GK Atsuyaのブロブ

スマホで日本人ゴールキーパーが成長するために

GK

「シュートで終われ!」の嘘

投稿日:2019年6月5日 更新日:

皆さん、CL決勝見ましたか?

素晴らしい試合でしたね!

個人的に両チームゴールキーパーのクロスボールの処理は絶品でした。

本当に参考になりました!

こんにちは、Atsuyaです。

今日は「シュートで終われ!」の嘘について書いていきたいと思います。

結論から申し上げると、シュートで終わってもキーパーにキャッチされたら危険な場面を作られます。なので安易に「シュートで終われ!」というコーチングは良くないかもしれない、ということです。

そもそもなぜ「シュートで終われ!」というコーチングがあるのか。

簡単に言うとシュートを打つことでそのボールは基本的にゴールに向かい、「ゴールに入るか」、「入らないか」です。ゴールに入れば、真ん中からキックオフになるのでカウンターを受ける確率はないです。ゴールに入らなくてもシュートを打てば、ほとんどの確率で相手に当たるかゴールキックになるか相手のキーパーがキャッチするかです。

そうすれば守備に戻れる時間が作れるのでカウンターを受けるリスクは減る。

以上のことが理由で「シュートで終われ!」というコーチングがあるのだと思います。

このコーチングはGKやDFの選手がよく言います。リスクマネージメントをしないといけないからです。

サッカーに「リスクマネージメント」という言葉があります。

簡単に言うと、攻めている時にも守備のことを考えることです。

GKやDFの選手は常に考えていることです。この攻撃が失敗した時、つまり相手にボールを取られた時相手はどこにパスを出すか、FWはどこに動いてパスをもらおうとするか予測し準備することです。

CL決勝をみた皆様なら、きっとみたはず。アリソンのパントキックでのフィード見ましたよね?

https://t.co/dDn7bb2bYw?ssr=true

あのスペースに上手く落とすディストリビューションは一度はやってみたいですね。

本題に戻します。

よくあるコーチングで「シュートで終われ!」という言葉を聞きます。僕もいつも「シュートで終われ!」とコーチングしてました。しかしCLの試合を見て、ふと思いました。

安易にシュートを打ってもキーパーにキャッチされたら危険なシーン作られること多くね?

最近のプロGKはキックが上手い選手が多いです。というか、全員上手いです。逆にキックが上手くない選手はプロになれる可能性は低いと思います。

高校や大学でも全国常連のチームだとほとんどのキーパーはキックが上手いです。なので、キーパーから一発でFWに蹴ることはもはや当たり前の技術だと思います。

ではここで色々な選手のキック動画を見てみましょう。

これは元アルゼンチン代表のアボンダンシェリという選手です。僕は高校生の時、この選手の動画をほぼ毎日みて真似して練習していました。

僕が思う日本で一番キックが上手いGK、浦和レッズの西川周作選手。

ノイアー(Manuel Neuer)はキックも絶品ですがスローイングの技術も素晴らしいです。参考までに見てみてください。

今見て頂いた動画のように、キックが上手いGKはたくさんいます。

現代サッカーでは、安易な判断でシュートを打ってGKにキャッチされてしまえばカウンターを受ける確率はかなり高いです。

GKが普通にアシストする時代


なのでリスクマネージメントの質も高めなければなりません。最低でも以下の二つは意識しないといけません。

①GKに蹴らせないようにする

もしシュートやクロスボールをキャッチされたらが上手く蹴られないようにした方がいいですね。しかしあまり正面に立ってキックの邪魔をするとファールを取られてしまい、最悪イエローカードをもらいかねないので注意しましょう。

GKの僕が思うパントキックを蹴る上でされて嫌なことは、正面に立たれるのも嫌ですがアピールしたり最悪蹴って、ファールを取ってもらえます。嫌なのはGKの真横か真後ろに立つことです。GKがパントキックを蹴る時に気にするのは脚が上手く振れるかです。後ろや真横にいると心理的に脚を上手く振ることができません。これはあくまでも自分の自論なので一回試してみてください。

②GKに蹴られた後の対応を詳しく考える

DFとFWの距離が近すぎると裏のスペースに落とされます。FWは直線でゴールまでスプリントできます。DFは身体の向きを変えて自陣のゴールに走らなければなりません。FWに先に触られら確率が高くなります。逆に遠すぎるとピンポイントで足下にボールを蹴られます。距離感はDFによって異なりますが、まずはGKから一本あるんだなと考えることが重要です。


まとめ

・サッカーにおいてリスクマネージメントは非常に重要です。現代サッカーではGKにボールをキャッチされた時にどうカウンターを防ぐかを考えることも必要です。

・現代サッカーではよい意味でも悪い意味でもGKがアシストできる時代です。パントキック、ゴールキックなどはサッカーで唯一クローズドスキルに近い技術です。なので練習すればだれでも上手くなります。キックが上手ければ、「あのGK上手くね?」ってなります。

なんで上手く見えるのかっていうのは以下のブログに書いてあります!

今後はキックの上達方法なども勉強していき発信していきたいと思います。

-GK
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

正しい落下地点へ!@獨協大学 2019/7/2

こんにちは、Atsuyaです。 本日は獨協大学でトレーニングを行ったので、それについてブログを書いていきたいと思います。 7月のトレーニングのテーマは「クロスボール」です。 そして今回のトレーニングの …

サッカーボールを使うことだけがGKトレーニングではない

こちらの記事は2019年5月28日に投稿した記事を2019年9月1日に新しく更新したものになります。 突然ですが、皆さんに質問です。 皆さんはGKトレーニングの時にサッカーボール以外のボールを使います …

【GKを観察する4つのポイント】

世の中には数えきれないほどのゴールキーパーがいます。 そのゴールキーパー達を観察する時に、 技術的に能力が高いのか・・・ 戦術理解度が高いのか・・・ フィジカル的に圧倒しているのか・・・ メンタルが安 …

GKの仕事とは失点する確率を1%ずつ減らすこと

GKというポジションはかっこいい。 頭が良くて、身体能力が高く、メンタルが強い選手にしか務まらないポジション。 こんにちは、Atsuyaです。 本日はGKの仕事についてブログを書いていきたいと思います …

「やってみろ!」は誰でもいえる~【素人GKコーチと玄人GKコーチの違い】を考えてみた~

子どもに勉強してほしいと思ったらどうしますか? 皆さんは子どもにスポーツや勉強など、何かを学ばせたいときはどのような言葉かけをしますか? ただ何となく「やってみて!」などといっていませんか? これがG …

AtsuyaのTwitter