こんにちは、Atsuyaです。
本日は【GKトレーニング:L字型トレーニングのメリット】というテーマでブログを書いていきます。
先日、以下のような質問を頂きました。
一人のGKコーチしかいないのですが、6人のGKを同時に見なければいけません。
運動量を確保できないので、どうすればいいですか?
その質問に対する回答はこちらです👇
多くのGKでトレーニングしなければいけないのならば、L字型トレーニングがお勧めです。
単純にGKとしての役割が二人になるのでプレーする機会が増えます。
だか、一人のGKコーチで6人のGKを観るのは難しいので時間を分けた方がいいかも…
L字型トレーニングとは、僕が作った造語かもしれませんが、
2つのゴールをL字型に置きGKトレーニングを行うということです。
以下のツイートをご覧ください。
【GK練習:L字型トレーニング(僕が勝手にそう呼んでるだけですが)】
L字型にゴールを置くメリット
・人数が多くても運動量を確保できる
・GKとして、ボールを触る機会が増える
・1回の配球で二つのシュチュエーションができる(シュートストップandスペースディフェンス)— Atsuya (@Atsuya_gk) December 27, 2020
【GK練習:L字型トレーニング(僕が勝手にそう呼んでるだけですが)】
L字型にゴールを置くメリット
・人数が多くても運動量を確保できる
・GKとして、ボールを触る機会が増える
・1回の配球で二つのシュチュエーションができる(シュートストップandスペースディフェンス)
本日の概要はこちらです👇
- 人数が多くても運動量を確保できる
- GKとして、ボールを触る機会が増える
- 1回の配球で二つのシュチュエーションができる
ツイートでも示した、上記の3点について深掘りしていきます。
人数が多くても運動量を確保できる
先程の質問をしてくださった方も感じていたはずですが、
GKトレーニングでは人数が多いと休む時間が多くなってしまいます。
例えば、クロスボールのトレーニングをする場合に6人のGKがいるとします。
クロスボールを蹴るのが選手だとしても、
GKが1人、FW役が3人、DF役が2人になります。
仮に一人の選手がクロスボール6球(1球終わるのに30秒)を受けるとすると約3分かかります。
そして、役割入れ替わりにかかる時間が1分だとして、
だいたい一人当たり4分かかります。
6人このトレーニングを行うとなると24分、そして両サイド行うと約50分かかります。
単純に、50分でサイドからのクロスボールしかできないのは厳しいですよね。
例えば、クロスボールをL字型トレーニングにすると、
1人のGKはそのままクロスボールのトレーニング
もう一方はブラインド状況のシュートストップのトレーニングになります。
そして、ゴールがあることにより、クロスボールのスピードも速くなると思います。
そうすると、クロスボールの処理の質も上がります。
クロスボールのスピードが上がるとGKはファーサイドにパンチングする可能性があります。
もう一方のGKはそのパンチングにも反応しなければいけないので、かなり集中力が求められます。
今後寒くなってくると、体が冷えてしまいGKトレーニングがうまくいかなくなる可能性もあります。
最悪の場合、怪我人もでます。
そうならないように、GKトレーニングでも運動量を確保する可能性があります。
GKとして、ボールを触る機会が増える
1つ目の、人数が多くても運動量を確保できると似ているのですが、ゴールが一つ増えるのでGKの役割も増えます。
例えば、シュート練習をする際にゴールが2つあるとゴールキーパーも2人必要になります。
またゴールが2つあると言う事はシュートを打つ選手の難易度が下がり、シュートが枠に行く確率も高くなります。
以下の動画が、L字型のシュート練習になりますのでご確認ください。
人数が多くても、工夫の仕方次第で運動量とGKの技術トレーニングが確保できます。
1回の配球で二つのシュチュエーションができる(シュートストップandスペースディフェンス)
先程のツイートをもう一度ご覧ください。
【GK練習:L字型トレーニング(僕が勝手にそう呼んでるだけですが)】
L字型にゴールを置くメリット
・人数が多くても運動量を確保できる
・GKとして、ボールを触る機会が増える
・1回の配球で二つのシュチュエーションができる(シュートストップandスペースディフェンス)— Atsuya (@Atsuya_gk) December 27, 2020
このトレーニングではゴールディフェンスとスペースディフェンスができています。
ゴールディフェンスとは、シュートを止める、一対一を止めるなど、
直接ゴールに向かうボールをゴールキーパーが阻止するというシチュエーションです。
スペースディフェンスと言うのは、シュートが打たれる前のボールを処理することです。
例えばクロスボールやスルーパスに対してフロントダイブでボールを奪うなどです。
またオフェンスアクションのトレーニングにもなります。
例えばビルドアップを想定して、一人のGKがDFのサポートに入ります。
そして、逆サイドにボールを展開するパスをインステップで蹴るとします。
L字型にゴールを置き、シュートを打つようなイメージで低くて早いボールを蹴ると、ビルドアップのトレーニングにもなります。
さらにゴールキーパーはゴロのシュートに対応するなどできます。
またゴロのボールをキャッチしたときに、
一番最初にパスを出した選手にスローイング、パントキックでパスを出す、ディストリビューションのトレーニングにもなります。
L字型に置くことで1回の配球でゴールディフェンス、スペースディフェンス、オフェンスアクションのトレーニングが可能です。
まとめ
いかがだったでしょか?
本日は【L字型トレーニングのメリット】というテーマでブログを書いていきました。
多くのGKでトレーニングしなければいけないのならば、L字型トレーニングがお勧めです。
単純にGKとしての役割が二人になるのでプレーする機会が増えます。
また、1回の配球で2つのシチュエーショントレーニング(ゴールディフェンス&スペースディフェンス)が可能です。
しかし、一人のGKコーチで6人のGKを観るのは難しいので最善策は時間を分けた方がいいかもしれません。
一人のGKコーチに対して3人のGKが一番ちょうどいいかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。