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プレーを具体的に褒めよう!~ゴールキーパーコーチとして成長するために~

投稿日:2021年12月11日 更新日:

・ゴールキーパーの知識はある程度理解できている

・トレーニングも目的に応じて作成することができる

・しかし、どうやって選手に習得させるか?と言う疑問を持っている

そんな方にオススメ記事です。

こんにちは、Atsuyaです。

本日は【プレーを具体的に褒めよう!~ゴールキーパーコーチとして成長するために~】というテーマでブログを書いていきたいと思います。

近年、書籍やインターネットを通じてゴールキーパーの情報がたくさんあります。そこで、ゴールキーパーの知識は昔と比べて習得しやすい状況になっています。

しかし、その情報や知識を選手たちに「どうやって伝えるか」がとても難しいところですよね。僕自身もゴールキーパーについてある程度勉強してきましたが、それを選手たちに伝えて実行してもらう事はとても難しいと感じています。

数年前に大学生を指導し、現在では小学生や中学生を中心にゴールキーパーを指導しています。その中でも、自分の持っているものを選手たちに理解してもらい、実行してもらう事はとても難しいです。

そしてゴールキーパーに良いプレーをしてもらうために「褒める」と言うコーチングもあります。

そんな中で本日のブログでは褒め方について僕の意見を書いていきたいと思います。

先日以下のようなツイートしました👇

監督やFPのコーチに「ナイスキーパー」と言われるのはとても嬉しい。

GKコーチに言われるよりもうれしいと思う。

しかし、GKコーチに「基本姿勢から動き出すタイミングがとてもよかったね!」など具体的なことをほめられるとめちゃくちゃ嬉しい。

というか、自分がどういう状態なのかが理解できる。

上記のツイートを取り、自分たちのチームの監督やコーチ(フィールドプレーヤー)から「ナイスキーパー!」と言われたらめちゃくちゃうれしいです。

僕自身も経験があります。良いセーブをして褒められた時は、自分の体が興奮するのを覚えています。

しかし、ゴールキーパーコーチには実際にどのアクションが良かったのかを褒めてもらえるともっとうれしいし、さらに成長しようと思うことができます。

本日の概要はこちらです👇

・GKコーチは具体的に褒めよう

・GKコーチだからわかる何でもないプレーも実は良いプレー

・具体的に褒めた後は新しい課題の提示も忘れない

では深掘りしていきます。

GKコーチは具体的に褒めよう

この記事の肝となる部分ですが、ゴールキーパーコーチは、選手のプレーを具体的に褒めるべきです。

例えばシュートに対して、ダイビングをし、シュートセーブをしたとします。

その時にフィールドの監督やコーチは「ナイスキーパー!」と言う言葉を使う可能性があります。

もちろん、この言葉を言われたゴールキーパーはとてもうれしいです。

しかしGKコーチの役割は「プレーを分析して何が良かったのか」を伝える必要があります。

なのでシュートを止めた時に、

・開始姿勢が良かったのか

・ボールに対するプレー方向が良かったのか

・ボールを最後まで見続けてプレーできたのが良かったのか

瞬時に分析して言葉にして伝える必要があります。

そして、育成年代の場合はその週のトレーニングテーマがあると思います。

そのトレーニングの成果が出ているのであれば、そこを褒めてあげるのはとても良いことです。

例えば、その週に開始姿勢をテーマにトレーニングをしていたのであれば、「シュートを打たれる前の姿勢がとてもよかったね」などと具体的に褒めてあげることがとても大切です。

もっと具体的に言えば、「シュートを打たれる前の手の位置がとてもよかったね!」と褒めてあげることが良いでしょう。

仮に、フィールドのコーチが「ナイスキーパー!」といってもゴールキーパーコーチから見て、

・開始姿勢も良くなく

・手の出し方やプレー方向も良くない

場合は、褒めるべきではないと思います。

たとえ、シュートを止めたとしてもです。

だからといって、「シュートを止めたけど全然よくなかったよ」ということを言う必要はありません。

人間は失敗をした時ではないと、人の意見を聞き入れない可能性があるからです。

なので、たとえフィールドのコーチが「ナイスキーパー!」と言ったとしてもゴールキーパーコーチは何も言わない方がいいかもしれません。

✅努力もほめてみよう!

