こんにちは、Atsuya です。
本日は【GK:怪我予防】なぜ強いボールを片手で弾くことができないのか
というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日このような質問を受けました。
「セービングをした際に、ボールを弾くために片手でアプローチしました。
しかし、力負けしてしまいます。どうすればいいでしょうか?」
本日は上記の質問に対して僕なりの答えを提示していこうと思います。
結論から申し上げると、
「ダイビングではボールを奪う意識を持ち、肩、肘、手首を一直線しよう!!!」
となります。
本日の概要はこちらです👇
- ダイビングは腕だけではなく体全体でアプローチする
- 肩、肘、手首はなるべく一直線
- ダイビングの原則はボールを奪う
では、深掘りしていきましょう。
※僕の中では、セービングはゴールを守ること全般を指すので、
今回ブログではダイビングで片手でアプローチした際の対応について書いていきます。
✅ダイビングは腕だけではなく体全体でアプローチする
ダイビングは、腕だけでアプローチしてしまう選手が多いです。
例えば、シュートに対して腕だけでアプローチしてしまい、ボールに力が伝わっていない選手がいます。
ダイビングの原則は下半身から上半身にパワーを伝えることです。
シュートをセーブする際にボールに力さえなければなりません。
例えば右方向にダイビングする場合、左足で地面をしっかり押し出し、右足を前に出して、ボールに対してアプローチします。
地面からもらう力を利用して、それを腕に伝えるイメージです。
もう少し細かくイメージをすると、
足からお腹、そして肩、肘、手首、
そしてボールにアップをするイメージです。
つまり、手だけではなく、身体全体でボールにアプローチするイメージです。
✅肩、肘、手首はなるべく一直線
身体全体で、ポールへアプローチすることすることがわかったら、
もう少し具体的な方法を考えていきましょう。
ボールへアプローチする際、肩、肘、手首を一直線にしてアプローチします。
例えるならば、身体を一本の棒のようにします。
身体を一本の棒のようにすることで、
力が直線に伝わります。
その結果、ボールへ強くアプローチすることができます。
✅ダイビングの原則はボールを奪う
そして最後に、ダイビングの原則はボールを奪うということを伝えておきます。
ゴールキーパーは、「ゴール守る」ポジションだと思われてしまいますが、
僕の中では、「ボールを奪う」ポジションです。
【GKトレーニング:ボールを奪いに行く】
「ゴールを守る」ではなく相手から「ボールを奪う」顔でいくというよりか、体全体を伸ばしてキャッチしにいく
それが出来ないのであれば、手の平の手根骨の部分でボールを奪うイメージ
pic.twitter.com/j7oKieys5H— Atsuya (@Atsuya_gk) January 5, 2021
【GKトレーニング:ボールを奪いに行く】
「ゴールを守る」ではなく相手から「ボールを奪う」 顔でいくというよりか、
体全体を伸ばしてキャッチしにいく それが出来ないのであれば、手の平の手根骨の部分でボールを奪うイメージ
そのためゴールキーパーのメンタル的にも
「ゴールを守る」のではなく「ボールを奪い」に行くと言うスタンスを持ちましょう。
そうすれば、すべてのアクションが積極的になり、
片手のダイビングでボールにアプローチしても力負けないしなくなるでしょう。
以下のブログでは、ダイビングの原則についても解説しているので興味がある方はご覧ください。
✔具体的なトレーニング
最後に、ダイビングで力を伝えるためには下半身から上半身にパワーを伝えることが重要です。
パワーとは、力×速さです。
つまり、GKは瞬発力を鍛える必要があります。
そのため、大人であればハイクリーンなどのフリーウエイトを使って瞬発力を高めるようなトレーニングが大切です。
✔ハイクリーンの動画
また中学生や高校生位であれば、ジャンプ腕立て伏せなどをやることで瞬発力を鍛えることができます。
ジャンプ腕立て伏せ動画
まとめ
いかがだったでしょか。
本日は、【GK:怪我予防】なぜ強いボールを片手で弾くことができないのか
テーマでブログを書いていきました。
ダイビングでは、ゴールを守るのではなく、ボールを奪う意識が必要です。
そしてボールに対して強くアプローチするために、身体を一本の棒のようにします。
身体を一本の棒のようにするためには、下半身から上半身に上手く力を伝える必要があります。
そのために、ハイクリーンやジャンプ腕立て伏せなどの瞬発力を鍛えるトレーニングが必要です。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。