サッカースクールでアルバイトコーチとして働いている!
このスクールで正社員になりたい!
でも、どうすれば・・・
そんな悩み解決します。
こんにちはAtsuya です。
本日はサッカーコーチとして正社員になれる人、なれない人と言うテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のような質問受けました👇
現在23歳です。今の職場では、契約社員としてサッカークラブで働いています。なので、ほぼほぼアルバイトのような雇用形態で給料もらっています。正社員になって、決まった給料をもらえたら、安定して仕事に望めると思うのですが…どうやったらサッカーコーチとして正社員になれますか?
サッカーコーチとして、正社員で働けたらとても嬉しいですよね。
また月の給料も安定するので、生活もしやすいと思います。
僕自身も、当初はアルバイトのサッカーコーチとして働きました。初めから正社員になれなかったのと、他の仕事していたので初めはアルバイト契約でした。
また、正社員の立場から、最近はサッカーコーチの契約について考えることがあります。
そして、サッカーコーチとして正社員になれる人、なれない人というのが少し理解できてきました。
今日のブログでは、正社員のサッカーコーチになれる人、なれない人というテーマで書いていきたいと思います。
結論から申し上げると、サッカーコーチとしてアルバイトまたは契約社員から、正社員になるためには以下の3つの仕事ができなければなりません。
1:指導力を身に付ける
2:事務系の仕事ができる
3:マネジメントできるか?
ではそれぞれについて解説していきたいと思います。
1:指導力を身に付ける
まずサッカーコーチとして、クラブの正社員になるためには指導力を身に付けなければなりません。
普通に考えて、選手たちにサッカーを指導できない人が正社員になる事は難しいでしょう。
「どうしたら指導が上手くなりますか?」と言うことを時々言われたことがありますが、指導で大切な事は、とにかくPDCAを回すことです。
✅とにかく日ごろの指導でPDCAを回し続ける
PDCAを回すということはつまり、指導する際にしっかりと計画を立て、現場で実行し、改善できるポイントを見つけ、次の指導をよりよくするためにアクションを起こすことです。
あまり難しいことを考えなくて良いですが、とにかく自分が考えたトレーニングメニューを実際にやってみて、しっかりと振り返ることがとにかく大切です。
そして可能であれば、そのトレーニングを客観的に評価してくれる人が必要でしょう。
本や動画で勉強しよう。
サッカーコーチとしてスキルアップするためにはとにかく、現場でトレーニングを行い、常にフィードバックをしなければなりません。
またそれだけではなく本や動画で知識をインプットしなければなりません。
そしてサッカーコーチとして、現場のレベルに合わせてその知識を選手たちに楽しく指導できることが必要です。
そのために僕はコーチユナイテッドという動画コンテンツで勉強しています。
コーチユナイテッドに載っている、他の人の指導を見ることで、コーチングの質(声の大きさやメリハリ)を勉強することができます。
僕自身も、定期的にコーチユナイテッドを見て、指導者の勉強をしています。
ライセンスが基準になる
そしてサッカーコーチとして正社員になるためにはライセンスが必要になるかもしれません。
日本は肩書や資格に影響されやすい国だと思っています。
ライセンスを取ったからといって良い指導者かは分かりませんが、「ライセンスを取ってるんだからサッカーの指導について結構勉強してるんだな」ということを思ってくれる人が多いです。
なので、取れるライセンスを取得することで、サッカーコーチとしての評価は上がるでしょう。
しかし大切な事は、選手のために学び続けることです。
その一環として指導者ライセンスを取得する事はとても大切だと思います。
以下のブログでサッカーコーチに必要なライセンスについて解説しています👇
C級だけじゃ足りない
日本サッカー協会の最初に取れる指導者ライセンスは、C級ライセンスもしくはD級ライセンスです。
C級ライセンス:8日間ぐらい
D級ライセンス:2日間ぐらい
で取得することができます。
サッカーコーチとして、第一歩はこのライセンスを取得する必要があります。
しかし、C級ライセンスを取って満足してはいけません。C級ライセンスを持っている人は日本の中で27,000人ほどいます。
日本サッカー協会HPより
https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/coach.html
サッカーコーチとして価値のある存在になるためには、より上のライセンスを取得することも正社員サッカーコーチになるための1つの手段です。
今はB級ライセンスも昔より取得しやすくなっているので、取得できる機会があれば取りに行きましょう!
