「ゴールキーパーはどうしたら上手くなるの?」
「今、目の前にいるゴールキーパーはどういう段階?」
「どのプロセスを踏めば、ゴールキーパーは成長してくれるの?」
こういった悩みを解決します!!!
こんにちは、Atsuya です。
本日は、【君は今どの段階?ゴールキーパーが上手くなるプロセス】というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました👇
GKが上手くなるプロセスを考えてみた
1.集中力
2.認知
3.判断
4.決断
5.実行(GKの技術戦術の理解)
6.技術、戦術反復トレーニング
7.フィジカルアップフィジカルまで一通りレベルアップしたら、もう一度認知から
フィジカル的な能力が向上することでプレーの幅が広がりより認知することが増える
— Atsuya (@Atsuya_gk) October 3, 2021
GKが上手くなるプロセスを考えてみた
1.集中力
2.認知
3.判断
4.決断
5.実行(GKの技術戦術の理解)
6.技術、戦術反復トレーニング
7.フィジカルアップフィジカルまで一通りレベルアップしたら、もう一度認知から
フィジカル的な能力が向上することでプレーの幅が広がりより認知することが増える
本日のブログでは、上記のツイートを深堀していきたいと思います。
1.集中力~ゴールキーパーが絶対に持つべき能力~
2.認知~FP同様にゴールキーパーにとっても大切~
3.判断~ゴールキーパーのミスの8割は判断ミス~
4.決断~ゴールキーパーは「勇気のある」決断を「早く」しなければならない~
5.実行(GKの技術戦術の理解)~ゴールキーパーはの技術/戦術の「理解」しなければいけない~
6.技術、戦術反復トレーニング~「試合で使える技術」を身に着けよう~
7.フィジカル~ゴールキーパーの「プレーの幅」を広げるために~
1.集中力~ゴールキーパーが絶対に持つべき能力~
ゴールキーパーに必要なのはまず集中力です。
集中力がなければ、ミスが勝敗に関わるゴール前でプレーすることは許されません。
なのでGKには集中力が必要です。
集中力とは、目の前に起きてることに対して意図的に注意を向けることです。
例えば、ボールを保持しているときに、「自分は関係ないや」と思って他のことを考えているのは集中力がない行動です。
直接自分のプレーに関係なくても、「突然ボールを奪われてカウンターをやられるかもしれない」と考えて、今自分のやるべきことに集中することが大切です。
まずゴールキーパーが集中していないと次に大切な『認知』すらできなくなる可能性があります。
そのためには日ごろから、集中力を必要とするトレーニングを行わなければいけません。
例えば、
・回数を制限する
・勝敗があるゲーム形式のトレーニングを行う
などです。指導者が「集中しろ!」といったところで選手は集中してくれません。
意図的にトレーニングに集中できる環境を作っていく必要があります。
2.認知~FP同様にゴールキーパーにとっても大切~
サッカーは『認知のスポーツ』とも言われています。ゴールキーパーも同様に様々なものを認知しなければいけません。
先日以下のようなツイートをしました。
GKはたくさん観るべきものがある
・ボール
・相手
・味方
・スペース
フィールドプレーヤーに共通するものだが、これだけじゃない。
ポジション修正するときに、
・ゴール
・ニアポスト
・ペナルティーマーク
など、観るものはたくさんある。
あとはどのタイミングで見るか?— Atsuya (@Atsuya_gk) October 5, 2021
GKはたくさん観るべきものがある
・ボール
・相手
・味方
・スペースフィールドプレーヤーに共通するものだが、これだけじゃない。
ポジション修正するときに、
・ゴール
・ニアポスト
・ペナルティーマークなど、観るものはたくさんある。
あとはどのタイミングで見るか?
フィールドプレーヤーは、常に
・相手
・味方
・ゴール
・スペース
を認知しながらサッカーをしています。そして認知のタイミングは、
・ボールの移動中
・ボールをプレーしているとき
・ボールをプレーした後
です。
ゴールキーパーはフィールドプレーヤーと同じものを認知し、さらにポジション修正するときには、
・ニアポスト
・ペナルティーマーク
を観なければいけません。
3.判断~ゴールキーパーのミスの8割は判断ミス~
そして状況を認知できるようになったら、選択肢が増えます。例えばクロスボールの場面では
・クロスボールに出てキャッチするのか、パンチングするのか?
・クロスボールに出ずに下がってシュートの対応をするのか?
・クロスボールと相手がシュート打つポイントに身体を投げ出して、プレーを壊すのか?
