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【GKコーチとしての気づき】ティーチング&コーチング&トレーニングを使い分けろ!

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こんにちは、Atsuyaです。

本日は、【GKコーチとしての気づき】ティーチング&コーチング&トレーニングを使い分けろ!というテーマでブログを書いていきたいと思います。

以前このようなツイートをしました👇

GKコーチとして、目の前の選手に何が必要なのかを分析して、

・Teaching

・Coaching

・Training

どれが必要なのか?

考えながら指導していきたいと思います。

僕自身ゴールキーパーの選手だけではなくGKコーチとして、サッカー指導者として働いています。

そこで、選手にどのような声かけをするのか?ということを常に考えながら行なっています。

また最近では四人のGKコーチで選手を指導しています。

4人の中には新しく入ってきたGKコーチにゴールキーパーの指導方法やメソッドを説明しています。

選手だけではなくなく、指導者に指導するということに悩みがありました。

どうすれば上手くやって欲しいことを伝えられるか?

どうすれば僕以上のパフォーマンスを出してもらえるか?

などなど…

その悩みを解決するために僕は、

仕事を教えることになったら読む本 濱田秀彦(https://amzn.to/3MT0BiD

を読みました。

この本には、部下にどうやって仕事の仕方などを伝えるか?が書いてありました。

これはゴールキーパーの指導(選手向け)またはGKコーチたちへのフィードバックにも役立つと思いました。

この本で参考になった部分をもとに今回の記事を書いていきたいと思います。

本日の概要はこちらです💁‍♂️

・すでに世の中にある知識はティーチングで教えよう!

・自ら発見を見つけるためのコーチング

・技術を身に付けるためにトレーニングをしよう!

では、深堀していきます。

すでに世の中にある知識はティーチングで教えよう!

「指導者は子供にすぐ答えを出してしまってはダメだ!」

と思っている指導者が世の中にはいます。

「やり方は選手自身が見つけるべきだ!」と考え、何度も何度も作業を反復させる指導者もいます。

例えばキャッチングの技術を習得するために何もコツなどを教えず、ただただ速いボールを投げて「キャッチしろ!」という指導者も中にはいます。

もちろん、そのような指導で技術を習得する子もいます。

しかし時間がかかってしまいます。

何が言いたいかと言うと、もうすでに世の中にある程度、理にかなった正しい方法があるならそれをティーチングするべきです。

キャッチングの例で言うならば、

・基本姿勢

・手の出し方

・指の開き方

などある程度のやり方は初めのうちに説明するべきです。

先ほども述べましたが、理にかなったやり方があるので有れば、「どうやったら上手くキャッチできるかな?」と考えてもらう前にやり方を説明して、理解した上でトレーニングした方が習得が早いでしょう。

僕の中でティーチングでは、最低限学ばないといけないことをこちら側(指導者や上司)が説明することです。

ティーチングで学ぶべきことに関してはとにかく説明してあげることが良いでしょう。

算数で九九は特に考えずに暗記しますよね?ただ基本的な九九の能力を身につけることができれば、その後の算数や数学をよりスムーズに解くことができます。

なぜ九九をやらなければいけないか?などはわざわざ考えませんよんね。

とにかく、理にかなった方法があって考えるようなことでもなければやり方をティーチングで教えてあげましょう。

自ら発見を見つけるためのコーチング

先程は、ある程度理にかなった方法で有ればティーチングでとにかく答え先に教えたほうが良いです。

しかし、世の中には答えのない問題答えを自分で見つけ出す過程に価値があるものがあります。

例えば、自分自身が今後何の仕事につくか?などは誰かに「〇〇(職業)になれ!」と言われてなるものではないですよね?少し話が大きくなってしまいましたが。笑

もちろん一人では答えを出すことができながら、先輩や家族に「就職先について迷っているんですよね〜」みたいな話をしたら、

「〇〇(あなたの名前)が、やってて楽しいことってどんなこと?」

「今まで楽しい!って思う瞬間はどんな時?」って色々質問に答えていくうちに自分で答えを発見することができますよね?

