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【大学サッカーの悩み】サッカー以外の時間をどう使うか?

投稿日:

もっと高校生の時みたいにグラウンドで練習したい!

だけど他のカテゴリーがいるから思うようにトレーニングできない・・・

大学生ってサッカーしてない時間、何してるんだ?

こんにちは、Atsuyaです。

本日は、【大学サッカーの悩み】サッカー以外の時間をどう使うか?というテーマでブログを書いていきたいと思います。

先日Twitterの質問箱で、以下のような質問を受けました👇

 

大学GKをやっています。チームの練習時間は2時間ぐらいです。それ以外はグランドでボールを蹴ることができません。本当は自主練でキックなどをしたいのですが・・・そんな時ってどうすればいいですか?

これに対して僕は以下のように回答いたしました。

そうですね、大学ではカテゴリーの数も多く、グラウンドの使用限られてると思います。僕も大学時代1日2時間ほどしかグラウンドは使えませんでした。

なので、グランド外でサッカー上手くなるために、
・フィジカルトレーニングをすること
・戦術理解度を高めること
・そしてそれらを記録すること(1番大事)

だと思っています。僕自身もグラウンドの練習以外ではフィジカルトレーニングと戦術理解度を高めることをチームメートと行っていました。
ただいま考えると、それを記録していたらもっと成長実感でき、個人の成長につながったのかと思います。結果論ですが…
また当たり前のことかもしれませんが、大学は学問を研究する場所なので、研究に励むことも大切だと思います。

本日のブログでは、上記の回答をより深掘りしていきたいと思います。

本日の概要はこちらです👇

・グラウンド外ではフィジカルトレーニングと戦術理解度を高め、積極的に記録しよう!

・大学では授業でもサッカーが上手くなる!

・もしサッカー選手になれなかったら?ということを考えてみよう!

では、深堀していきます。

グラウンド外ではフィジカルトレーニングと戦術理解度を高め、積極的に記録しよう!

グラウンドでトレーニングをしたくてもできない時があります。所属クラブのカテゴリーが多ければ、1回の使用時間が2時間で、チームの練習しかできないチームもあります。社会人チームの場合はほとんど、公共の施設のグランドを借りているので、2時間程度しか使えないです。しかし、サッカーは2時間の全体トレーニングだけで上手くなるわけではありません。その他にジムでトレーニングすることや戦術理解度を高めることをしましょう。

✅体が変わればプレーも変わる

これは、ネガティブなことではありません。フィジカルを向上させ、体の機能が高くなればプレーの幅も広くなります。例えば上半身と下半身の骨格筋量を増やし、上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングを行い、キックが10メートル以上を飛ぶようになりました。そういった場合、認知の段階で今まで見ていた範囲より10メートル以上を見る必要があります。認知とはつまり観ることです。認知の範囲が広がることによってプレーの選択肢も広がります。

すごい極端な例ですが、幼稚園生にいくら「20メートル、30メートル先の状況を見て、プレーしよう!」といっても難しいでしょう。

なぜならば、そもそも20メートルも30メートルもボールを蹴ることができないからです。

なので、フィジカルトレーニングと言うと単純にムキムキになるとか体をでかくすると言うことではなくて、プレーの幅を広げるために、体を改造することが必要です。

よく使われる例として、一

般の車ではいくらテクニックを身に付けても、レースでは勝てない。レースに勝つには、そもそものエンジンやボディーを変えなければいけない。

✅自分のチームがどんなサッカーなのか?理解しよう!

フィジカルを鍛えることだけではなくて、戦術を理解することも大切です。

戦術と聞くと相手をどのように攻略して、どうやって前進するか?などを考える選手もいると思います。もちろんどうやって攻撃するか?守備をするか?ということも大切ですが、その前に理解しておかなければいけないことがあります。

そもそも自分たちのチームがどのようなコンセプトで守備をしているのか?攻撃をしているのか?を理解する必要があります。

自分たちの、フォーメーションが1-◯-◯-◯で、攻撃時にどのように変形するのか、守備時にどういった形でリトリートするのか?など、

まずは自分たちのチームがどのような形で試合に臨むのかを100%理解しなければいけません。

その迷いがあると試合ではうまくいきません。

そして自分たちがやるべきことがわかったら、相手のフォーメーションを理解する、どういった前進の仕方をするのか?を理解することができます。

✅記録して成長を実感する

そして、ここからが大切なのですがフィジカルトレーニングやサッカーの戦術を勉強したら、それを記録できるようにしましょう。

なぜ記録するか?というとそれは、メンタルを安定させることができると思っているからです。

例えば、毎日フィジカルトレーニングをして体の機能が向上したとしましょう。例えば3ヶ月のフィジカルトレーニングによって、10メートル以上キックが飛ぶようになりました。

そしてその成果を出すために、スクワットが+20キログラム重たいものを持ち上げれるようになったとしましょう。

それを記録し、大切な試合の前にその記録したものを見ることによって自信につながります。

「俺は毎日トレーニングしてきた。サッカー以外にもフィジカルトレーニングをしたし、守備の戦術も理解できている。だから今日の試合は勝てる。」のようなマインドにもっていくことができます。

もちろん自分が、1週間前どのくらいのスクワット持ち上げたかな?という忘却を防ぐために記録を取ることもあります。

そして、記録する方法は下記のnoteに書いてあります。

 

なぜサッカーノートを継続して書くことができないのか?〜ゴールキーパーのメンタルを強くするために〜

 

Googleカレンダーに記録を取ることがお勧めです。

僕は、試合の感想や練習でのフィードバックを帰りの電車の中で、Googleカレンダーに記載しています。

そしてA4のノートに、サッカーの指導者様のフィードバックとフィジカルトレーニングの記録、サッカーの戦術について書いています。

上記のノートがめちゃくちゃお勧めです。

ページ数も多く、書きごこちも最高です。あと方眼ノートなので、図なども書きやすいです。

大学では授業でもサッカーが上手くなる!

