「ゴールキーパーって準備が大切だよね!!!」
「準備ってどういうこと?基本姿勢とか?」
「もちろん基本姿勢や開始姿勢も大切だけど、ゴールの大きさやピッチの大きさを知ることが大切だよ!!!」
「ゴールの大きさって何メートルだ・・・」
こんにちは、Atsuyaです。
本日は、【ゴールキーパーが絶対に知らなきゃいけない3つの事】と言うテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートしました👇
ゴールキーパーが知らなきゃいけない4つの事
1.ゴールの大きさ
2.ペナルティーエリアやゴールエリアのラインの長さ
3.ピッチの大きさ
4.歩数(ニアサイドまでどのくらいいけるか?など)2.3はなんとなく分けてしまいました。
— Atsuya (@Atsuya_gk) January 2, 2022
ゴールキーパーが知らなきゃいけない4つの事
1.ゴールの大きさ
2.ペナルティーエリアやゴールエリアのラインの長さ
3.ピッチの大きさ
4.歩数(ニアサイドまでどのくらいいけるか?など)2.3はなんとなく分けてしまいました。
ゴールキーパーは、シュートを止めるまたはシュート機会を阻止するために、準備をしなければなりません。
その準備というのは、基本姿勢や開始姿勢だけではありません。まず、
サッカーゴールの大きさやピッチの大きさを理解しなければなりません。
サッカーにおける重要なポジションであるゴールキーパーの選手は、自分が守るゴールの大きさは最低限絶対に理解しなければなりません。
なので、本日のブログでは、ゴールキーパーが知るべき3つの事、そしてその3つを理解した上でどのようにプレーしていくか?と言う事について記事を書いていきたいと思います。
本日の概要はこちらです👇
・ゴールキーパーはボールの大きさを理解しよう!
・ゴールキーパーはピッチの大きさを理解しよう!
・ゴールキーパーは自分の歩数や歩幅を確認しよう!
では深掘りしていきます。
ゴールキーパーはゴールの大きさを理解しよう!
まず初めにゴールキーパーは自分が守るゴールの大きさを理解しなければなりません。
これは必ず理解しなければなりません。
そもそも自分の守るゴールの大きさわからないままプレーするのは危険です。
例えるならば、交通ルールのわからない子供を大人の助けなしに出かけさせるくらい危険だと思っています。
そしてGKコーチも同様にゴールの大きさを理解しないままプレーさせてはいけません。
まず初めにゴールの大きさを知っていますか?
なので、この大きさをすれば自分の身長がどのくらいでどのくらいダイビングすれば、シュートに届くのかと言うことが理解できます。
例えば、僕の場合は身長175cmあり、ワンステップ入れてダイビングをすれば、ゴールの中央からゴールの端まで届きます。
だいたい3.6メートルぐらいです。
もちろんポジションもゴールラインより前にとっていたり、シュートに対してすべて横方向にダイビングするわけではありません。
斜め上にダイビングをしたり、斜め下方向にダイビングをする時もあります。
またシュートのスピードも速くなればステップを入れずにダイビングしなければいけない場面もあります。
しかし、まずは「目安」を理解することが大切です。そしてこの大きさが理解できれば、様々なシチュエーションで応用することができます。
僕自身ゴールの大きさを知ることで、得られた考え方は、斜め45度からのシュートへの対応です。
基本的にゴールキーパーはボールに対して構えてプレーをしなければなりません。
しかし、ときにはシューターの状態を見る必要があります。
それはストレートでシュートが来るのかインスイングでボールがゴールに向かってくるのかをシューターの状況見て判断しなければなりません。
そしてその状況見たときに、自分がどのポジションに取りどういう角度でボールにアタックするのかを学ぶ必要があります。
例えば、シュートを打つ選手が角度をつけてボールにアプローチする場合はインスイングシュートを打つことが多いです。打つことが多いだけで実際にはシュートに反応しなければいけません。
しかし、蹴ることのできる球種は限られてきます。
なので斜め45度のシュートでインスイングの場合はゴールラインに下がりステップを入れながらダイビングをするプレーが求められます。
しかし、ストレートのシュートが予想される場合は、基本的にはボールと両ポストを結んだ等角線上にポジションを取る必要があります。
そして基本的にはステップを入れずにダイビングする必要があります。
というかステップなしでシュートを止めることができます。
しかしインスイングのシュートとは異なり、ボールスピードが速いので、より速いダイビングが求められます。
このようにゴールの大きさを理解することである程度、最適なプレーを導き出すことができます。
もちろん小学生を指導している場合は小学生用のゴールの大きさを理解しましょう。
ゴールキーパーはピッチの大きさを理解しよう!
