サッカーコーチになりたい!!!
でも、サッカーコーチって食べていけるのか?
選手としての圧倒的な経歴もないし。
一般企業からも内定はもらったが、
どっちにしよう・・・
こんにちは、Atsuyaです。
本日は【人生の分かれ道】どっちを選ぶ?憧れのサッカーコーチか安定の一般企業か?
というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のような質問を受けました👇
僕は○○大学(MARCH)に通っています。
現在就職活動をしていて、一般企業に内定をもらいました。
しかしサッカーコーチになりたいのが本音です。サッカーコーチは安定しないと聞いたことがあるため不安です。
憧れのサッカーコーチになるか安定の一般企業にするか迷っています・・・
確かに、サッカーコーチは収入が安定しないなどはよく聞きます。
実際はそんなことありませんが…
僕自身も大学3年生の時、某Jリーグクラブのインターンシップを経験し、サッカーコーチになりたいと強く思いました。
しかし、大学卒業後は私立の学校で働きました。
現在はサッカーコーチとして生きています。
つまり、一度企業で働いてサッカーコーチになりました。
結論から申し上げると、
大手企業に入れるなら、サッカーコーチではなく企業に入ったほうがいいでしょう。
理由は収入が安定して、「大手企業で働く」という経験ができるからです。
そして収入が安定し、副業でサッカーコーチを始めるのがいいでしょう。
サッカーコーチをやる前に企業に入るメリット
サッカーコーチとして働く前に、企業に入ることで様々なメリットがあります。
✅新卒枠でなら能力関係なしに大手企業に入れる
サッカーコーチになる前に大手企業に入るチャンスがあるならば、大手企業で働いた方がいいでしょう。
理由は、大手企業は途中で入ることがかなり難しいからです。
特別なスキルを持っていない限り、中途入社で大手企業に入ることは難しいでしょう。
しかし、能力がなくても新卒採用ならば入ることができます。
さらに大手企業で働いた経験はサッカーコーチになった時に活きるかもしれません。
私の友人は企業で働いてから、サッカーコーチになりました。
大手企業ではありませんでしたが、その企業では社員育成マニュアルや業務マニュアルなどが整備されていたそうです。
なので新入社員は仕事を覚えるスピードが早かったそうです。
マニュアルなんて大手企業にとって当たり前のようにあると思いますが、サッカーチームには体系的なマニュアルはほぼありません。
個人個人が自分のやり方で仕事をしているイメージですね。
なので、スタッフ(コーチ)が入れ替わると仕事の引継ぎが上手くできないことも多々あります。
一般企業の当たり前がサッカークラブにとって当たり前でないことがあるので、企業で働いた経験はその後のサッカーコーチ人生で役に立つでしょう。
✅サッカーコーチの勉強ができる
また、大手企業であれば基本的に残業なしで帰ることができます。
僕の友人は3年間大手企業で働いていますがほぼ残業がないそうです。
毎日9時~17時で働き、定時で帰宅し、給与も手取り28万ぐらいもらっているそうです。
仕事にやりがいは感じていないが、空いた時間に新しいスポーツをしているそうです。
なので、企業に入り収入が安定し、時間的に余裕がある状態でサッカーコーチになるための勉強をしてください。
サッカーコーチになるために最低限やっておくべきことは以下の3つです。
・サッカーの本を数冊読む
・コーチユナイテッド(動画コンテンツ)を全部見る
・現場に行く
です。
✓サッカーの本を数冊読む
何か物事を学ぶ時は、学ぶ内容に関する本を数冊読みこめば理解できるでしょう
とりあえずサッカーコーチになりたければサッカーの指導について体系化されている本を読まなければなりません。
僕のお勧めは、岡田メソッド――自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系です。
294ページとサッカー指導本にしては分厚い本ですが、サッカー指導を幅広く学ぶにはもってこいの一冊です。
✓コーチユナイテッド(動画コンテンツ)を全部見る
コーチユナイテッドとは、サッカー指導者のための動画学習サービスです。
プロ選手を指導してきたコーチや現在Jリーグのチームで指導しているコーチの指導論を動画でみることができます。
正直、僕は先ほどの岡田メソッドとコーチユナイテッドでフィールドプレーヤーの指導を勉強しました。
特に岩政氏の、相手がいる状況でトレーニングを行う重要性/岩政大樹が考える練習の目的を明確にする「逆算型」の指導法
はとても勉強になりました。
✓現場に行く
もし座学でサッカーコーチの勉強ができたら、積極的に現場へ行きましょう。
ボランティアでもいいので地元の少年団でサッカーの指導者になってみてください。
僕の中でサッカーコーチに必要な能力は2つだと思っています。
1:サッカーを理解しているか?
