『攻撃とは最大の防御である』
英語では『Offense is the best Defense』である。

これは世界的な名言のうちの一つである。
こんにちは、Atsuyaです。
本日は「あなたのGKスタイルに『攻撃のスパイス』を一つ加えてみませんか?」というテーマでブログを書いていきたいと思います。
以下の3つの観点から解説しています👇
- GKは攻撃の起点
- アクションを起こしてボールを奪いに行け!
- ゴールキーパーはチームの一員
これらのことを深堀していきたいと思います。
☑GKは攻撃の起点
6月に以下のようなツイートをしました。
この動画だけではわからないけど
パントキックが上手いGKはたくさんいるけど、リリースポイントを少し低くして、足の甲を当てる角度を少し変えるのは本当に難しい。そして少しアウト回転をかける。
バックスピンで蹴るGKは沢山いるけど、このキックを蹴れるのは本当にすごい
皆さんもご存じの通り、現代ではフィードの上手いキーパーがたくさんいます。
☝で取り上げた、アリソン・ベッカー選手(リバプール所属)をはじめ、エデルソン・モラレス選手( マンチェスター・シティFC所属 )や クラウディオ・ブラーボ 選手( マンチェスター・シティFC所属 )、僕が高校生の時に好きだった ロベルト・カルロス・アボンダンシェリ選手(元アルゼンチン代表) など、世界にはフィードが上手く、そしえ攻撃的なGKはたくさんいます。
僕が高校生の時に見ていた、 アボンダンシェリ選手の動画だけ載せておきますね。(笑)
プロになるためには、攻撃の起点になることが求められますね。
逆に言えば、攻撃の起点になることができないキーパーはプロになることは難しいですね。
さらに、他の競技のGKでも同じことが言えます。
増島みどり氏 の『 ゴールキーパー論 (講談社現代新書) 』 によると、水球のGKにも攻撃的であることが求められています。
水球のGKは、「ピンポイントパス」を出すことが求められます。
このピンポイントパスはGKのプレーの大部分を占めています。
また、水球にはサッカーのルールのようなオフサイドがないため、サッカーより攻守の切り替えが求められます。
オフサイドのルールは水球にもあります。
サッカーのGKに関わらず、GKが存在するすべての競技でも、「攻撃の起点」になることはプロになるための必須スキルですね。
👇下に水球のGKの動画載せておきますね👇
57秒あたりに、GKがスローイングをするシーンがあるので是非見てください!
☑アクションを起こしてボールを奪いに行け!
GKはよく、リアクションのポジションだと言われています。
確かに、打たれたシュートに対して反応することやDFに合わせた動きをしなければならない時があります。
そのため、GKはリアクションのポジションだと言われるが、GKは常にアタックする意識、つまりボールを奪いに行く意識が必要です。
そして常にアグレッシブなプレーをしなければならないと私は思います。
GKの守り方で「面でゴールを守る」、「点でボールを奪う」やり方があります。
僕は後者の方法を好みますね。
これは国の違いもあるし、GKコーチによっても守り方は異なります。
どちらの守り方にもメリット、デメリットはあるので一概にどちらが良いとは言えないですが・・・
とりあえず、僕は「点でボールを奪う」やり方が好きです。
ボールを待つのではなく、常に自らボールを奪いに行く、ボールを触りに行くことが重要です。
アクションを起こして、ボールを奪いに行くことでより攻撃的なGKになれるかもしれません。
以下の動画をご覧ください👇
こちらの動画はフロントダイブの動画です。
フロントダイブの動画なので、わかりやすくボールを奪いに行く意識が見えると思います。
しかし、ここにGKに基本が詰まっています。
たとえ、クロスボールの処理にしてもダイビングにしても、「ボールを奪いに行く」意識は変わりません。
この考え方が頭の中にあると、クロスボールの処理が簡単になると思います。
クロスボールの処理では、「最高到達点」でボールを取ることを意識しているGKが多いです。
しかし「相手より先に触ること」を意識する、すなわちボールを奪う意識が大切です。
以下のブログで解説しています👇
クロスボールを制覇する8つの要素 @獨協大学 GKトレーニングより
☑ ゴールキーパーはチームの一員
なぜこれを最後のテーマにしたかというと、今まで攻撃的なGKについて書いてきましたが、GKは物理的に攻撃に参加することが難しいからです。
そのため、GKは「孤独」を感じてしまうことが多々あります。
それを軽減するために、僕が常に心の中で問いかける言葉があります。
『GKはチームの一員として、攻めるためにボールを奪い、失点しないためにボールを保持し続ける努力をする。』
さらに先日以下のようなツイートをしました。👇
GKは特別なポジションと言われるけど、サッカーの中の11分の1ということは変わらない。
チームによってGKに求められる能力も異なる。
例えばビルドアップ能力だったり、積極的な裏のボールの処理など。
まずはそのチームでのGKの『役割』というものをはっきりさせることが大事なのだと思った。
GKに明確な役割を与えることで、孤独を感じずに、試合や練習でよりアグレッシブにプレーできると思います。
攻撃的なGKを育てるためには、チームでのGKの役割が明確であることが大切です。
まとめ
以前『 GKがポゼッションに参加する理由!最大の理由はゴールを守るため 』というブログを書いたことがあります。
☝のブログでは、「ポゼッションする理由は失点しないこと」というテーマでブログを書いています。
GKとしては、少し消極的なブログになっているかもしれません。
今回のブログでは上記のブログと少し矛盾する内容になったかもしれないです。
GKのサッカーにおける役割とは、「攻撃するためにボールを奪い」、「失点しないためにボールを保持するために努力をすこと」です。
この理想を追い求めて、どれだけ日々のトレーニングを精励できるかが大切ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。