初心者ゴールキーパーが大切にすること
それは『GKの技術』ではなく『GKに対する考え方』を学ぶべきだ。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は、ゴールキーパー初心者は「技術」より「GKに対する考え方」を学ぶべき
というテーマでブログを書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました👇
GK初心者を指導する時に心がけること
「技術」と同様に「GKに対する考え方」を育成する
・ボールを奪う
⇒受動的から能動的なアクションへ
・チームで一番うまいやつがGK
⇒今後GKが戦術の『軸』になる
・チャレンジし続ける
⇒失敗した数だけ経験値としてたまっていく— Atsuya (@Atsuya_gk) August 16, 2021
GK初心者を指導する時に心がけること
「技術」と同様に「GKに対する考え方」を育成する
・ボールを奪う ⇒受動的から能動的なアクションへ
・チームで一番うまいやつがGK ⇒今後GKが戦術の『軸』になる
・チャレンジし続ける ⇒失敗した数だけ経験値としてたまっていく
現代ではゴールキーパーが戦術の中心になっているチームが多く、ゴールキーパーの人気も高まっています。
そのためゴールキーパーの技術、戦術に関する資料は世の中にたくさんあります。
しかし、ゴールキーパーというポジションを行う上で、『GKに対する考え方(マインドセット)』を学ばなければいけません。
本日はこのツイートに関して記事を深堀して書いていこうと思います。
ゴールキーパー初心者が意識すること:『ボールを奪う』
ゴールキーパーをやる上で大切な考え方があります。
それは「シュートを止める」という考え方ではなく「ボールを奪う」という考え方です。
ボールを奪う意識があるとより力強くボールにアプローチすることができます。
力強くボールにアプローチすることができたら、強くて速いシュートに対しても負けるとはありません。
【GKトレーニング:ボールを奪う】
GKは「ゴールを守る」のではなく「ボールを奪う」ことが大切です。
顔からボールへアプローチするのではなく、体を伸ばしてキャッチしにいくという意識が必要です。
ボールを奪う意識を持つことで、強くアプローチすることができます。
pic.twitter.com/mgxXQDK1Ll— Atsuya (@Atsuya_gk) April 30, 2021
【GKトレーニング:ボールを奪う】
GKは「ゴールを守る」のではなく「ボールを奪う」ことが大切です。
顔からボールへアプローチするのではなく、体を伸ばしてキャッチしにいくという意識が必要です。
ボールを奪う意識を持つことで、強くアプローチすることができます。
ボールを奪うということは、フロントダイブでボールを奪いに行く具体的なプレーを指すわけではありません。
しかし、ボールを奪いに行く意識がGKに根付いていけば上記のツイートの動画のように相手の足元にあるボールに対してボールを奪いに行くことができます。
✅GKコーチからの質問!!!「ボールを奪うって具体的にどういうことですか?」
上記のような質問もくるので、端的に答えると、
「ボールにアプローチする際に、『一点』に集中して力を伝えること」です。
実際に指導するときは、その選手の経験や感覚を伴いながら声かけするので一概に「このトレーニング をすればできるようになる」とは言えません。
「点」を見極めそれに対してパワーを伝えることができれば力強くプレーすることができます。
しかし、ゴールキーパー初心者に細かいことを伝えても理解し実践することは難しいと思います。
なので「ボールを奪う」という表現が適切だと思います。
またGKコーチがゴールキーパーに「ボールを奪う」意識を持たせるためには声かけ、言葉選びも重要です。
例えば、
・キャッチングの練習の時に「ボールを掴みにいこう!」
・ローリングダウンでは「斜め前」ではなく「前でボールを触ろう!」
・クロスボールの処理では「最高到達点」ではなく「相手より先に触ろう!」
など新しいトレーニングメニューを考える必要はありません。
しかし使っている言葉を変えることができたらゴールキーパーの考え方が変わるかもしれません。
考え方が変われば行動も変わります。
行動が変われば自ずと結果も変わります。
ゴールキーパー初心者が意識すること:『チームで一番上手いのがGK』
近年では、GKが『戦術の一部』ではなく、『戦術の軸』になるチームが多いです。
基本的に戦術の軸になる選手はチームの中で一番うまい選手です。
現代サッカーではボールポゼッションからのゴールだけでなく、相手にボールを持たせてショートカウンターを狙って得点するサッカーもあります。
ここでは複雑なことは書きませんが、相手のボールを奪う際にラインを出来るだけ高く設定し、
ほぼパスコースを切りながらマンツーマンでボールを奪う戦術があります。
しかし、それを打開するために技術が高く、戦術理解度が高いゴールキーパーが必要です。
以下のツイートの動画をご覧ください👇
【エデルソン選手:ロングフィード】
近年、相手にボールを持たせて主導権を握りゴールを奪うサッカーのほうが勝つ確率が高いと言われている。
ボールを保持することは危険なのか?
