GKトレーニングを行うためには何が必要か?
もちろんボールなど必要ですがGKの仲間が必要です。
こんにちは、Atsuyaです。
僕はGKコーチをしながら、日曜日は主に選手として活動しています。
そのため、土曜日に東京都リーグに所属する選手と一緒に都内の公園でトレーニングを行っています。今のところ月2、3ぐらいのペースで行っています。
もし一緒にトレーニングしたい方がいましたら以下のtwitterからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
本日はGK自主練会を行ったので、それについてブログを書いていきたいと思います。
本日のトレーニングの流れはこちらです👇
W-up
- ステップワーク
- テニスボールを使ってステップワーク
- ランジ&ボールフィーリング
- 正面キャッチ
- グラウンダーのボールキャッチ(サイドステップ)
- バウンドボール
トレーニング
- 正面キャッチ→リアクション→ローリングダウン
- リアクション(テニスボール)→ゴロのダイビング
- フットワーク→下がりながらのハイボール
- コラプシング+ブレイクアウェイ+ブロッキング
- スターセーブ(イメージ)→リアクション
では、解説していきたいと思います。
W-up
ステップワーク
まずはW-upとしてステップワークを行いました。ステップ練習では早く動くことも意識しますが、歩幅を一定に保つことが大切です。
以下のブログでも解説しているのでご覧ください👇
ステップ練習はスピードアップだけではない!歩幅を一定にするためだ!
テニスボールを使ってステップワーク
GKは試合中、足下を見ながらステップをしたり、ポジション移動をするわけではありません。常にボールを見ながらポジション修正を行います。
先ほど行ったステップに加え、テニスボールをキャッチすることを行いました。テニスボールをキャッチするということは、足下に視線を向けることができません。したがって、下を見ないでどれだけステップを正確に踏めるかが重要です。
ランジ&ボールフィーリング
GKはステップと同じくらいボールフィーリングが大事です。ランジの姿勢になりなりながらボールフィーリングを行いました。
ランジの姿勢で投げられたボールを返していくと、身体がぶれてしまいます。ランジでは下半身の強化とともに体幹も鍛えることができるので是非やってみてください。
ランジに関して、以下の動画が非常に参考になります。
正面キャッチ
いつも通り、正面キャッチを行いました。
キャッチングで意識することは以下の7つになります👇
・手を前に置く(自然と前傾姿勢になる)
http://gk-adviser-ah.com/master-catching/
・足を肩幅に開く
・脇を開き過ぎない
・足は常に動くように
・お腹のあたりから手を出す(ボールを挟まない)
・ボールを手にはめるイメージ
・はまったら指でボールを掴む
以下のブログでキャッチングについて詳しくまとめてあります👇
グラウンダーのボールキャッチ(サイドステップ)
先日以下のようなツイートをしました👇
午前中は大学トレーニング(前日調整)
グラウンダーのボール
近年、シュートスピードが上がっているので移動してから重心を落としてキャッチするとミスが起こってしまう。そのため移動しながら重心を落とすことを意識しました。
選手には意図的に先に動いてもらいました。
シュートスピードが上がっていることはもちろん、ボールの質も変わってきています。キーパー泣かせのボールが多いです。
ですので、グラウンダーのボールをキャッチする時は移動してから重心を落としてキャッチするのではなく、 移動しながら重心を落とすことを意識しました。
そのため、意図的に早く動き出しました。
参考にした動画です👇
バウンドボール
バウンドボールはGKにとって難しい処理のうちの一つです。最後までボールを見ることがポイントです。
少し構えが力みすぎているので、リラックスして構えたいと思います。
トレーニング
正面キャッチ→リアクション→ローリングダウン
地面に置いたボールを蹴り、キャッチングをしました。その後テニスボールを使ってリアクションスピードを高め、最後にローリングダウンを行いました。
以前このようなツイートをしました👇
様々な種類のボールを使うことのメリット
テニスボールやサッカーボール、メディシンボールなど色々な種類のボールを使うことで脳が退屈せず、脳に強い刺激を与えることができる。
その結果、技術の習得スピードを早くすることができる。
上記のようにサッカーボール以外のボールを使うことも有効です。
以下のブログでも詳しく解説しています👇
リアクション(テニスボール)→ゴロのダイビング
テニスボールでリアクションスピードを高めることを行った後、ゴロのダイビングを行いました。
背の低いGKはどうしてもクロスステップからダイビングする場面が出できます。クロスステップは速く移動できますが、その分、体のバランスを崩しやすいです。そのためボールに対して強くアプローチできないので、あまりダイビングの時には有効ではないかもしれません。しかし、背の低いGKがボールに触れるためにはクロスステップは重要です。
フットワーク→下がりながらのハイボール
二人とも次の日試合で、下がりながらのハイボールのステップを確認したかったためこのトレーニングを行いました。
試合中ボールの軌道が変化する場面があります。 しかしボールから目を切らさないようなステップを切り替えることを意識しました。
そしてファーサイドのクロスへの対応はボールに向かう脚から動かすことを意識しました。
コラプシング+ブレイクアウェイ+ブロッキング
「ブロッキング」+「ブレイクアウェイ」+「シュート対応」の複合トレーニング を行いました。
ラダーの範囲にシュートを打つかマーカーをドリブル通過するかというルールです。
GKがパートナーにボールを投げます。パートナーはシュートを打つか、ドリブルするか決めます。
もしシュートを打たれたらGKはコラプシングを用いてラダーの範囲を守ります。
もしドリブルされたらブロッキングで対応します。
もし相手のタッチが大きかったらボールにアタックします。
このトレーニングの一番大事なポイントは「判断」です。
このトレーニングはかなり実践的で難易度も高いので1vs1をマスターしたい人は行ったほうが良いと思います。
個人的に、シュートを弾いた後のセカンドボールにも強くアタックすることができて良かったです。
スターセーブ(イメージ)→リアクション
以前のブログで解説しましたが、ブロッキングとスターセーブはつながっています。ブロッキングとスターセーブを行う時に意識することは以下の通りです👇
・股を閉じる
・やや前重心(背中は丸めない)
・手の位置は体の横、さらに下に構える
・地面についている方の足首は伸ばす
・手だけではなく、肘も使って守る
「スターセーブ」はこの5つの要素を意識した上で、立てている膝を伸ばすだけです。
背中を丸めないことを意識しましたが、柔軟性がないと上手くバランスが保てなくなり状態が安定しません。その結果背中を丸めてします選手も多かったです。
中村航輔選手のようなセーブをしたい君へ!スターセーブの基礎 @獨協大学 2019/8/30
セービングの形は柔軟性があれば簡単ですが、試合で実際に使うときに形がぐちゃぐちゃになってしまします。ですので、まずはイメージトレーニングから行うと良いでしょう。
まとめ
今回は二人とも試合前日だったため、ダイビングやハイボール、1vs1など様々なトレーニングを行っていきました。
ブログの冒頭でも書きましたが、一緒にGKトレーニングしたいGKがいましたら、下記のtwitterのリンクからDMください👇
参加費等はありません。サッカーボールを持ってきて貰えば大丈夫です。
あとトレーニングに使えそうなマーカーなど持ってきていただければ有難いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
YouTubeに練習動画を上げているので是非ご覧ください👇
https://www.youtube.com/channel/UCXCoS4OAiZkDbKC9FTYN7tA