ゴールキーパーにとって、
1vs1の状況は
圧倒的に不利かもしれない。
しかし、相手との間合いを理解し
その間合いに応じたテクニックを発揮できれば
1vs1を止めることができるだろ。
そのセーブがチームの勝利へ導く
こんにちは、Atusyaです。
本日は
『【1vs1】ゴールキーパーは何をするべきか』
というテーマでブログを書いていきたいと思います。
本日の概要です👇
- 失点する間合いを理解する
- 間合いに応じて適切な技術を発揮する
- 1vs1でやってはいけないこと
では、深堀していきます。
失点する間合いを理解する
皆さんは、ゴールキーパーがギリギリ反応できる距離をご存じですか?
これは僕の考えなのですが、GKとシューターとの距離が5.5m以上あったら
ギリギリシュートに対応できます。
では、5.5mとはどのくらいなのか?
それはゴールラインからゴールキックライン(大人用)です。
相手選手のボールの持ち方もありますが、ヘディングシュートであればギリギリ反応できます。
では、ブロッキングでゴールキーパーがセーブできる範囲はどのくらいかご存知ですか?
これも僕の中での理論ですが約1~2.5mです。
相手との間合いが1~2.5mであれば、体を広げればシュートをブロックできます。
ということは…
失点する間合いとはどれくらいなのか?
それは相手との間合いが3~4mの時です。
この間合だと、物理的にシュートにも反応できず、
体を広げてもシュートコースを消すことは難しいです。
3~4mの間合いに持ち込まれる前に、
フロンダイブでボールを奪いに行くか、
あえてポジションを下げて反応する時間を稼ぐ必要があります。
したがって、ゴールキーパーはまず『失点する間合い』というものを覚えなければいけません。
間合いに応じて適切な技術を発揮する
失点する間合いが理解出来たら、
次にその間合いに応じて適切な技術を発揮しなければいけません。
先ほども書いたように、
- 相手との距離が1~2.5mであればブロッキング(Xブロック)
- 相手との距離が5.5m以上であれば、ステイして反応
- 相手との間合いを3~4mにしないためにフロントダイブもしくはポジションを下げて反応する時間を稼ぐ
ゴールキーパーは距離感に応じて適切な技術(テクニック)を発揮しなければいけません。
では、ここから1vs1でゴールキーパーに必要な3つのテクニックについて解説してきます👇
- ブロッキング
- フロントダイブ
- ステイ
ブロッキングのやり方👇
- 股を横からを閉じる
- やや前重心(背中は丸めない)
- 手の位置は体の横、さらに下に構える
- 地面についている方の足首は伸ばす
- 反応する時は手だけではなく、肘も使って守る
相手との間合いが1~2.5mであればブロッキングを用いてシュートコースを消しましょう。
フロントダイブのやり方👇
- 動き出しの1歩目の足を前に出す
- 低い姿勢になりながらボールへアプローチする
- 股関節をしっかり曲げて踏み切り、ボールを奪いにいく
相手との間合いを3~4mにしないためにフロントダイブでボールを奪いに行きましょう。
ステイの構え方
- ボールとの距離に応じて低重心で構えるのか、高重心で構えるのかを決定
- 両足へ均等に体重をのせる
- 基本的に手は下に構え、グローブのパーム(クッション面)を相手に見せる
相手との間合いを3~4mにしないためにポジションを下げて反応する時間を稼ぐことも必要です。
1vs1でやってはいけないこと
最後に1vs1でゴールキーパーがやってはいけないことを書いていきたいと思います。
結論から言うと、
- 判断に迷うこと
- 何をしていいかわからなくなること
判断に迷わないようにするためには、
日々のトレーニングで試合の状況を想定した
シチュエーションのトレーニングを入れなければいけません。
以下のブログで選手向けに『GKトレー二ングの作り方』を解説しています👇
まとめ
本日は
『【1vs1】ゴールキーパーは何をするべきか』
というテーマでブログを書いていきました。
まず1vs1では、相手との間合いを理解しなければいけません。
間合いを理解した上で、どの技術を発揮するのかは異なります。
相手との間合を理解し、その距離感に応じて適切な技術を発揮できるようになれば
1vs1を止める確率を上げることができるでしょう。
ブロッキングやフロントダイブの技術を身につけるためには、
反復練習が必要です。
そして、最後に1vs1でやってはいけないことは、
- 判断に迷うこと
- 何をしていいかわからなくなること
です。
あくまでも、僕の中で整理した理論なので、
全てが正しいわけでは、ありません。
GKの技術は日々変化します。
皆さんで情報を共有していきましょう
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。