続いては、ゴールキーパーはピッチの大きさを理解しなければなりません。
ちなみに小学生のピッチの大きさは、
もちろん、全てがこのサイズであるわけではありません。
ただ国際ピッチの大きさが68メートル× 105メートルです。
なので基本的にはその大きさの前後だと思ってください。
ピッチの大きさを知ることで、クロスボールに対する考え方が簡単になります。
例えばクロスボールを想定した場合、約34メートルのところからボールが得られます。34メートルと言うのは、68の半分です。ただ実際にゴールキーパーをやってみるとクロスボールはとても近く感じます。
これはなぜなのでしょうか?
以下のツイートをご覧ください👇
フィック錯視
同じ長さの図形でも縦にされたものが横にされたものより長く感じるという錯視。
これはファッションでも使われているらしいが、GKのクロスボールでも役に立つ知識。
横からくるクロスボールは近く感じる。— Atsuya (@Atsuya_gk) September 28, 2021
フィック錯視
同じ長さの図形でも縦にされたものが横にされたものより長く感じるという錯視。
これはファッションでも使われているらしいが、GKのクロスボールでも役に立つ知識。
横からくるクロスボールは近く感じる。
同じ長さでも横から来るのか前から来るのかによって距離感が全く異なります。
では、ペナルティーエリアの縦の長さはどのくらいでしょうか?
ペナルティーエリア2個分の縦の長さはどれくらいでしょうか?
33メートルですね。
つまり、クロスボールは単純にペナルティーエリア2個分のところからボールが蹴られているのと同じです。
しかしこの長さがわからないと、クロスボールが近く感じてしまいます。
普通に考えて、33メートル離れたところからシュートを打たれたとしても、失点する可能性は低いですよね。
しかしクロスボールの場面では
「シュートがゴールに入ってしまうのではないか?」
「シュートの可能性があるのでポジショニング前に取ることができない」ということが起きてしまいます。
しかし実際には約30メートルの距離があるので、ボールが蹴られてから反応しても十分に間に合うことができます。
適切なポジションを取り、距離感を理解しなければいけません。
このように、ピッチの大きさをすることでメンタルが安定しよりスムーズにプレーすることができます。
ゴールキーパーは自分の歩数や歩幅を確認しよう!
最後は自分の歩数や歩幅を理解することです。歩数や歩幅を理解することでプレーする基準になります。
先程のクロスボールの例で挙げた通り、自分がどこまで守備範囲を広げられるかを理解することができれば、クロスボールにも安定してパフォーマンスを発揮することができます。
例えばある一定のポジションを取り、何歩を進めばゴールエリアまでカバーできるか?
と言う事を理解しとくのが大切です。
僕の場合3歩でニアサイドとミドルゾーン3.5歩でファーサイドのところまで出ることができます。
なので、クロスボールの場面では落下地点を読むまでは動きません。
そして落下地点を読んでから動き出せば、ゴールエリア(ゴールポストとゴールキックラインを結んだ範囲)ならギリギリ出ることができます。
逆にいうとそこまではゴールキーパーがでないければならないと思っています。
その理由はゴールエリア内からシュートを打たれてしまうとをしてしまう可能性が高くなるからです。
以下のブログで詳しく解説しているのでぜひご覧ください👇
上記のように自分の歩数や歩幅を知っているとプレーの幅が理解できます。
また知っておくべき歩幅としては、
ペナルティラインまでどのくらいの歩数で出ることができるのか?
この歩数を理解しておくことで何かプレーで失敗したときに、対応策をスムーズに考えることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、ゴールキーパーが絶対に知らなきゃいけない3つの事というテーマでブログを書いていきました。
ゴールキーパーは、シュートを止めるまたはシュート機会を阻止するために、準備をしなければなりません。そ
の準備というのは、基本姿勢や開始姿勢だけではありません。
まず、サッカーゴールの大きさやピッチの大きさを理解しなければなりません。
そしてゴールキーパーコーチも、選手にゴールやピッチの大きさを伝えなければなりません。
それを伝えた上でポジショニングや開始姿勢、キャッチングなどのトレーニングをするべきです。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。