いや、厳しいプレッシャーの中でもGKが裏のスペースを認知し、そこに配球することができれば
pic.twitter.com/WBTBFhcHzX— Atsuya (@Atsuya_gk) February 14, 2021
【エデルソン選手:ロングフィード】
近年、相手にボールを持たせて主導権を握りゴールを奪うサッカーのほうが勝つ確率が高いと言われている。ボールを保持することは危険なのか?いや、厳しいプレッシャーの中でもGKが裏のスペースを認知し、そこに配球することができればボールを保持するチームでも勝つ確率を上げることができる
✅サッカーが下手だという理由でゴールキーパーをやるな!!!
したがって、初心者がゴールキーパーを行う上で、
「僕は他の人より足元のテクニックがないからGKやろう・・・」
「他の人より足が遅いからGKやろう・・・」
なんて、絶対思ってはいけません。
絶対に。
「お前下手なんだからゴールキーパーやれ!」これは禁止Wordです。
ゴールキーパー初心者が意識すること:『チャレンジし続けること』
ゴールキーパーは積極的にチャレンジすることが大切です。
例えば、クロスボールに対して前に出たり、裏のボールをより高い位置までカバーしたり、
ロングキックで相手の裏のスペースを狙ったりと・・・
ゴールキーパーはチャレンジした数だけ『経験値』が上がっていきます。
また、公式戦だとより良い経験値になるでしょう。
以下のツイートをご覧ください👇
ゴールキーパーにとって大切なのは「試合経験」
もちろん、日々のチームトレーニング、個人トレーニング、筋トレも重要だが、、、
どれだけ「公式戦」をしてきたのか
中学1年生だから、高校1年生だからという理由で試合数が圧倒的に少ないのは良くない。
— Atsuya (@Atsuya_gk) July 2, 2021
ゴールキーパーにとって大切なのは「試合経験」
もちろん、日々のチームトレーニング、個人トレーニング、筋トレも重要だが、、、
どれだけ「公式戦」をしてきたのか 中学1年生だから、高校1年生だからという理由で試合数が圧倒的に少ないのは良くない。
ゴールキーパーのトレーニングでは試合中より遥かに多くのボールをキャッチしたり、クロスボールを処理したり、ナイスセーブをする機会があります。
しかし、いくら練習でできたからと言って試合でできるわけではありません。
実践を想定した練習10回以上したところで、試合中の1回のセーブの方がゴールキーパーを成長させてくれます。
それが公式戦であるのであればなお良いでしょう。
また公式戦でチャレンジし、成功することができればゴールキーパーにとって大きな自信につながります。
試合中に自分の判断で決断し、実行したプレーが成功するとトレーニングでは得ることのできない大きな自信を持つことができます。
その結果、モチベーション高くトレーニングに臨むことができ、より成長できるでしょう。
失敗しても、「この場面ではこの準備をしておかないとな~」というメモリーが増えます。
メモリーが増えることで、ゴールキーパーとしての経験値が高くなっていき、ゴールキーパーとして安定感が生まれます。
ゴールキーパーで大切なことは失敗しないことではなく、失敗を繰り返さないことです。
最後、僕の好きな言葉でこのブログを終えましょう。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソン
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日のブログでは、ゴールキーパー初心者は「技術」より「GKに対する考え方」を学ぶべき
というテーマでブログを書いていきました。
ゴールキーパー初心者にとってGKの技術(キャッチングやポジショニング)を学ぶことは大切です。
しかし、ゴールキーパー初心者にとって最初に学ぶべきことは「GKに対する考え方」です。
ゴールキーパーは下手なやつ、運動能力が低いやつがやるのではなくチームで一番上手い選手がゴールキーパーを務めましょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
こちらの記事は、筆者の個人的な意見であり、真偽を明確にするものではありません。