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指導者の力量が試される?W-upで練習の質が決まる!GKのW-up 15選(ボールフィーリング、コーディネーション等)

投稿日:2019年8月27日 更新日:

指導者はどれだけW-upのストックを持っているかが重要です。

W-upからメインのトレーニングへスムーズに入ることができたら、その日のトレーニングは充実するでしょう。

こんにちは、Atsuyaです。

本日は、『指導者の力量が試される?W-upで練習の質が決まる!GKのW-up 15選(ボールフィーリング、コーディネーション等)』というテーマでブログを書いていきます!

ブログを書くというか、W-upの動画とその解説がメインになりますが…(笑)

やはり、トレーニングの解説動画を載せたブログが一番読まれているということでW-upも書いてみました。

ちなみに、現在一番読まれているブログです👇

では15のW-upを解説していきたいと思います。


テニスボールを使ったボールフィーリング

テニスボールを3つ使用します。そして一人がテニスボールを両手に一つずつ持ちます。もう一人の選手がテニスボールをどちらかの手に持ちます。

テニスボールを1つ持っている人が2つ持っている人のどちらかの手にボールを投げます。ボールを投げられた人は、投げられた方と反対側の手にあるボールを相手に返します。そして持っているボールを空いた手に移動させ、移動させた手でボールをキャッチします。

なかなか難しいです。(笑)

最初はできないと思うので方向を決めてもいいかもしれませんね。


テニスボールを使ったボールフィーリング その2

上記のやり方と変わりません。しかし、テニスボール2つとサッカーボール1つで行います。テニスボールだけでやるとボールをキャッチすることに集中しなくてもボールを掴むことができます。

しかし、サッカーボールは意識しないとキャッチできません。

テニスボール、サッカーボール以外にもラグビーボールやバスケットボールを使えば面白くなるかもしれませんね。


前転ボールキャッチ

今の子どもたちは前転する機会が減ってきたと思います。

小学生の年代を教える時はGKの技術よりも全身を使ったコーディネーションを取り入れてあげたほうがいいですね。

他の競技でも充分に活かせるからです。

このW-upのポイントはボールを少し前へ投げることです。その理由は前転したら前に進むからです。


後転ボールキャッチ

前転ときたら、次は後転ですね。

皆さん、まず後転することができますか?

後転は姿勢を崩さずに回り、最後腕の力を使うのでGKにとっては非常に大事なコーディネーションです。まずは後転をできるようになりましょう。

それができたら後転ボールキャッチに挑戦してみましょう。

僕もギリギリ1回できました。(笑)


股下ボールキャッチ

足を肩幅よりやや広めに開きます。そして足と足の間からボールを投げて、そのボールをキャッチします。できるだけその場から動かないことを意識しましょう。

ポイントは足と足の間からボールを出して投げる時に、を上手に使いましょう。最後、指先で上にボールを投げると上手くいくと思います。


頭上ボールキャッチ

両手でボールを持ち、頭の上からボールをバウンドさせて、股下から出てきたボールをキャッチします。

ポイントは身体をめいいっぱいそらせて、最後に指先でボールをコントロールすることです。


腹筋運動

ここからは少しだけ筋トレっぽいメニューになります。(笑)

GKに関わらずスポーツ選手にとって腹筋は大事です。

GKでは起き上がりの時に腹筋を使います。したがって、ある程度筋力がないと上手く起き上がることができません。

さらにこのメニューではもう一つポイントがあります。

以下のツイートをご覧ください👇

ダイビングした後、ボールを目で追うことが大事。
簡単そうで意外とできない技術。
目でボールを追うには身体を伸ばし切らなければなりません。

GKはダイビングをした後に、ボールを目で追いかけなければなりません。そうしないとセカンドアクションを起こせないからです。

この腹筋のW-upでも最後までボールを見ることを意識して行ってください。


腹筋運動(横)

次は腹斜筋を鍛えながらボールフィーリングを行います。

先ほどのツイートの通りダイビングでは最後までボールを目で追いかけて、指先でコントロールすることが大事です。しかし、そのためには身体を伸ばし切るダイビングが必要です。

  • 身体を伸ばし切る
  • ボールを手首、指でコントロールする
  • 最後までボールを目で追いかけること

上記の3つを意識して行いましょう!


腹筋運動(横) その2

試合中、上手(かみて)を使ったセービングをすることはほとんどないです。

しかし、いざっ!というときに神様コースのシュートを止めることができたらその試合のヒーローになれます。

意識することは上の3つと変わりません。

  • 身体を伸ばし切る
  • ボールを手首、指でコントロールする
  • 最後までボールを目で追いかけること

テニスボールを用いて上手を使ったダイビングW-up

先ほどの腹筋運動のW-upよりも実践的なダイビングの姿勢で行います。

  • 身体を伸ばし切る
  • ボールを手首、指でコントロールする
  • 最後までボールを目で追いかけること

ここのW-upでも上の3つを意識します。

さらに片手と足で身体を支えるので体幹が重要です。


テニスボールを使ったストレッチ

ブロッキングの練習を行うときにW-upとして行ってみてください。

相手のシュートを止める時、身体をめいいっぱい広げて面を作り場面があります。

以下の動画の4分20秒あたりからご覧ください👇

中村航輔選手の身体の使い方はかなり参考になります。

しかし、柔軟性が高くないとできないです。日々のトレーニングで柔軟性を高めていきましょう。

このストレッチではつま先よりも上でボールを触れるようにしましょう。


テニスボールを使ったストレッチ その2

試合中、ゆっくり足を広げる場面はありませんよね。瞬間的に足を広げ、お尻を真下に下ろすことを意識しましょう。

さらにテニスボールをしっかり掴むことを意識しましょう。試合では身体を開くだけではなく、ボールを見なければなりません。

試合中の場面を想像しながら行いましょう。


テニスボールでパンチングリフティング

普段サッカーボールでパンチングしますよね。たまにはテニスボールを使ってパンチングの練習をしてください。

サッカーボールの時よりも、拳で面を作って当てる意識が必要です。さらにボールにミートさせるだけで上手く飛ぶのでパンチングのトレーニングのW-upとしては最適です。

以下のブログでパンチングについて解説しているのでご覧ください👇


落下地点を正しく予測するW-up

GKにとって、落下地点を正しく予測することは非常に重要です。落下地点を読んで、コーンでキャッチします。両手、右手、左手と色々な手を使ってやってみると良いでしょう。ボールをキャッチするときに腕を伸ばすと難易度も上がるので是非やってみてください!

また普段サッカーボールしか投げていないため、テニスボールを投げる動作がぎこちない選手がいると思います。たまにはテニスボールを全力で投げてみましょう。


落下地点を正しく予測するW-up その2

先ほどとやり方は同じです。しかしボールをキャッチする時に両膝立ちになります。そのため、先ほどのトレーニングより、早く落下地点を読み移動しなければなりません。

GKにとってハイボールは難しい対応のうちの一つです。遊びを通して、ハイボールが得意なGKを育てていきましょう。

以下のブログでクロスボールの処理について解説しているのでご覧ください👇

クロスボールを制覇する8つの要素 @獨協大学 GKトレーニングより

まとめ

今回のブログでは様々な要素を取り入れたW-upを紹介していきました。ボールフィーリング系、コーディネーション系、筋力UP系、ストレッチング系などありましたが、W-upで大事なのはメインのトレーニングと関連性を持たせることです。W-upが上手くいけば、メインのトレーニングにスムーズに入れます。

そのため、指導者にはW-upのストックが必要です。

今日のブログを読んでいただいて、何か参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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