タイトル画像:『サッカーキング』より引用
ゴールキーパーでキャプテンマークを巻き、試合中フィールドプレーヤーを後ろから鼓舞し続ける。まさにゴールキーパー全員が一度は夢見る光景ですよね。
ですが、現実はそうでないかもしれません。
ゴールキーパーはサッカーにおいて11人中の1人です。ということは、ゴールキーパーもフィールドプレーヤーも対等な立場にあるはずです。確かにそうですがGKの中には、実際にチームの中で孤独を感じている選手も中にはいます。
それはなぜでしょうか?
あるGKはこんなことを言っていました。
「練習が別々で孤独を感じるのは仕方ないけど、テレビとか見てても4-4-2とか4-2-3-1とか、3-4-3とかってGKが戦術にも入っていない気がして…孤独を感じるんですよね…」
しかしGKはチームの一員としてあの大きなゴールを守らなければなりません。フィールドプレーヤーとのコミュニケーション無しではあのゴールは守れません。
だけど…
FPが時々、こんなこと言うんですよ。
「GKは走らなくていいよな…」
決して悪気があって言ってる訳じゃありませんが、むかつきますよね。
そうなってくると、ゴールキーパーってフィールドプレーヤーと対等じゃないって感じることがあります。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は『GKが意外と悩むこと…フィールドプレーヤーとゴールキーパーは対等である』というテーマについてブログを書いていきたいと思います。
結論から書くと、同じ土俵で対等な立場であるためには以下の3つのことが必要です。
- フィールドプレーヤーに対して共感能力を高める
- どんな練習も全力で行う
- GKが失点してもいいや、と絶対に思わない、口にしない
では、深堀していきたいと思います。
フィールドプレーヤーに対して共感能力を高める
もしFW選手がゴール前で簡単にシュートを外してしまったらどんな言葉かけをしていますか?まさか「おい!決めろよ!」なんて言葉を発したりしてませんよね?
GKにもGKなりの難しさはありますが、FWにもFWの難しさはあります。
だからといって何も言うなと言っているわけではありません。試合中ならば「 おい!決めろよ! 」ではなく、「切り替えろ!次、決めよう!」などとポジティブな声掛けが大事です。また試合が終わったら、「GKとしたらここに打たれた方が嫌だな」など、FWに共感した上でアドバイスを伝えてあげると良いでしょう。
言葉かけ一つで、コミュニケーションが円滑に進みGKに対しても共感能力が高まるかもしれません。フィールドプレーヤーと対等になり、共感されたいのならGK自身がフィールドプレーヤーに共感すべきです。
どんな練習も全力で行う
フィールドの選手と一緒に「素走り」のトレーニングを行ったとしましょう。 「素走り」のトレーニングに関しては賛否両論ありますが、ここでは触れません。
GKにしてみたら「素走り」のトレーニングは意味がないと思うGKもいるかもしれません。だからと言って、だらだらと走っていたらフィールドプレーヤーからはこう思われるかもしれません。
「GKは楽でいいよね。」
そして試合中、だらだら走っていたGKから「もっと守備しろよ!」って言われたらどう思いまか?
「お前が言うな!」ってなりますね。
ここに信頼関係はありませんね。
権田選手の本、サッカー GKの教科書 (PERFECT LESSON BOOK)にも書いてありますが、GKの指示に無条件で従ってくれるフィールドプレーヤーはいません。GKの声は「神の声」と言われていますが、普段の振る舞いが悪ければ意味がありません。説得力を高めるためにも、普段の振る舞いやトレーニングに対する姿勢が重要です。
GKが失点してもいいや、と絶対に思わない、口にしない
これは当たり前のことですがゴールキーパーが試合や練習中に「今の失点は仕方ない、無理だ…」などと口が裂けても言ってはいけません。
フィールドプレーヤーは常にゴールを奪うことを目標に日々トレーニングを行っています。もしFW選手が「点取れなくても仕方ないや~」って言っていたらどう思いますか?同じチームとしてサッカーをしたくないですよね。
なぜ川島永嗣選手やオリバーカーン選手は試合中、味方に檄を飛ばしているのでしょうか?
それは「絶対に失点したくないから」だと思います。
そしてそれがチーム全員に伝わり、その結果チームメイトからの信頼も厚くなっているのでしょう。
ゴールキーパーというのは、得点を奪い合うサッカーというスポーツで「失点しない」という理想を目指しています。GKもフィールドプレーヤーも「勝利」という同じ目的に向かって、努力をしています。まずはポジションごとに定められたタスク(GKだったらゴールを絶対割らせない、FWだったらゴールを奪うこと)を達成するためにトレーニングしていきましょう。
そうすればGKもチームの一員として格差を感じずに対等な立場でチームに存在することができるでしょう。
まとめ
本日は『GKが意外と悩むこと…フィールドプレーヤーとゴールキーパーは対等である』というテーマ でブログを書いていきました。
実際、僕も中学時代や高校時代にGKとして孤独を感じてきました。
GKってフィールドが思っているより難しいよ!と感じてほしかったですが…
無理でしたね。
でも、とにかく一生懸命練習し、少し上手くなり、認められ、高校ではキャプテンマークも巻きました。
そしたら孤独を感じることも少なくなりました。
やはり練習して上手くなるのが一番です!
でも場所もないし、ゴールもないし…
そんなGKの皆様!こちらのブログを参考にしてみてください。
現在1000ビュー以上見られているブログになります☝
こんな人にお勧めです!
- とにかく、ダイビングを極めたい方!
- GK練習で使えるボールが少ない方!
- 試合後にゴール裏を使って練習したい方!
是非ご覧ください!
またGKトレーニングを行うためには何が必要ですか?
もちろんボールなど必要ですがGKの仲間が必要です。
僕は土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
練習風景などは以下のブログに詳しく書いてあるので是非ご覧ください!
悩めるGKの皆さん!GK全員で上手くなりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。