2:自分が理解している知識を選手に落とし込めるか?
です。
GKの技術、戦術を「理解し言語化」するのと、
GKに技術、戦術を「選手に落とし込む」ことは全然違う。
選手に落とし込むためには、選手の性格を知り、アプローチする方法を一人ひとり変えていく必要がある。「選手に落とし込む」方が難易度高い。
— Atsuya (@Atsuya_gk) June 5, 2021
GKの技術、戦術を「理解し言語化」するのと、 GKに技術、戦術を「選手に落とし込む」ことは全然違う。
選手に落とし込むためには、選手の性格を知り、アプローチする方法を一人ひとり変えていく必要がある。
「選手に落とし込む」方が難易度高い。
書籍や動画コンテンツでサッカーの知識を学ぶことはできると思いますが、
その知識を選手達に落とし込むことは別の技術です。
これは現場で経験値を高めていくしか方法はありません。
ですので、積極的に現場に出て指導力を磨きましょう。
チャンスがあるなら新卒でサッカーコーチもあり
大手企業に入れる可能性があるなら、サッカーコーチは副業で始めたほうがいいと書きました。
しかし、大手企業に入るチャンスもなく、どうしてもサッカーコーチになりたいのであれば目指してみてください。
✅圧倒的な競技経験がある
元プロサッカー選手、世代別日本代表、大学選抜、日本高校選抜、など圧倒的な競技歴があれば指導者として生きていくことができるでしょう。
元プロサッカー選手であれば、5万人の前でプレーした経験やプロ選手はどんな姿勢でサッカーと向き合っているかを指導できるからです。
僕自身もサッカーの指導者をやっていますが、元プロサッカー選手でもなく、世代別代表、全国高校サッカー選手権に出た経験はありません。
なので、僕自身の体験を多く伝えることができません。
今は指導者として、プロサッカー選手を育成することを目指しています。
もちろん、元プロサッカー選手だからと言って「良い指導」ができるわけではありません。
経歴に自信がある人ほど、「自身の体験だけ」を教える指導者もいます。
「良い指導者」になるためには先ほどのように書籍や動画コンテンツで学習し、指導の分析し改善していかなければいけません。
圧倒的な経歴とサッカー指導に対する勉強をしっかり行えば指導者として成功できるでしょう。
✅副業で稼いでいるならサッカーコーチはあり!
サッカーコーチ以外の仕事で充分な収入を得ているのであれば、サッカーコーチをしても安定して暮らしていけるでしょう。
例えば、
・在宅でプログラムを書いて収入を得ている
・ブログで収入を得ている
・YouTubeで広告収入を得ている
上記のようにサッカーコーチ以外に収入を得ているのであれば、安心してコーチ業に専念できるでしょう。
さらにどんな副業でお金を得ているかが重要です。
例えば、コンビニのアルバイトのように自分が働いている時間(時給)しかもらえないような副業はお勧めしません。
またスキル向上に応じて報酬が上がらない副業もお勧めしません。
プログラムやブログ、YouTubeなどの副業でお金を稼ぐことは難しいですが、徐々に稼げるようになります。
そしてスキルも上がっていくのでお勧めです。
僕自身もサッカーやゴールキーパーに関することをブログでまとめているので思考が整理されます。
また本当に少しずつですが収入を得ることができています。
逆に今、副業の収入がなくサッカーコーチとして働いているのであれば是非副業も始めてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、【人生の分かれ道】どっちを選ぶ?憧れのサッカーコーチか安定の一般企業か?
というテーマでブログを書いていきました。
サッカーをしている人にとっては、サッカーコーチは憧れの職業です。
しかし、サッカーコーチは十分な収入を得ることができない可能性もあります。
圧倒的な経歴があれば、指導者として成功できるチャンスが多いでしょう。
なので、経歴もなく指導者として働きたいであればサッカーコーチは副業から始めてみるものいいですね。
本業で収入を安定させつつ、週末にサッカーコーチとして働き、サッカーの知識を勉強しましょう。
そうすれば、いつか本業のサッカーコーチとして働ける日が来るでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。