また具体的に褒めると同時に、努力したことを褒めるべきでしょう。

『「学力」の経済学』の中にある、ミューラー教授ら(1)の実験によって、

子どものもともとの能力(=頭のよさ)をほめると、子どもたちは意欲を失い、成績が低下する

引用:「学力」の経済学 p49

ということがわかりました。

主な実験の流れです👇

  • 子どもたち(10歳~12歳)を二つのグループに分ける
  • 簡単なIQテストを受ける(1回目)
  • 答案を返し、1つのグループは能力をほめる、もう一つのグループは努力をほめる
  • 難しいIQテストを受ける(2回目)
  • その後、1回目と同じレベルの簡単なIQテストを受ける(3回目)
  • 能力をほめられたグループは成績を落とした
  • 努力をほめられたグループは成績を伸ばした

つまり、子どもたちはほめられ方の違いで3回目のIQテストに取り組む姿勢が変わったのです。

上記のように、具体的に褒めると同時に努力したことを褒めると、選手の成長に大きくつながります。

参考図書

「学力」の経済学

下記のブログで詳しく書いて入りますので気になる方はご覧ください。

GKへの「ほめ方」の違いで練習に対するモチベーションが変化する~ほめる時に気をつけること~

なので、GKコーチは試合でよいパフォーマンスをした選手に対して、

「トレーニングの成果が出たね!」と伝えてあげることが大切です。

そうすれば、選手のモチベーションを維持したまま、次のトレーニングに臨むことができるからです。

GKコーチだからわかる何でもないプレーも、実は良いプレー

ダイビングや1対1をセーブすることはわかりやすい良いプレーです。

なのでフィールドのコーチや観客もそのプレーに対して賞賛します。

しかしゴールキーパーのプレーでとても大切なのは「安全確実にボールをキャッチすること」です。

なので何でもないシュートをしっかりとキャッチすることができたときに、

フィールドのコーチは何も言わないと思いますが、ゴールキーパーコーチはしっかりと褒めてあげるべきだと思います。

「あの時間のあのキャッチはとてもよかったね。あのプレーでチームが落ち着いたね。」と言うように具体的に褒めてあげることが大切です。

そして、先ほどと同様に具体的に褒めてあげることが大切です。

「ボールが来ない時に良い準備ができていたので、慌てずにキャッチできたね。」

「手の出し方もとてもよかったよ」のように具体的なおかつ、何でもないと思うようなプレーもゴールキーパーコーチがちゃんと見てるよ!と言う事を伝えてあげることがとても大切です。

ゴールキーパーはなかなかフィールドプレイヤーには理解してもらえないポジションだと思います。

そもそもサッカーにおいて手を使うと言う事はとても特別なことだからです。

なので手を使わないポジションの選手から理解を得をするのはとても難しいです。

そのためGKコーチはゴールキーパーの気持ちをしっかりと理解してそれらを言葉で伝えることがとても大切です。

具体的に褒めた後は新しい課題の提示も忘れない

そして具体的に褒めて終わらせてはいけません。ゴールキーパーは成長しなければいけないので新しい課題を提示することがとても大切です。

また最初のアクションでは良かったものの、2個目、3個目のアクションでエラーがあった場合は改善策を伝える必要があります。

シュートストップの例を挙げてみると、開始姿勢、手の出し方は良かったものの、最後までボールを見ることができなかったとします。

その結果、セカンドボールへの対応が遅れて失点・・・

その場合は、

「基本姿勢と手の出し方はとてもよかったね、。今週行った練習の成果が出てるよ。だけど、最後まで後ボールを見ることができていなかったから、今後の練習ではボールを見続ける事を意識して練習しようね。ただ練習の成果が出ていたのでとてもよかったよ。」と言うように褒めてあげることが大切です。

今の褒め方は僕の中でサンドイッチ方と呼んでいます。

・褒める

・改善点を提示する

・褒める
と言う順番で選手に伝えてあげるように意識しています。

サッカーの指導と言うよりかはコーチングの方法としてよく用いられる方法なので、参考図書がありますのでご覧ください。

参考図書

新 コーチングが人を活かす

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、【プレーを具体的に褒めよう!~ゴールキーパーコーチとして成長するために~】

というテーマでブログを書いていきました。

ゴールキーパーコーチはゴールキーパーの気持ちを1番理解できるポジションです。そのため褒め方もよりゴールキーパーの気持ちを理解した上で具体的になおかつ努力を褒める必要があります。

そうすることで選手たちのモチベーションが上がり、より早く成長することができます。

僕自身もまだまだできていないことがありますが、今後の指導に生かしていきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。

-キーパーコーチ, サッカーコーチ

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