GKの指導でも、学んで欲しいことを伝えるティーチングだけでなく、何かを学ぶ過程で新しい発見を見つけたい場合はコーチングする必要がありますよね。

✅サッカーでゴールキーパーの場合のコーチングの例

以前、自分が指導している選手からGKのビルドアップについて質問されました。

選手:「ゴールキックの時にショートパスとロングパスの使い分けの基準ってありますか?」

と質問されました。

その時、心の中で結論は出ていました。

「ショートパスを使って安全確実に次のゾーンに運べるので有ればショートパスとドリブルを使って前進する。しかし、相手が数的同数でプレスをかけ、安全確実にプレスを回避できないのであればロングボールを使って前のスペースに落とすかな。」

と答えようとしました。

しかし、それはせずに

「なぜ、そもそもそう言う疑問を思ったの?」

と聞きました。

「ロングパスを出してそれが通ればすぐ攻撃につなげることができる。けど、味方や監督からは急ぐな!蹴るな!と言われてしまう。」

その後に僕は、

僕:「実際の試合中、ずっとあのペースでロングパスを選択してたらどうなると思う?」

選手:「FPの選手は疲れるかな。」

僕:「でも、ロングパスを使わないといけない場面もあるよね、」

選手:「うん。プレッシャーをかけようとしてる相手選手がいっぱいいたらロングパスは使わないといけない。」

僕:「いっぱいってどのくらい?」

選手:「自分たちと同じぐらいの人数かな?」

僕:「でもサッカーって同じ人数でやってるよね?」

選手:「あ!ゾーン1で同じ人数の場合はロングパスを使って次のエリアに届ければいいのか!」

と言うふうになりました。

このようにティーチングで答えを伝えるよりもコーチングをすることで、自ら答えやそのプロセスをより考えることができます。

このように、どう言う場合にティーチングを使うのか?コーチングを使うのか?を理解する必要があります。

 

技術を身に付けるためにトレーニングをしよう!

最後にトレーニングについて書いて行きます。

実際のトレーニングでは体を動かして技術やフィジカル的な能力を向上させなければなりません。

スポーツの場合、いくらティーチングを使って頭で理解しても実際に体が動かなければ意味がありません。

またコーチングをしていかにフィジカルトレーニングの大切さを自ら発見しても実際に体を動かさなければフィジカルを向上させることはできません。

なので、この段階ではどうやって指導者が選手にトレーニングをしてもらうのか?ということにフォーカスしながら行わなければなりません。

正直、フィジカル的な能力を高めるための筋力トレーニングや有酸素、無酸素運動を繰り返すトレーニングは選手たちはモチベーションを高いまま望むことが難しいです。

なぜならば辛く苦しいことだからです。

しかし、ながらサッカー選手として成長する能力を向上させるためには必要なことです。

なのでモチベーションを上げるための言葉を使って選手たちをモチベートしながらトレーニングを行っていきましょう。

僕がよくやる方法があってそれはプロの選手でもフィジカルトレーニングを行うということを動画で見せます。

例えばゴールキーパーのトレーニングではフィジカル的な要素は本当に重要です。

なのでゴールキーパーのトレーニングを行う場合育成年代でも練習前にフィジカルトレーニングを行います。

しかし選手はあまりやりたがりません。

もちろんそれは分かります。

僕自身もフィジカルトレーニングを行うのはそこまで好きなわけではありません。

だけどやることで能力が向上するので行います。

そのことを選手たちに理解してもらうためにも、プロ選手が行なっている動画を見せます。

 

別に筋力トレーニングとは重りを使って行うものだけではありません。

トレーニング目的はサッカー動作の能力を高めることです。

なのでそのためにはボールを使わないトレーニングも僕は必要だと思っています。

しかしサッカー選手にとってボールを使わないトレーニングでモチベーション上げることは難しいでしょう。

なのでコーチは、モチベーション上げるための言葉や行動を示してあげることが大切だと思います。

そして上手くなるためにトレーニングしていきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、【GKコーチとしての気づき】ティーチング&コーチング&トレーニングを使い分けろ!というテーマでブログを書いていきました。

指導者が選手にアプローチする時に、

・ティーチング

・コーチング

・トレーニング

があります。

何か学んでほしい技術などがある場合はティーチングを通じてその技術の詳細を説明することが必要です。

そして答えが出ない課題や答えを出す過程に意味があるものに関してもコーチングを使って選手の発見を導いてあげることが大切です。

しかしそれを頭だけで理解していてもスポーツは向上することはできません。選手達にトレーニングをしてもらわなければいけません。そのトレーニングというのものは楽しいものだけではありません。しかし意味のあるものです。なので指導者は上手く選手をモチベートしてあげてより良いトレーニングをできるように環境を整えてあげることが大切です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。

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