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GKはゴールを守るのではなく、スペース認知しボールを奪え!

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こんにちは、Atsuyaです。

本日は、GKはゴールを守るのではなく、スペース認知しボールを奪え!というテーマでブログを書いていきたいと思います。

先日以下のようなツイートをしました👇

FPは技術を向上させる練習だけではなく、数的有利やポジション的優位を意識しながら、攻撃や守備を行う。GKも技術だけではなく優位なポジションに立ち、シュートコース(スペース?)を理解してプレーする必要があるのではないか?と考えている。結果的に「ゴールを守る」プレーに繋がるのでは?

なんか難しく考えてしまっているが、とにかくポジションニングの概念とボールが通るスペースをどのように理解するか?そして技術とどうリンクさせていくか?
最近、GKについてよくわからないことを悩んでいる。

このツイートをした意図は、ゴールキーパーがゴールを守るという認識を持っていると、プレーが難しくなってしまうのではないか?と感じているためツイートしてみました。

例えば、ミドルシュートに対してゴールを守ろうとすると、7.32mの横幅を守ろうとするのではないか?ということを考えてしまうからです。

本日のブログでは上記のツイートを深掘りしながら、僕の意見をまとめていきたいと思います。

概要はこちらです👇

・フィールドプレーヤーは技術だけではなく戦術理解度が必要

・ゴールキーパーも技術だけにフォーカスするのではなく戦術(守り方)を理解する

・もちろん選手の質的優位を高めるトレーニングも必要

では深掘りしていきます。

フィールドプレーヤーは技術だけではなく戦術理解度が必要

フィールドプレイヤーの指導ではドリブルやパスの技術だけではなく、
・どこにどのような体の向きでポジションを取るか?
・そのポジションを取ることによって数的優位ができているのか?できていないのか?
・他の人が使うスペースを作れているのか?
という事を理解しながらトレーニングしなければいけません。

どんなに正確にパスを蹴ることができる技術を持っていても相手にパスを渡してしまっては意味がありません。

なのでサッカーでは判断を伴う技術を身に付けなければなりません。

そしてプレーを判断するためには頭の中に考える材料がなければなりません。

その1つとしてフィールドプレイヤーはポジションの優位性を学んだり、数的有利を作れるようなポジションを理解します。

ポジション的優位とは、相手と相手の間だったり、ゴールの近くにポジションを取る選手のことを指します。なぜならば相手と相手の間に立つことによって、相手二人はどちらがこの選手をマークするのか迷ってしまうからです。またゴールの近くのポジションにいる選手は得点を取れそうなところにいるので、相手は必ずマークします。なので、その選手をマークする相手選手を惹きつけることができるので他のスペースが空いてきます。

このように有利なポジションに立ち続けることによって相手を攻略することができます。

その中で正確なパスや1対1で勝てる質的有利な選手が活躍することができます。

ゴールキーパーも技術だけにフォーカスするのではなく戦術(守り方)を理解する

フィールドプレーヤーの単元で少し長くなってしまいましたが、ゴールキーパーも同じことが言えます。

ゴールキーパーもキャッチングやダイビングなど技術を高めるトレーニングだけをするのは不十分です。

どこのポジションに立てばよりシュートコース(スペース)を消せるのか?を常に意識しなければなりません。

ポジショニングに関しては様々な取り方があります。

あるコーチはどんな身長でも絶対にここに立つべきだ!

あるコーチはボールとゴールの中心を結んだ延長線上を意識し、ニアポスト見えながらポジショニングを修正する。

というふうに指導しています。

僕自身も両方の意見を尊重しております。

僕が選手に伝えるときは自分で考えさせてそのポジションに立つようにしています。

もしボールが真ん中にあったらどこに立つ?

もしペナルティーアークとペナルティーエリアの交点にボールがあったらどこに立つ?

もしペナルティーエリアの角にボールがあったらどこに立つ?

もしゴールラインとペナルティーエリアの交点にボールがあったらどこに立つ?

このように発問し、ある一定の場所にボールがあるときどこにGKが立つのか固定します。しかしそのポジションに立つのは選手が決めるようにします。

そしてそのポジションに常に立てるようにトレーニングすることがポジショニングを理解する上で大切だと思います。

先程のフィールドプレイヤーと同じで、良いポジションに立つことで、自分の持っているキャッチングの技術やダイビングの技術を適切に発揮することができます。

そしてシュートを止める際にはゴールを守るのではなくてシュートコース(スペース)を意識して守ることが大切です。

ゴールを守ろうとすると体が後ろ向きになってしまいます。

なぜならばゴールを守ろうとしているからです。

ではなくて、ゴールキーパーはボールがどこを通るか?ということを意識しながらまずプレーしなければいけません。

だからダイビングでは斜め前にアプローチすることが大切です。

もちろん選手の質的優位を高めるトレーニングも必要

最後になりますが、良いポジションに立つことばかりを意識しすぎてはいけません。

ゴールキーパーのクオリティーも高めてあげることが大切です。

フィールドプレーヤーでは良いポジションに立つ戦術理解度も必要ですが一対一で突破できる選手ヘディングで競り勝てる選手足の速い選手など質的に高い選手が求められます。

戦術とはその質を生かすためのものです。なのでゴールキーパーも同じです。

ポジショニングの理解度やスペースを守る概念を学習するだけではなく、ロングボールを蹴ることができるサイドボレーでピンポイントでパスすることができるダイビングなどで爆発的なパワーを発揮できる、このように選手自身のクオリティーを高めていく必要もあります。

なので指導者はバランスよく指導していく必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、GKはゴールを守るのではなく、スペース認知しボールを奪え!というテーマでブログを書いていきました。

ゴールキーパーはとかくゴールを守るためのキャッチングやダイビングなどの技術にフォーカスしがちです。

しかしフィールドプレーヤーと同じでどこに立てば相手に影響を与えることができるのか?という事を理解し実行出来るようにしなければいけません。

そしてゴールを守ろうとすると後ろ向きのプレーになってしまうので、シュートコース(ボールが通るスペース)を意識しながらトレーニングしていきましょう。

その上でゴールキーパーで質的優位を取れるような選手を育成できるようにしていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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