などなど、良い認知ができれば選択肢が増えます。
GKの失点の場面では『判断ミス』が挙げられます。
しかし、この判断ミスは認知のミスでもあります。
良い認知ができていないと良い判断ができないからです。
ここでは理解しやすく『認知』と『判断』分けていましたが、基本的には認知と判断はセットです。
4.決断~ゴールキーパーは「勇気のある」決断を「早く」しなければならない~
認知、判断、ができればあとは『決断』をするだけです。
しかしGKは早く決断することも求められます。
よくある決断のミスとして、GKが裏のボールを対応するときに、ボールが蹴られた瞬間に裏のボールに対して出てクリアすると『決断』できればうまくいくプレーがあります。
しかし、ボールが蹴られた瞬間に迷ってしまい、タイミングが遅れた場合に相手に先に触られて失点する場合があります。
サッカーには相手がいます。相手はゴールキーパーの決断を待ってくれません。より良い決断を早くすることが重要です。
5.実行~ゴールキーパーはの技術/戦術の「理解」しなければいけない~
認知、判断、決断、のプロセスを経て、GKはプレーを実行します。
実行とはGKにおける技術、戦術です。そして実行(技術)のトレーニングをするときは技術を理解することが大切です。
・キャッチング
・ポジショニング
・ステッピング
・ローリング
・ダイビング
・ジャンピングキャッチ(ハイボール)
・フロントダイブ
・コラプシング
・ブロッキング
・パスアンドサポート
・運ぶドリブル
・コントロール
・ディストリビューション
・シュートストップのシチュエーション
・1対1のシチュエーション
・クロスボールのシチュエーション
・DFラインtpGKの間のボール
・ビルドアップ
もちろん、もっと細かく分けることもできます。
例えば、シュートストップでは
・近距離
・中距離
・遠距離
なのか?
1対1では、
・ドリブルからの1対1
・スルーパスからの1対1
・クロスボールからの1対1
なのかなど理解する必要があります。
6.技術、戦術反復トレーニング~「試合で使える技術」を身に着けよう~
これらの技術が理解できたら、その技術を『試合で使える』ように反復トレーニングをしていかなければいけません。
そしてその反復トレーニングはより実践的でなければいけません。
例えば、キャッチングやローリングダウン、ダイビングの技術を習得し、ポジショニングの概念もある程度理解したうえでシュートストップのトレーニングをしたとします。
しかし、よくあるのが実際のシチュエーションうを作れていないことがあります。
以下のツイートの動画をご覧ください。
【GKトレーニング:シュート練習】
単純なシュート練習に見えるが…
試合中のミドルシュートでは、シューターとGKの間に、味方もしくは相手選手がいる。シュートストップのトレーニングをする場合、障害物としてではなく
試合を想定してトレーニング器具を置いた方がよい。
pic.twitter.com/5zqXWJJQ8X— Atsuya (@Atsuya_gk) November 14, 2020
【GKトレーニング:シュート練習】
単純なシュート練習に見えるが…
試合中のミドルシュートでは、シューターとGKの間に、味方もしくは相手選手がいる。シュートストップのトレーニングをする場合、障害物としてではなく
試合を想定してトレーニング器具を置いた方がよい。
上記のようにシュートを打つ選手とGKの間に人(障害物)を入れることでより実践に近い状況を作り出せます。
7.フィジカルアップ~ゴールキーパーの「プレーの幅」を広げるために~
最後はゴールキーパーのフィジカルレベルのアップです。
単純にフィジカルレベルが上がるとプレーの幅が広がります。
例えば、体の使い方とそれに伴う筋力を強化させてキックの飛距離が5~10m伸びたとします。
5~10mキックの飛距離が伸びるということはその分パスの選択肢が増えます。
パスの選択肢が増えるということは、プレーする前の認知→判断→決断のプロセスの幅も広がります。
その結果、プレーの幅も広がります。プレーの幅が増えることで、ほかの選手にはできない自分の武器ができるということです。
そのためサッカーにおける優位性が向上します。
フィジカルレベルの向上に関しては中学3年生ぐらいから積極的に行いましょう。成長期のピークに行ってしまうと怪我を招いてしまう可能性もあります。
まとめ
本日は、【君は今どの段階?ゴールキーパーが上手くなるプロセス】というテーマでブログを書いていきました。
ゴールキーパーが上手くなるためには、段階的なプロセスがあります。ただ何となく、GKの技術トレーニングや試合をしても意味がありません。
GKは集中力を高め、状況を認知し、ある選択肢の中から判断、決断、そして技術発揮(実行)をしなければいけません。
そして試合で使える技術を反復してトレーニングし、最後に身体的な能力を高めることが大切です。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。