大学では授業でもサッカーが上達すると思っています。特にスポーツ系の学部があるキャンパスでは、うまく授業組むことでサッカーを向上させるような知識を身に付けることができます。また大学には、語学の授業が必ずあると思うので、それらの授業を履修することがお勧めです。将来海外で活躍する選手になりたければ、語学を授業で履修することが必要でしょう。大学によっては、ITを学べる授業もあるので、まずは自分の大学でどのようなことが履修できるのかを調べてみましょう。

✅スポーツ科学の授業は積極的に取ろう!

スポーツ系の学部があるのであれば、スポーツ栄養学スポーツ心理学スポーツバイオメカニクス運動生理学などの授業を履修しましょう。もちろん、スポーツ系の学部に所属しているのであれば必修科目として取る可能性は高いです。しかし、他の学部であってもその授業を履修することができるので積極的に授業を受けてみましょう。

スポーツ栄養学などは、大学生の部活生には重要です。大学生では、一人暮らしをしながら部活に所属している選手もいると思います。僕もそのうちの1人でした。そこで、スポーツ栄養学の授業では1人暮らしのアスリート大学生はどのように簡単にご飯を作るのか?ということも学べたので本当に勉強になりました。

例えば冬は鍋で野菜も肉もご飯もたくさん食べれるようにすることが大切ということ学びました。

鍋は簡単に作れるし、2日ぐらい食べれるので冬の時期は鍋を毎日食べて言ってました。鍋の残り汁にカレーを入れることで味も変えることができました。笑

✅海外で活躍したいなら英語やその他外国語の授業を履修しよう!

そして海外で活躍したのであれば英語やその他外国語の授業を履修するようにしましょう。

外国語を大学生の時に身に付けることができれば、将来たとえプロサッカー選手になれなかったとしても、何かに役立つかもしれません。

また外国語を学ぶことで、言語だけではなくその国の考え方文化にも触れることができ、サッカーに対する新しい考え方を身に付けることができるかもしれません。さらに、大学には日本人だけではなく外国人も多いのでその人達とコミュニケーションとることで人間としても成長できるでしょう。

僕自身もスポーツマネジメントが主専攻で、卒業時には英語コミュニケーションを副専攻で習得しました。副専攻という肩書きだけではなく、外国人や外国語に触れ、その文化を通して人間として成長できました。

✅ITの知識習得にもチャレンジ

最後に、大学ではITについても学ぶことができるので積極的に履修してみましょう。

僕自身は正直履修してきませんでした。

大学生の時はレポートを書くときにしかパソコンを使わなかったので、ITの重要性を実感していませんでした。

ですが、今考えてみれば、ITの知識を少しでも身に付けていれば変わった人生になったかもしれません。

なので過去の自分に伝えるのであれば、サッカーだけではなくてITの知識も身につけろ!と言うでしょう。

もしサッカー選手になれなかったら?ということを考えてみよう!

もし10ヶ月サッカーができないと言われたら?

もしサッカーでお金が稼げなくなったら?

と言うことを考えてみると、おのずとやるべきことが見えてくると思います。

もちろん本気でサッカーで飯を食べていく!という意気込みはとても大切です。ですがサッカーでも同じようにリスクをマネジメントしなければいけません。もしサッカー選手になれなかった場合に、あなたはどのようなことで社会に貢献できるのか?そして社会に貢献し、どうやって自分の食べる飯を確保するのか?家を確保するのか?などを考える必要があります。

サッカーを一生懸命練習すると同時に社会で貢献できるようなスキルを身に付けることが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、【大学サッカーの悩み】サッカー以外の時間をどう使うか?というテーマでブログを書いていきました。

大学でサッカーをやっていると、グラウンドが思ったより使えない事は多々あります。これは大学サッカーにかかわらず、高校サッカーや社会人サッカーでもあると思います。その時に、グラウンドで練習する以外の時間の使い方がとても大切です。自分に必要なフィジカル的な能力を鍛え、戦術理解度を高め、それを記録することが大切です。そして自分がもしサッカー選手としてお金を稼げなくなった場合に、どのようなことをして稼いでいくか、生きていくかということを考えなければなりません。それを考えた上で、大学生であれば勉強する必要があります。大学ではサッカーが上手くなるためのスポーツ科学や言語学の習得が可能です。またITスキルを高めてくれるような授業もあるので積極的に履修してみましょう。

参考図書

勝ち続ける組織の作り方

-サッカー, 大学トレーニング, 大学生, 筋トレ

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