました。
授業の初め、生徒が全然静かになりません。
「おーい!授業始まってるぞ!静かにしろ!ちゃんと並べ!」
と怒鳴りたくなる場面ですが、僕は言いませんでした。
僕は「黙る」ということをしました。
そうすると生徒は僕の表情を察し、静かにしてくれました。
「静かになるまで○○分、かかりました」
「静かにしてくれてありがとう」など
僕は特に何も言わず、授業を進めていきました。
そうすると次の授業から、僕が話すときは生徒は耳を傾けてくれるようになりました。
色々な方法があると思いますが、ここで一番伝えたいのは、自分の怒りに触れるトリガーを知り、その状況になった時にどんな言動をとるかを考えておくことが大事です。これは人それぞれ違うので自分で考えたほうが良いでしょう。
僕の場合
生徒がうるさくなる(怒りのトリガー)→黙る(どんな言動をとるか)
選手にやってほしいことが伝わっていない(怒りのトリガー)→水を飲み、心の中で自分の説明がわかりにくいと心の中でつぶやく(どんな言動をとるか)
こんな感じで、指導ノートなどにリストアップすると良いでしょう。
まとめ
感情に任せて、怒ることは良くないと思います。
しかし、叱ることは決して悪いことではありません。子供が試合中、イライラしたからといって相手を殴って見いてみぬふりをすることは絶対ダメです。
子どもがした悪い行動に対してはきちんと叱るべきです。
ただ気をつけてほしいのは、ダラダラ叱ってはいけません。短い言葉で簡潔に言うことが大事です。
子どもでもやってはいけないことはあるので、叱るときは叱ってください。
もちろん、体罰はダメですよ。