こんにちは、Atsuyaです。
本日は、「【GK技術】クロスボール必勝法!~GKは先に動くな~」というテーマでブログを書いていきます。
先日、あるゴールキーパーから以下のような質問を受けました。
「ハイボール(コーナーキック)でうまく対応ができないのですがどうすればいいですか?」
「またクロスボールうまく出ることができません。」
「クロスボール(ハイボール)が得意なゴールキーパーになりたいです。」
本日はこの質問に答えるために、またクロスボールをうまく対応できるためにブログを書いていきたいと思います。
先日、以下のようなツイートをしました👇
【クロスボールについて】
GKのクロスボールの処理で大切な事は「先に動かないこと」である。シュートストップと同じようにシュートされる前に動いてはいけない。逆に動いてしまうと、本来動きたかった1歩目に戻るまでに倍の時間がかかってしまう。クロスボールが蹴られてから判断し実行しましょう。— Atsuya (@Atsuya_gk) February 5, 2021
【クロスボールについて】
GKのクロスボールの処理で大切な事は「先に動かないこと」である。
シュートストップと同じようにシュートされる前に動いてはいけない。
逆に動いてしまうと、本来動きたかった1歩目に戻るまでに倍の時間がかかってしまう。
クロスボールが蹴られてから判断し実行しましょう。
本日は上記のツイートを元に、GKのクロスボールの原則
「先に動かないこと」について深堀していきたいと思います。
結論から申し上げると、
コーナーキックを含むクロスボールを適切に処理するためには、
【落下地点に入る能力】を身に付けることと【先に動かないこと】が非常に重要です。
本日の概要こちらです👇
- クロスボールで意識すること
- クロスボールはシュートと一緒
- 落下地点を読む力が重要
ではこちらの3つを深掘りしていきたいと思います。
クロスボールで意識すること
クロスモールで意識する事は、まずどのエリアでシュート打たれたくないのかを決めなければなりません。
皆さんに質問です。
どんなにうまいゴールキーパーでも、簡単にジュートと決められてしまう距離感があります。
それはどのくらいの距離でしょうか?
およそ5mの間合いからシュート打たれたら、
ほとんどのゴールキーパーが反応できず失点してしまいます。
ノイアーでも失点する可能性が高いです。
では、5mとはどのくらいの距離間なのか。
ゴールラインからゴールキックラインまでの長さは5.5mです。
以下の図をご覧ください👇
つまり、ゴールエリア内からシュート打たれた場合ほとんどのゴールキーパーは失点してしまいます。
コーナーキックの場合はゴールエリア内のボールはすべてゴールキーパーが対応しなければなりません。
これはクロスボールも同様でゴールエリア内に入ってくるボールはすべてゴールキーパーが対応しなければいけません。
反対に考えてみるとゴールエリア内のボールに際、出ることができれば、キーパーの仕事は8割達成しています。
では、どのようにゴールエリア内を守るのか解説していきます。
クロスボールはシュートと一緒
ゴールエリア内を守るためには、クロスボールはシュートと同じと言う考え方を持ったなければなりません。
これは僕が選手に伝えているのですが、
クロスボールの場合は実際のゴールとゴールラインからゴールキックラインの結ところにミニゴールがあると考えてプレーしなさいと伝えています。
どういうことなのか図で説明しましょう。
以下はその図になります。
ここにゴールがあると考えてポジションを取ります。
そしてシュートされる場面と同様に、
ゴールキーパーはクロスボールを蹴られるよりも前に動いてはいけません。
では、ここでまた皆さんに質問です。
そうです。68mです。
ここで、わかりやすくするためにコーナーキックで例えます。
コーナーキックの場合ピッチの端からボールを蹴るため、コーナーキックからゴールの中心までは、約34mです。
では34mはどのくらいの距離か。
ここでもう一度皆さんに質問です。
そうです。16.5mです。
では16.5mの倍は何mですか。
そうです。33mです。
つまりペナルティーエリア二つ分からシュート打たれたときに皆さんはゴールを守ることはできますか。
守りますね。
でも守ることができない時があります。
それは軌道を予測して先に動いてしまった場合です。
つまりコーナーキックも一緒で、先に動いてしまうと必ずエラーがおきます。
したがってコーナーキックもシュートと同じでボールがけられる前に絶対に動いてはいけません。
そして落下地点を予測し、ボールがゴールエリアに入ってくるならば対応しなければなりません。
クロスボールをマスターするには意識を変えなければいけません。
落下地点を読む力が重要
クロスボール(コーナーキック)では上記の意識が必要ですが、
やはり意識だけではボールに対応することができません。
なのでゴールキーパーは落下地点を読む力を養わなければなりません。
先日以下のようなツイートしました👇
【GK技術】クロスボール必勝法!~落下地点を予測するGKトレーニング~
落下地点が正確に読めないため、クロスボールを苦手としているGKがたくさんいます。
サッカーのGKだけに関わらず、落下地点を正しく予測することは様々なスポーツで必要です。https://t.co/sAqTHa1aLd— Atsuya (@Atsuya_gk) February 9, 2021
【GK技術】クロスボール必勝法!~落下地点を予測するGKトレーニング~
落下地点が正確に読めないため、クロスボールを苦手としているGKがたくさんいます。
サッカーのGKだけに関わらず、落下地点を正しく予測することは様々なスポーツで必要です。
落下地点を予測するための能力は、大人になってから身に付けるのは非常に難しいです。
なので育成年代から落下地点を予測する力を養っていく必要があります。
また、落下地点を身につけることができないと、先に動いてしまう癖がついてしまします。
以下のブログでは、落下地点を予測するためのトレーニングを紹介しています。
興味がある方はご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、「【GK技術】クロスボール必勝法!~GKは先に動くな~」というテーマでブログを書いていきました。
コーナーキックを含むクロスボールを得意にするためには、落下地点に入る能力を身に付けることと先に動かないことが非常に重要です。
GKはどうやってそのボールに対応するかを頭で理解し、実行するためにトレーニングすることが必要です。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。