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【GK育成】中学1年生になるゴールキーパー達へ

投稿日:

こんにちは、Atsuyaです。

本日は、【GK育成】中学1年生になるゴールキーパー達へというテーマでブログを書いていきたいと思います。

先日以下のようなツイートをしました。

【GK育成】

新中一になるGK達へ

今後、出てくる課題

・ペナルティエリアが広くなり、前の判断、飛び出すスピードが求められる

・ピッチの幅が68mになるため、パススピードが求められる

・ゴールの大きさが変わるのでジャンプ力が必要

大人用でサッカーをするGK達はこれらを理解しなければならない。

一般的に日本では中学生になると大人と同じコートの大きさでサッカーをしなければなりません。

その中でゴールキーパーはたくさんの悩みを抱えるでしょう。

今回のブログでは少しでもゴールキーパーから悩みを解決できるように書いていきたいと思います。

本日の概要はこちらです。

  • パススピードを上げるために
  • ジャンプ力をつけるために
  • 前へのスピードを高めるために

 

結論から申し上げると

パススピードを上げるために→インステップと同じスイングでインサイドキックを蹴る

 

ジャンプ力をつけるために→両足連続ジャンプとバウンディングを行う。

 

前へのスピードを高めるために→腸腰筋を鍛える

 

では、深堀していきます👇

パススピードを上げるために

まず初めに大人用のコートでは、ピッチの横幅68mになるため、

ゴールキーパーに関わらず選手達ははパススピードが求められます

そしてボールも五号球へ変わるため、パススピードを上げることが難しくなるでしょう。

では、中学校1年生の段階でパススピードを上げる事はできないのでしょうか?

それは違います。

確かに筋肉量を増やし、すぐに筋力を上げる事は難しいですが、

体の使い方を工夫し蹴り方を変えることができれば、

パススピードを上げることができます。

結論から申し上げると

インステップのキックのモーションのまま、インサイドキックを蹴ることです。

よくありがちなインサイドキックは、足の内側を押し出すように蹴ることです。

足の内側を押し出すように蹴ると10m位のパスは簡単にできます

さらにパススピードもあげることができます。

しかし、大人用のコートでは横幅が68mあるため、

単純に考えて30m位をインサイドキックで蹴らなければいけない場面が多々あります。

しかし、インステップで蹴ろうとするとミスも多くなるためやはりインサイドキックできることが望ましいです。

では、どうやってインサイドキックをインステップキックと同じモーションで行けるのか。

やり方はそのままです。

しかし事前準備が必要です。

以下のエクササイズを行ってください。

0〜40秒までのダイナミックストレッチが効果的です。

https://youtu.be/IVUoNh5w7aA

この動的ストレッチを行うときに大きなキックモーションでインサイドキックを蹴るように心がけましょう。

このエクササイズを行った後にインサイドキックのトレーニングを行いましょう。

 

ジャンプ力をつけるために

まず初めにジャンプ力を高めるトレーニングをする前に2つ質問があります。

 

小学校のゴールの大きさを知っていますか?

 

縦:2.1m、横:5mです。

 

ではもう一つ質問です。

 

大人用のゴールの大きさを知っていますか?

 

縦2.44m、横7.32mです。

単純に、縦の長さが30センチメートル高くなります。

もちろん、身長が突然30cmもなくなるわけではありません。

中学校1年生から3年生になるまでに30cm以上大きくなる選手はいます。

ですが、ゴールキーパーとしてジャンプ力は鍛える必要があるでしょう。

では、ゴールキーパーとしてジャンプ力はどうやって身に付けるのか。

結論から申し上げると、

両足跳び連続ジャンプを行いましょう。

それができたら、バンディングを行いましょう。

まずはトレーニングの動画をご覧ください。

両足連続跳び

バウンディング

なぜこのトレーニングするのか?

ジャンプ力を高めるためには、足の筋肉だけではなくて、地面からうまく床反力を受け取る必要があります。

床反力とは人が地面を蹴ったときに、床から受ける反発の力です。

つまり、ジャンプ力を鍛えようとして足の筋力を鍛えるのは間違っています。

もちろん足の筋力も必要ですが、

大切なのは地面からうまく力を受け取れるようにすることです。

地面からうまく力を受け取るには全身を固める必要がいます。

全身を固めておかないと床からうまく力を受け取ることができません。

イメージとしては体を1本の棒のようにすることです。

そうすることで、地面から力を受け取ることができます。

全身を固めるときに意識することは膝と足首を固めることです。

つまり、ジャンプ力を高めるためには膝と足をロックし両足連続ジャンプトレーニングを行うことです。

そして、両足連続ジャンプ跳びができるになってきたらバンディングを行ってください

GKには伸びのあるジャンプも必要

ジャンプ力がついてきたら、次は空中で止まるような感覚がゴールキーパーには必要です。

これはハイボールやダイビングをする時に使います。

ハイボールやダイビングしにこの伸びる感覚を理解することができれば、

自分がジャンプしてる最中に判断を変えることができます。

例えば、そのボールをキャッチするのか弾くのかを判断する事ができます。

ではどうやって伸びのあるジャンプをするのか

それは先ほどと同じトレーニングで意識することを変えます。

先ほどの両足連続ジャンプトレーニングでジャンプしたときに

お腹を突き出すことが大切です。

これを定期的に行えば、伸びのあるジャンプができるでしょう。

前へのスピードを高めるために

最後に、前へのスピードを高めるためのトレーニングを紹介します。

前のスピードを高めるためには腸腰筋を鍛えることが必要です。

腸腰筋とは簡単に言うと足を前に出す筋肉のことです。

腸腰筋の能力を高めることができれば、前に足を早く出すことができそのためスピードも上がります。

ではどうやって腸腰筋を鍛えるのか?

こちらも良い動画があったので載せておきます。

小学生コートのペナルティーエリアの縦の長さは12mです。

大人用コートのペナルティーエリアの縦の長さは16.5mです。

つまり4mほど長くなるので、ゴールキーパーはよりスピード求められます。

ゴールキーパーにとって腸腰筋を鍛える事はとても重要です。

腸腰筋を鍛えるためには動画でもあった通り、

チューブで鍛えるのが有効だと思うので、おすすめのチューブのリンクも貼っておきます。

Finoa(フィノア) トレーニングチューブ シェイプリング (木場克己トレーナー監修) 22183

まとめ

いかがだったでしょうか。

一般的に日本では中学生になると大人と同じコートの大きさでサッカーをしなければなりません。

その中でゴールキーパーはたくさんの悩みを抱えるでしょう。

ですが、事前にどのような悩みを抱えるのかを理解していれば対策ができます。

今回のブログがそうなっていただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。

 

参考書籍

石井直方の筋肉の科学 ハンディ版

サッカーが劇的にうまくなるタニラダー・メソッド

使える筋肉・使えない筋肉 理論編―筋トレでつけた筋肉は本当に「使えない」のか?

使える筋肉・使えない筋肉 実技編―強くて使える筋肉をつくるトレーニング法120

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