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オフ明けからシーズンまでのGKトレーニングについて~2月編~

投稿日:2022年1月30日 更新日:

こんにちは、Atsuyaです。

引き続き、『オフ明けからシーズンまでのGKトレーニングについて』というテーマでブログを書いてきたいと思います。

今回は2月編です!!!

前回のブログでは、オフ明けの1月はどのようにGKはトレーニングを行えば良いのかをまとめました。

シーズンに向けての1月のトレーニングのまとめ
  • 筋肥大や最大筋力向上を目的とした筋力トレーニング(負荷高め・GKトレーニングより先に行う)
  • 頭で理解するようなGKトレーニング(負荷は低いが理解しながら行う・筋力トレーニングの後に行う)

 

もし読んでいない方は是非ご覧ください👇

オフ明けからシーズンまでのGKトレーニングについて~1月編~

では2月はどのようなことを意識してトレーニングを行えば良いのか・・・

結論から申し上げると、

『技術面とフィジカル面を組み合わせるようなトレーニングを行う』

です。

1月のトレーニングでは、『アスリートとしての身体能力の向上』に着目してトレーニングを行いました。

そしてGKの技術面では『昨シーズンの課題を分析し、正しい技術を身につけるために、

頭で理解しながらGKトレーニングを行うこと』と書きました。

そしてプライオリティ(優先性)の原則に基づいて、フィジカルトレーニングを先に行い、GKトレーニングを後に行うべきだと述べました。

プライオリティの原則を簡単に説明すると、トレーニングで「何を目的にするか」でトレーニングの「順番」を決めます。

つまり、1月は『アスリートとしての身体能力の向上』が目的だったので、フィジカルトレーニングを先に行いました。

そして2月はパワーアップした体をGKの技術に応用していくイメージでトレーニングしていきます。

では、深堀していきます。

2月:トレーニングで技術面とフィジカル面を組み合わせる

2月はGKの技術向上を中心にトレーニングを行いましょう。

1月のトレーニングでは、頭で理解しながら技術を習得するようなトレーニングを行ってきました。

さらにフィジカルトレーニングの成果もあり、身体はパワーアップしています。

ですが、それだけでは試合で使えません。

試合で使える技術にするためには、その技術を体に染み込ませなければなりません。

トレーニングでは何の技術を身につけるかを「意識」してトレーニングを行わなければなりません。

しかし、試合中は意識して技術を発揮することはできません。

無意識のうちに、その技術を発揮しています。

それが体に染みついているあなた技術です。

2月は、1月に学んだ正しい技術を無意識に発揮できるようにトレーニングしていくべきです。

技術を体に染み込ませるには、「練習で正しい技術を圧倒的に反復すること」が必要です。

つまり自動化です

したがってGKトレーニングの負荷が高くなります、

例えば「ダイビングの技術」「起き上がりの技術」を理解することができたら、

以下のジダ選手のようなトレーニングを行っても良いです👇

アグレッシブなトレーニングも絶対に必要。

基礎的な技術をしっかり理解し、定着した上で行えば確実に意味はある。

さらにフィジカル的にも強くなるので。 それにしてもジダ選手はすごいな。

ダイビングの技術をマスターしたい人はこちらのブログをご覧ください👇

【ゴールキーパー】ダイビングに特化!二人で出来る練習15選!

ダイビングトレーニングの参考動画です👇

 

起き上がり方をマスターしたい人はこちらのブログをご覧ください👇

起き上がりの1歩目で踏み切れるか?~同一方向の起き上がり方~@GK自主練会

注意して欲しいことは、正しい技術を理解していないのに無理に反復練習をしないでください。

悪い癖が体に染みつくだけでなく、最悪の場合、怪我をしてしまう可能性があります。

✅2月のフィジカルトレーニングは?

次にフィジカルトレーニングですが、1月に負荷の高い筋肥大筋力向上を目的としたトレーニングのおかげで体は大きくなり、筋力も向上していると思います。

ですが、筋肉はトレーニングを続けないと可逆性の原理で元のレベルに落ちていきます。

なので筋肉量筋力維持するようなトレーニングを続けなければなりません。

ですが1月のように筋損傷を起こす様子ようなトレーニングを行うと体に負荷がかかり、

GKトレーニングに影響が出てしまいます。

2月はGKトレーニングをメインに行うので、フィジカルトレーニングによる疲労は極力避けたいです。

そのため、2月は1月で行った重さとセット回数を継続させるべきです。

例えば1月にスクワットを100キロ5回3セットやっていたならば、無理に重さを上げずに継続します。

さらにGKトレーニングを先に行っているので、負荷を下げる必要があるかもしれません。

最後に気をつけてほしいことは、ウエイトトレーニングの負荷が下がっても糖質・たんぱく質の摂取量を減らさないでくださいね。

食事・運動があったうえでの、トレーニングなので意識してください。

参考図書

コンディショニングのスポーツ栄養学 (体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ)

大学のスポーツ栄養学の授業の教科書にもなっています。

まとめ

本日は『オフ明けからシーズンまでのGKトレーニングについて~2月編~』というテーマでブログを書いていきました。

 

シーズンに向けての2月のトレーニングのまとめ
  • 基本的な動きを理解した上で反復回数を増やしたGKトレーニング(負荷を高くして行う・ウエイトトレーニングの後に行う)
  • 筋力を維持するようなウエイトトレーニングを引き続き行う(負荷は中くらい・筋力トレーニングの後に行う)
  • 糖質・たんぱく質を摂取量を保つ

 

体は昨シーズンよりパワーアップした状態です。

2月のフィジカルトレーニングではこの体を維持しなければなりません。

そしてGKトレーニングでは正しい技術を圧倒的に反復し、体に染み込ませましょう。

アスリートとしての能力が上がり正しい技術を身に付けたあなたは、昨シーズンより絶対にレベルアップしています。

3月はこのレベルアップした自分をチームに馴染ませます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

3月編はこちらです👇

オフ明けからシーズンまでのGKトレーニングについて~3月編~

参考書籍

アスレティックパフォーマンス向上のための トレーニングとリカバリーの科学的基礎

使える筋肉・使えない筋肉 理論編―筋トレでつけた筋肉は本当に「使えない」のか?

使える筋肉・使えない筋肉 実技編―強くて使える筋肉をつくるトレーニング法120

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