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ハイボールをキャッチする事は難しい?〜小学生ゴールキーパーが抱える悩み〜

投稿日:

シュートストップはできるのにクロスボール(ハイボール)の対応が全くできない

そんな悩み、解決します!!!

こんにちは、Atsuyaです。

本日は、ハイボールをキャッチする事は難しい?〜小学生ゴールキーパーが抱える悩み〜というテーマでブログを書いていきたいと思います。

1ヶ月間ほど前から、Twitterの質問箱という機能を使って、いろいろな方々からその受けています。

その中でハイボールに関する悩みが多かったです。

例えば、

・落下地点を予測するためのトレーニングはどのようなことを行うべきか?

・ハイボールはどういう段階を踏んでトレーニングを行うのか?

などの質問を受けました。質問に答えることは僕にとっても良い学びになるので質問してくれた方々本当にありがとうございました。

以下のサイトから質問を見ることができるので、ぜひ興味ある方はご確認ください。

ブログの後半にも質問&回答を載せておきます!!!

Atsuyaの質問箱

また匿名、会員登録なしで質問ができるので、何かゴールキーパーに関することで質問がある方はどうぞ。

 

そこで今回のブログでは、小学生年代においてハイボールに関して悩みが多かったので、それに関して細かく回答していきます。

本日の概要はこちらです👇

・そもそも小学生でハイボールをキャッチする機会は少ない

・中学生になるとクロスボールへの対応が多く求められる

・何がそんなに難しい?要素分解してみよう!

・質問回答集

では深掘りしていきます。

そもそも小学生でハイボールをキャッチする機会は少ない

まず初めに、小学生年代でハイボールをキャッチする機会が少ないです。

これは練習ではなく試合でハイボールをキャッチする場面が少ないと言うことです。

先日、以下のようなツイートをしました👇

小学生:ハイボールについて
小学生の選手を指導していて、「クロスボール(ハイボール)をキャッチするためにはどうすればいいですか?」という質問をよく聞かれます。しかし小学生の試合では横幅が約50mほどです。その半分は25mです。そのため、横から来たボールをジャンピングキャッチする機会がそもそも少ないです。

なので試合中にクロスボール(ハイボール)の機会が少ないのに、落下地点を読み、落下地点まで移動し、片足で踏み切って、空中でボールを捕球するという一連の流れは小学生からしてみたらとても難しいです。単純なシュートストップよりも難しいと思っています。

中学生や高校生、大学生の時にサッカーをやっていたゴールキーパーなら理解できると思いますが、練習では時々、ハーフコートゲーム(小学生コートの大きさで試合)をやることがあります。横幅約50m縦が68mくらいの大きさです。

その試合でコーナーキックの場面では、ハイボールにチャレンジすることができません。

なぜならば、ボールが自分の頭より高い位置を通過することは少なく、また通過しそうなボールが来ても落下地点を予測してからボールにアプローチする時間がとても短いからです。

これは小学生にも同じことが言えます。

小学校高学年になってくると、4号級でとても速いボールを蹴ります。その結果、まだ体が未発達な小学生が落下地点を読み、速いボールをキャッチする事はとても難しいです。

中学生になるとクロスボールへの対応が多く求められる

中学生になると、サッカーのコートの大きさは大人と同じになります。なので、中学2年生から3年生くらいになると一気にハイボールの対応をする場面が増えてきます。

中学校1年生の段階ですと、発達段階や五号球になれないことが原因で、なかなかハイボールの場面はありません。

中学2年生くらいになると、いわゆるクロスボール(ハイボール)の場面が増えるため、

・ゴールキーパーは片足で踏み切り

・ジャンプしながらボールをキャッチする

場面が出てきます。しかし中学校2年生からクロスボールやハイボールのトレーニングを始めてしまうと遅すぎます。

なので、指導者は中学2年生になった時に、よりスムーズにハイボールに対応できるようになるために、

小学生段階から

・落下地点の予測

・両足ジャンプでボールをキャッチする

・パンチングの技術

など、ハイボールに関する知識を習得する必要があります。そうすることで、中学2年生になった時に、よりスムーズにクロスボールを対応することができます。

何がそんなに難しい?要素分解してみよう!

最後のテーマでは、ハイボールの何がそんなに難しいのか?と言うことを書いていきたいと思います。

ハイボールには様々な要素があります。

以下がその要素になるのでひとまずご覧ください。

・落下地点の予測

・足の運び方

・キーパーコール

・ジャンプ動作

・パワー発揮(身体を空中に浮かせる)