2:事務系の仕事ができる
サッカーコーチは指導だけではなくクラブの運営もできなければなりません。
なので現場の指導だけではなく、裏方の事務仕事をしなければなりません。
特にプロサッカー選手を指導しているわけではなく、ジュニア年代、ジュニアユース年代、ユース年代では多くの事務の仕事があります。
それぞれについて解説していきます。
✅月謝の管理
ジュニア年代、ジュニアユース年代のサッカークラブはほとんどの場合月謝で成り立っています。
保護者から月々の金額を頂きクラブの経営を行っています。
プロのサッカークラブの場合はスポンサーがいるので、選手のお給料などはスポンサードしてくれた企業やチケット代などの収入源からだと思います。
しかし、育成年代のサッカーコーチの給料はほとんどの場合、保護者の月謝からです。
なのでサッカーコーチは現場の指導だけではなく、月謝の管理もしなければなりません。
月謝の支払いがない家庭には、請求書等を送らなければなりませんし、金額のズレ等も起こしてはいけません。
✅保護者への連絡
また育成年代ではほとんどの場合、保護者がそのクラブに月謝を払っています。
なので、サッカーコーチは様々な情報を保護者に与える義務があります。
例えば、週末の予定や試合結果などを保護者に連絡しなければなりません。
これらの連絡が遅くなくなってしまうと保護者からチームの信頼はなくなっていってしまいます。
なので、共有できる情報は保護者と可能な限り早く共有しましょう。
またチームのInstagramやTwitterなどのSNSを通して試合結果と選手の写真を載せていきましょう。
そうすることで、その選手と保護者はそのチームに帰属意識が生まれます。
もちろん、事前にSNSに載せて良いかは確認しなければなりません。
✅他のチームとのやりとり
サッカーでは、自分たちだけでトレーニングや試合を行うことができません。
試合を行うためには相手がいなければなりません。
なのでサッカーコーチは他のチームと連絡をとりながら運営していかなければなりません。
そして、トレーニングマッチを組む際にも、丁寧に連絡しなければなりません。
こんな感じで連絡すると良いでしょう
○○(チーム名) ○○様
お世話になります。
〇〇(チーム名)の〇〇(名前)です。
TRMのご検討をお願いします。【日程】
〇月〇日(〇)
キックオフ 00:00予定
30分×4〜5本
【会場】
施設名
Googleマップリンク
【対象】
U-〇〇
【注意事項】
・保護者の観戦について
・駐車場について
・雨天時の中止の連絡について
何かご不明点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
トレーニングマッチを組む際は上記のようなメールを送ると良いでしょう。参考にしてみてください。
3:マネジメントできるか?
✅サッカーコーチのコーチもできる
最初に、サッカーコーチとして成長するためには
「自身が行ったトレーニングをフィードバックすることが大切。そのトレーニングを客観的に評価してくれる人が必要でしょう」
と言うことを書きました。
なので、サッカーコーチとして正社員になる場合には、経験の少ないコーチのサッカー指導のフィードバックをしなければなりません。
つまり、サッカーコーチのコーチにならなければいけません。
✅グランドの管理(リスクマネジメントなど)
サッカーはグラウンドがなければ選手たちはプレーすることができません。
そのため、育成年代のサッカーコーチはグラウンド確保の仕事をしなければなりません。
東京都のような人口が多く、面積が小さい都道府県ですと、
クラブチームが多いが使えるグラウンドは少ないという状況になってしまいます。
サッカーコーチに必要な資質は?
とりあえず、上記の3つを能力として持っていれば正社員として働くことができるでしょう。
しかし、持っていなくても、そのコーチの将来性を見て正社員として、そのクラブに受け入れるところもあります。
以下がサッカーコーチに求めている人材像です。
・サッカー経験
・子供が好きか?
・その職場に合うか?
・ライセンス
最後にそれとについて解説していきます。
✓サッカー経験
まずはサッカーコーチである以上、サッカーを経験していると言う事は重要なことです。
もちろん、サッカー経験者でなくてもサッカーコーチをやる人はいます。サッカーについてたくさん勉強し、コーチング能力を高めることで、自分の経験値を補っているコーチもいます。
それは、ほんとにサッカー業界にとっても良いことだと思っています。
しかし、サッカーコーチにとって大切なことの一つは「経験値」です。
サッカーコーチはサッカーの技術や知識を伝えるだけではありません。選手と感覚を共有する必要もあります。
例えば、50,000人の前でプレーする経験を持っているコーチがいれば、その経験を選手たちに伝えることもできます。
僕自身は何万人という人の前でプレーしたことがないので、その感覚を伝えることができません。しかしゴールキーパーを選手としてプレーを今でもしてるので、ゴールキーパーの技術を理論的に説明するとともに感覚的な部分にも着目して指導することができていると思います。
このように「経験」と言うのはとても大切です。
✓子供が好きか?
後は、すごく当たり前の話ですが子供が好きかと言う事を改めて自分自身に問いかけなければなりません。
サッカーコーチの場合サッカー選手を育成すると言う事だけではなく、「子供を指導」ということをしなければいけません。
なので、その第一歩として子供が好きと言う感情を忘れてはいけません。
そして、サッカーの理論だけを学ぶのではなく、教育学や心理学、生理学についても学ばなければなりません。
✓その職場に合うか?
サッカークラブにかかわらず会社には、雰囲気と言うものがあります。
そしてその雰囲気が自分に合うのか?合わないのか?というものがあると思います。
これは、自分自身の感覚に合っているかあっていないかという事もあるので、しっかりと確認する必要があります。
常に人間関係が良くないなどの悪いストレスがあると仕事のパフォーマンスが低下します。
仕事でストレスをなくす事は難しいですが、その職場が自分に合っているかを感覚的に理解できなければなりません。
ライセンス
ブログの冒頭でも書きましたが、日本はライセンスを持っているだけで優遇されることがあります。
なので取れるライセンスは取っておきましょう。
多くの求人サイトでも、サッカーコーチにとりあえずライセンスを求めているところがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。本日は、と言うテーマでブログを書いていきました。
サッカーコーチとしてアルバイトまたは契約社員から、正社員になるためには以下の3つの仕事ができなければなりません。
1:指導力を身に付ける
2:事務系の仕事ができる
3:マネジメントできるか?
上記のことができるようになって、それをアピールすることができればサッカーコーチとして正社員になれるでしょう。
また正社員のサッカーコーチになってからもっとキャリアアップしたいという方は以下のブログを見てみてください👇
最後までご覧いただきありがとうございました。