・空中での姿勢

・キャッシング

・パンチング

・キャッチングまたはパンチングの判断

・着地

があります。

正直、小学生の発達の途中では、

片足踏切で空中で姿勢を保ちながら、ボールをキャッチするという動作がとても難しいです。

また近年の子供は、外遊びが少ないことが原因で落下地点の予測がうまくできない選手も多いです。

落下地点の予測ができないと、様々なボールに対応できなくなってしまうので、そこはトレーニングする必要があります。

落下地点を予測するために野球のフライなどを行う事はとても効果的です。

しかし野球のフライを行っていても、ゴールキーパーのハイボールの習得は難しいです。

なぜならば、技術的な構造が違うからです。

簡単に言うと野球のフライでは落下地点に入りその場にとどまっていればボールが落ちてくると言う感覚です。しかしゴールキーパーのハイボールでは

・その落下地点のポイントにどのタイミングで入っていくか

・相手もいるのでその選手たちと競り合いながら対応する

必要があります。

また野球とは異なり両手でアプローチするため、キャッチングの手の形も求められます。

落下地点を予測するために野球のフライを行う事はとても有効です。

しかしそれだけになってしまわないように気をつけましょう。

なので、段階的にゴールキーパーが良くなっていくためには、まず初めに

1 :高いボールに対してのローリングダウン

2 :野球のフライのように、落下地点を予測し、その落下地点に入り、両手でボールを捕球する

3 :両足でジャンプキャッチ

4 :移動しながら両足でジャンプキャッチ

5 :片足踏切でジャンプキャッチ

を行うことが良いでしょう。

皆さんの中でハイボールを段階的に指導する方法があれば教えていただければ幸いです。

質問回答集

回答👇

まずは両足ジャンプでボールを捉えることから始めます。その後、「頭よりやや高めのボールに対してローリングダウン」をできるように指導します。 私も4種のゴールキーパーを指導していますが、ハイボールの指導は非常に難しいです。 なぜならば、コーナーキック以外で高いボール(山なりのボール)が来ることが非常に少ないからです。 小学生のピッチの幅は50m前後です。そのため、山なりの高いボールが来る事はほとんどありません。ハイボール(クロスボール)をキャッチするというシチュエーションがそもそも少ないです。なので、まずはゴール前のスペースに対して 「どうやって守るか」「どうやってボールを奪うのか」を意識して、その中で頭よりやや高いボールに対してどのようにプレーするかを指導した方が良いと思います。 頭よりやや高いボールに対してローリングダウンでプレーすることができれば、シュートストップもうまくできるようになると思います。 6年生くらいになると山なりのボールが増えてくるので、大人のように片足ジャンプで踏み切りながらボールを捉えることを練習していきます。 長文失礼致しました。

回答👇

僕自身がトレーニングするときは、 ・ボールを蹴り上げて前転してキャッチや後転してキャッチ を行います。 また選手の年代にはよりますが、指導するときは ・選手がうつぶせの状態で、指導者がフリスビーを投げそのフリスビーをキャッチしに行く ・バドミントンを行う ・テニスボールを高く投げ、コーンでそのボールをキャッチする ・ゴムボールでバレーボールのようなことをやる 上記のようなことを行っています。

回答👇

基本的には、年代にかかわらずキーパーを始めたばかりの選手にハイボールを指導する場合は、両足ジャンプや高いボールに対するローリングダウンから指導に入ります。 その後、片足ジャンプの指導に入ります。しかし、2種年代ですと、ある程度言葉で理解することが容易な年代なので、ハイボール(ジャンピングキャッチ)では、 ・どうやって地面を踏み切って ・どのタイミングで手を振り上げ ・どこからボールを見るのか などを言葉で説明して、さらに実践しながらトレーニングしていくと思います。 またハイボールでなおかつスペースディフェンス(クロスボール)のような場合は、 ・どのくらいジャンプする必要があるのか(ゴールキーパーは手を使える、相手選手は手を使えない) ・どこまででなければいけないのか?(ゴールキーパーが反応できない場合は、シュートをされる前にクロスカットしなければならない) のようなことをまず理解させていきます。そしてそれが出来るようなトレーニングをしていきます。

回答👇

もちろん、クロスをけられる場所にもよると思いますが、 「ニアポストと距離をどれくらいに設定しているのか?」がこの疑問の解決する鍵になると思います。 例えば、 ニアをケアしたポジション=ニアポストに腕が届くくらいの距離感 の場合は、クロスボールの守備範囲が狭くなってしまいます。仮にそのような状況であれば、『腕が届く範囲』から、『ダイビングすれば届く範囲』に設定します。 何度も言いますが、距離感やボールホルダーの状況にもよります。 クロスを上げられるところから、シュートが来たとしても『ダイビング(ステップは含まない)』で対応できるニアポストとの距離感であれば、そのぶんクロスボールの守備範囲が広がります。 もちろんダイビングの技術は必要です。 またそのポジションから、何歩で『真ん中のゾーン』、『ファーサイドのゾーン』に到達できるか理解しておく必要があります。 また別の考えとして、どこまでゴールキーパーがクロスボールに飛び出て、どこまでをディフェンスラインに任せるのかを話し合う必要もあります。 その基準がゴールラインから6mの辺りです。 なぜならば、ゴールラインから6m(ゴールキックラインが5.5m)よりゴールの近くでシュート打たれてしまうとゴールキーパーは反応することが難しいからです。 なので、そのエリアまで対応できるようにクロスボールのトレーニングをする必要があります。 何度も言いますが、クロスボールをけられる場所と蹴る人の状況にもよって変わります。 こちらこそ、質問していただき誠にありがとうございます。 また何かありましたらお気軽にご質問ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、ハイボールをキャッチする事は難しい?〜小学生ゴールキーパーが抱える悩み〜

というテーマでブログを書いていきました。

小学生年代でハイボールを対応することはとても難しいです。なぜならば、ハイボールを処理するために細かい技術を習得しなければならないからです。

また実際の試合でも落下地点を読み、足を運び、片足で踏み切る機会も大人のサッカーほど多くありません。なのでトレーニングのやり方には工夫が必要です。

子供は小さな大人ではありません。

U-12には、U-12の世界観があるので、考えながらトレーニングを組んであげるとよいでしょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。

参考図書

「スポーツ万能」な子どもの育て方

サッカー ゴールキーパー 今日から使える正しいプレーと練習法 (学研スポーツブックス)

-ハイボール, 小学生

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